親知らず(智歯)

親知らずの抜歯

・親知らずがズキズキと痛くて夜も眠れない。
・歯ぐきにあたって口内炎ができて痛い。
・親知らずが炎症をおこして腫れている。

このように、親知らずのトラブルでお困りではありませんか。親知らずが生えてきても、全く問題のない人もいますが、腫れや痛みに悩まされる人も少なくありません。トラブルがあるのにそのままにしておくと、隣の歯をムシ歯にしたり、歯並びを悪くする恐れもあります。一般的には大学病院などで抜歯をしますが、当院でも親知らずの抜歯ができます。

難しいケースは岡山大学口腔外科のベテランの先生をご紹介しています。技術も高く長年に渡ってお願いしていますので信頼関係も十分です。ただし、教育者であり指導者でもありますので、ご予約を取りにくいことがあります。なるべく腫れや痛みの少ない抜歯を心がけていますので、親知らずでお悩みの方は、なるべく早めにご相談ください。

親知らずとは親知らずとは
親知らずは智歯(ちし)とも呼ばれ、前歯から8番目にあたる一番奥の歯です。一般的には10代後半から20代頃に生えてきます。上下左右に1本ずつありますが、正常に生えてくるのはまれで、横向きに生えてきたり、半分だけしか生えてこなかったり、人によっては生えてこないケースも珍しくありません。

歯ブラシが当たりにくく、汚れがたまりやすいので、ムシ歯や歯周病になりやすい歯です。親知らずそのものも、腫れや痛み、口内炎を起こしたり、他の歯にも悪い影響を与える場合がありますので、なるべく早めの抜歯をおすすめしています。

腫れや痛みの少ない親知らずの抜歯

親知らずの抜歯親知らずの抜歯は時間がかかり、強い痛みや腫れがあると、不安に思う方もいらっしゃいますが、当院で抜歯をした患者さんの多くは、抜歯をしてよかったとおっしゃっています。

当院では、2005年から2010年にかけて、親知らずの抜歯をした方を対象にアンケートを実施しました。それを見ると、上顎の親知らず132本を抜歯したうち、73%が3分以内で終わり、77%の方が抜歯時の痛みや腫れがほとんどないと回答しています。

下顎の抜歯は上顎に比べると難しくなるので時間が少しかかりますが、3分以内で終わった方は42%で、抜歯時の痛みや腫れがほとんどない方は74%、44%の方が抜歯後の腫れがほとんどなかったと答えています。

このデータからも、当院の親知らずの抜歯がいかに安全であるかがお分かりいただけると思います。

智歯(親知らず)抜歯のアンケート結果のグラフ

腫れや痛みを少なくするために
親知らずの抜歯は他の歯の抜歯に比べると、患者さんの心身にストレスを与えます。抜歯をする日を決める時は、仕事などが忙しくない時期で、体調の良い時を選ぶといいでしょう。前日は早めに就寝して充分な睡眠を取るようにしてください。当日は食事をしっかり取りましょう。抜歯後は激しい運動や入浴は避けて、なるべくリラックスした状態でお過しください。また、体調が悪い時は無理をせずに、相談していただければ延期することも可能です。

親知らずの治療

親知らずの治療しっかり咬み合っており、十分に管理できる場合は残した方が良いですが、咬み合わせには注意が必要です。親知らずの治療を大きく分けると、抜歯する場合と抜かずに管理するケースがあります。抜歯をする場合は、腫れや痛み、他の歯への影響などを根本的に解決することができます。一方、抜かずに管理する場合は、汚れがたまりやすくなるので、定期メインテナンスを受けながらしっかり管理していくことが必要です。

いずれを選択するかは、親知らずや口腔内全体の状態、患者さんのご意向を考慮した上で判断しますが、当院では基本的には抜歯をおすすめしています。抜歯時の腫れや痛みの心配もありますが、残しておくことで生じるデメリットも少なくありません。これからの長い人生を考えると、管理し続けていくことは大変です。急ぐ必要はありませんが、いつかは抜歯することをおすすめいたします。

親知らずを残しておくことのデメリット
●隣の歯をムシ歯にさせる親知らずの治療
親知らずは隣の歯と密着しているので、ムシ歯になると隣の歯までムシ歯にさせてしまいます。

●腫れや痛みの原因になる親知らずの治療
完全に生えてこない場合は、歯肉に炎症を起こして、腫れや痛みを引き起こします。さらに、その状態が長期間続くと、隣の歯を支えている骨まで溶かしてしまいます。

●歯並びを悪くする親知らずの治療
親知らずが納まるスペースがないと、隣の歯を押して生えてくるので全体の歯並びを悪くしたり、隣の歯の根まで溶かしてしまうことがあります。

●咬み合わせを悪くする親知らずの治療
咬み合う相手の歯がない場合、親知らずだけが伸びてきて、顎の運動を妨げたり、咬み合わせ全体に悪い影響を与えます。

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