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2018年1月23日

入れ歯でも咬める  その7

義歯の定期健診 その1
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義歯は長く使えるものですが、、、
義歯も歯と同様に毎日使えば咬み合わせはすり減ります。
咬み癖によって一部の歯が早く磨り減る場合や一部に歯が残っている場合には歯より義歯の歯の方が磨り減りやすいため咬み合わせのバランスが悪くなります。このように義歯も咬み合わせは変化することを前提に調整を行なう必要があります。

また、咬み合せの変化によって、義歯の安定が悪くなり義歯の痛みが起こることもあります。義歯は歯ぐきで支えられているため歯より動くので、咬むごとに少し動いているのです。そのため、咬み合わせが悪くなると義歯の動きが大きくなることで義歯の安定が悪くなります。このことは残っている歯を大きく揺らすことになり歯の寿命を短くします。
このように安定した義歯で長く使うためには定期的な咬み合わせの確認と調整なのです。

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2018年1月17日

知覚過敏  その2

知覚過敏の原因①
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咬み合わせ、歯ぎしり、食い縛り
食いしばりや歯ぎしりによって、一部の歯に無理な力が加わるとエナメル質が欠けることや、歯ぐきが下がることがあります(※1)このことで、歯の根の部分が露出し、外部からの刺激が神経に伝わりやすくなるため知覚過敏になる場合があります。また、歯への無理な力は外傷のような状態になるため歯髄が炎症を起し、歯髄が敏感(知覚過敏)になることでしみや痛みを感じることもあります。(※2)特に歯並びや咬み合わせが悪い場合は注意が必要です。

(※1)砂山に杭を立て横向きに力を加えると杭の周囲の砂は崩れて下がります。同様に歯に無理な力が加わると支えている骨が下がります。
(※2)打撲を受けた部分は炎症によって腫れて少し触っただけでも痛みを感じます。歯も同様に無理な力が加わると歯の中の神経が炎症を起こして過敏になります。

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2018年1月12日

咬み合せの歴史  その6

少し専門的な解説です。
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      足踏みエンジン                電動エンジン

総義歯から有歯学へ 
歯を全て失った場合に作成するのが総義歯です。1900年初頭に開発された器具や理論がいまだに使われていることから総義歯の咬み合せの理論の概要はその時代に確立されたと考えられます。
有歯学(歯がある場合)の咬合理論は1920年頃から研究が始まります。ここで疑問なのが総義歯の研究は100年以上も続けられてきたのに、歯のある咬み合せの理論がそれまで研究されなかったのでしょうか?

1800年代半ばから1900年にかけての産業革命によって工業化が進み全ての産業に大きな変化がありました。歯科界においても同様で足踏みエンジン(写真左)から電動エンジン(写真右)に変わりました。このことは歯を削る能力と効率が格段に改善されることとなり、多くの歯を効率よく削ることが可能になり、口全体の治療が行われるようになりました。その結果、口全体を治療するための有歯学の咬み合せの理論が研究されるようになったと考えられます。

そして、1926年2つの有歯学の咬合理論が産声を上げます。
アメリカの西海岸ではMccollmが16人友人を集めてカリフォルニア・ナソロジカル・ソサエティという小さなスタディーグループを設立します。アメリカの東海岸ではSchuylerがニューヨーク・デンタルジャーナルに論文を発表します。この2つの小さな始まりが世界の咬合理論の発展に大きく寄与することになります。

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2018年1月 9日

神戸臨床歯科研究会

新年恒例の講演会
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新年恒例の講演会に参加してきました。毎年20年位は行なっている歯科の専門分野ではない講演会です。税理士、経営コンサルタント先生から国内から世界の政治経済の動向から今後の展望に加えてビットコイン、ノーベル経済学受賞者の理論、AIなどトピックスに関して様々な業界も含めて様々な観点から解説していただきます。また、少ない人数で開催しているので興味を持った点を質問して深堀していただきます。
講師は長年お世話になっているので、過去の講演の予測間違いやなぜ間違ったのかなども聞くことができます。日々の生活の中では新聞、雑誌、ネットからの情報だけでは理解できないことも多いので勉強になる恒例行事になっています。

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2018年1月 5日

歯周病とは  その15

歯周病治療のすすめ方 vol.5
咬み合わせの調整
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健康な歯は、歯の根の部分を歯槽骨(歯を支える骨)で支えられているので強い力で咬んで耐えられます。ところが、歯周病は歯の根を支える歯槽骨を失う病気なので咬む力への抵抗力が弱くなります。そのため、歯周病の歯を長く使うためには個々の歯に応じた咬み合わせの調整が必要になります。また、靴の底がすり減るように毎日使う歯はすり減り、咬み合わせが変化するため個々の歯の状態に応じた調整が必要です。
つまり、歯周病の歯を長く使うためには咬み合わせの確認と調整を定期的に行うことが必要なのです。


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2018年1月 3日

治療後のアンケート

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2017年12月27日

咬み合せの歴史  その5

少し専門的な解説です
adapta.jpg Adaptable Articulator
咬み合せの理論は総義歯から その④
下顎の運動を3次元で記録する装置の開発によって、一人ひとりの下顎の動きを計測することが可能になりました。
1912年 その記録を再現するためにAdaptable Articulator(咬合器)が開発されました。この機器は顆頭部(顎の関節部分)と前方に調整機能が付いており、現在使用されている咬合器の形態とほぼ同じです。つまり、現在の咬合器の原型をGysiが開発したことになります。

当時の理論は、全ての歯を失った人に唯一残されているのが顎の関節の動きです。そのため、その動に適応した咬み合せの義歯を作成することが理想と考えられていました。また、下顎を動かした(左右と前方)時に全ての歯が咬み合う(専門用語でフルバランスと言います)状態が理想とされていました。
そのような義歯を作成するためには、下顎の動きを正確に記録するための装置と、その動きを再現するためにこの咬合器(Adaptable Articulator)が開発されたのです。
平均値.jpg Simplex Articulator
しかしながらこの咬合器は市場の競争の中ではまったく売れなかったたようです。そこで、
1914年、集められた下顎の動きのデータを基に調整機能の無い平均的な数値で作成されたのがSimplex Articulator(平均値咬合器)です。80%の総義歯の患者に適応させるために、下顎を動かした時に平均的な動き方に設定してあるので、この咬合器を使えば多くの人の総義歯を容易に作成でるのです。
この咬合器は私が学生の時の総義歯の作成時に使いましたし、現在でも学生実習では使われているようです。つまり、100年以上も前に総義歯の基本的な考え方が確立したとも考えられます。

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2017年12月26日

第3回日本アライナー医療研究会

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先週末は第3回目の日本アライナー医療研究会に参加してきました。
国内の歯科大学の中でアライナー(マウスピース)矯正を扱い、学術的な研究をされているのは昭和歯科大学だけです。その昭和歯科大学の槙教授が中心となって開催されている研究会で全国から約100名の歯科医が集まって開催されています。縁あって初回から参加しているのですがいつも勉強になります。

会の冒頭に槙教授から、このところアライナー矯正のトラブルが急増して厚労省でも問題にもなっていること、使い方を間違わなければ従来の矯正治療より良い点が多いことを踏まえて、より良い治療法として普及させることが大切だと挨拶されました。また、数社の歯科専門誌からアライナー矯正の専門書の執筆を依頼されているそうで、当日も2つの出版社が来られていました。アライナー矯正の教科書的な書籍が出版されることは、この治療方法が認知され始めたという解釈も出来るので今後の可能性にも期待できます。
アライナー矯正は従来の矯正治療方法とは違う点が多いことから、教科書的な書籍が出版される必要は感じていましたが、急速に進化し続けていることから出版は難しい点も多いのではないかと思っていました。しかし、書籍によってアライナー矯正の指針が出来ると考えられるので良いことです。ただし、「出版された瞬間から古くなる」とも言われていたように、インビザラインは常に新しい情報を得るためには書籍より、このような会に参加し続けないといけないとも感じています。
ちなみに今回は12月初旬に私が発表させていただいた、銀座で開業されている山崎先生も症例報告されました。

今回で今年のお勉強も終了です。
振り返れば今年1年で参加したお勉強会は46回という驚愕の回数でしたが、その中でインビザライン関係は29回と6割以上でした。少しだけインビザライン矯正が見えてきたと感じている今日この頃です。

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2017年12月18日

大阪デンタルリサーチグループ

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12月例会
先週末の土曜日は毎月開催している恒例の勉強会に参加してきました。今回は委員長会議なので、来年の運営や方針に関する会議を行ないました。インビザラインに関しては銀座の山崎先生、松岡先生ともコンタクトを取りつつ情報収集を今後とも積極的に行なってスキルアップをはかっていく。また、ODRG(大阪デンタルリサーチグループ)は創設以来、最も大切にしていることが歯科診療哲学なので、この点を深めていくことになりました。

余談ですが
10月から新大阪の会場で例会を開催しているのですが、新たな発見が多いところです。
新大阪駅の構造は御堂筋線乗り換えが西口、タクシーやバスの乗り口は南口、北口には阪急の新しいビルに直結しており、飲食店やホテルがあります。これらは新大阪駅の西寄りに集中しているため新幹線の乗換えにしか使われてない方には殆ど知られてない東口という出口があります。例会に使用している貸し会議場は東口から徒歩1分の便利な所なのですが安く借りることができます。
しかも、駅中と周囲にも飲食店も多いので例会後の食事も選び放題なので、ちょっとした穴場を発見できました。

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2017年12月13日

それでも親知らずを残されますか   その③

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「今は痛くないので痛くなってから抜く」と考えられている方へ
痛くなってから、問題が起こってから抜くという方法は
歯を抜くことによって歯の周囲を傷つけるので、抜いた後は痛みや腫れを伴います。痛みがあるときは周囲に炎症を起こしているため、その時に抜くと症状が無いときに抜いた場合より痛みや腫れは大きくなります。
一般的に仕事が忙しかったり、疲れていたり、体調が悪い時に痛みや腫を起こす場合が多いので、このような時に抜かざる終えないことになり、抜いた後も痛みや腫れがなかなか治まらないことがあります。

比較することはできませんが、痛みや腫れがなく体調が良く、時間の余裕があるときに抜く場合は条件が良くなるので、腫れや痛みが少なくなる場合が多いのです。

その他にも、親知らずだけ悪くなればいいのですが、他の歯に悪い影響をおよぼしているかは予測できません。

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飛田歯科医院
院長 飛田晴康

飛田歯科医院 院長 飛田晴康

医院サイト:
http://www.tobitadc.jp/

こんにちは。飛田歯科医院の三代目院長・飛田晴康です。
当院は、大正13年、祖父が開院して以来80年以上にわたり、地域の皆さんの歯の健康を守り続けてきました。平成17年、二代目の父の後を受け、三代目院長として私がその後を引き継ぎました。
ご年配の患者さんの中には、父の時代から通ってきてくださる方もあり、折に触れて父と思い出を話してくださいます。
そんな話を聞いていると、父、そして祖父は患者さんにとって重要な存在であり、信頼されていたのだということがひしひしと伝わってきて、改めて「歯のホームドクター」としての責任を強く感じています。

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