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2017年12月 5日

ノーブラケット研究会 IN  銀座

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2週間で4回目のお勉強です。
12月の最初の日曜日は東京銀座のクリアデンタルでインビザラインの症例発表をしてきました。
クリアデンタルはインビザライン矯正を導入するきっかけとなった山崎先生と日頃からわからないことを教えてもらっている松岡先生の仕事場です。
初期の頃から山崎先生が開設されているノーブラケット研究会(ブラケットを使わない矯正)のフェイスブックには参加していたのですが3ヶ月毎に開催されている勉強会(今回で20回目)は遠いこともあってなかなか参加できませんでした。今年は症例数も徐々に増えてきたのでより実践的な内容も学ぶために土曜の午後の診療を休んで東京銀座まで行ってきました。参加するにあたって症例発表をお願いされたので私の得意とする咬み合せのことを踏まえたインビザラインの矯正治療を発表してきましたが、さすがに初めてだったのでかなり緊張しました。多くの先生方に出会えたのといい勉強になったので2月、4月も参加予定です。

余談その①
東京銀座の歯科医院を訪れるのは初めてだったのですが、都会のおしゃれな雰囲気でした。
余談その②
発表者のお一人は埼玉県の川越市で開業されている先生で、近所に霞ヶ関カンツリー倶楽部があるそうです。トランプ大統領が来日した時、周囲の道は閉鎖され大統領専用ヘリが真上を通過して、その迫力に圧倒されたそうです。


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2017年12月 4日

インビザライン講習会

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11月末の日曜日は新大阪でインビザラインの講習会で、講師は東京新宿で開業されている五十嵐先生でした。
先生は矯正専門医ではなく私と同じ一般診療もされているので、理解しやすい点が多くありました。以前は従来のワイヤー矯正をされていたそうですが、現在はインビザラインしか矯正治療はされていないそうです。
また、矯正専門医ではないことから、より専門的な矯正が必要な場合は専門医へお願いすることも納得できます。

このところの変更点は、アライナーを1週間で交換することが主流になりつつあるようなので積極的に取り入れようと考えていますが、どのような症例に対して1週間が適応できるのかは模索が必要です。アライナーの交換が1週間になるとアライナーが50枚になっても1年での治療が可能となるので、治療がかなり早く終われるので、インビザラインが画期的な矯正治療になります

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2017年11月 4日

インビザライン講習会

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この祝日は東京品川でアラインテクノロジー・デジタル矯正シンポジウムに参加してきました。
今回は今年の7月にデジタルスキャナーiTeroエレメントが医療機器としての国内の承認を受けたので機器の可能性を踏まえた講演会です。

従来であれば精密な歯並びの印象(歯型)をアメリカへ空輸し、その歯型をデジタルスキャンしてコンピューターに取り込みクリンチェック(歯を動かすシュミレーション)を作成していました。発売されたのは従来の歯型の取り方とは異なり、口の中を直接光学デジタルでスキャンすることで歯型のデータを取り込みます。そのため、アメリカまでの郵送期間がかからないのでアライナーを作成するまでの期間がかなり短縮されることになります。しかも、ここ機器で簡易のクリンチェックが可能なので、口の中をスキャンした直後に矯正治療後の歯並びの画像が作成されます。

ここ数年、歯科業界ではこの分野の進歩が目覚しく歯の詰め物や冠の作成の一部にも使われるようになっていました。この機器は1秒間に20回もスキャンするので精度が高くスキャナーを動かし続けての取り込みが可能です。そのため2~3分で上下の歯をスキャンできます。

かなり優れた機器なので、矯正以外の活用方法の可能性もありますので、思わず欲しくなる機器ですがまだまだ高価なので検討中なのです。

東京と大阪で開業されているインビザラインの指導医の先生が症例発表されたのですが、機器の進化と共に治療方法が少しずつ変わってきているようなのでその情報収集ができたので有意義でした。

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2017年9月15日

インビザライン特別講座 その10 

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Invisalign Select特別プログラムで開催された講習に新大阪まで行ってきました。
講師の増岡先生は東京の日本橋で開業されている矯正専門医です。
今回の講演内容は「モニタリング・フィニッシング・リカバリークリンチェックの着眼点、変更指示」を実際の症例の処方書の提出からイニシャルのクリンチェック、最終のクリンチェックまでの変更指示、着眼点などを具体的に解説して頂きました。

インビザライン矯正において最も大切なのがクリンチェックです。この良し悪しによって治療結果が全く変わってきます。また、治療中のモニタリングは当初の治療計画通りに進んでいるか、問題が起こった時の対処方法、そして治療最終時のチェックポイントなど、全てクリンチェックで行なわれます。

このコンピューターシュミレーションのクリンチェックをいかに使いこなせるか、また、変更点を上手く伝えられるかがポイントです。歯科治療において知識とそれに伴った技術の修練によって治療技術が向上するのですが、インビザラインは知識とクリンチェックをいかに上手く使いこなせるかがポイントなので、いい勉強になりました。

年内のインビザラインの講習はあと3回で全て東京です。

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2017年8月 4日

インビザラインとは?  その26

インビザライン独自の補助器具
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チューイーズ
インビザライン矯正で最も大切なことが、歯にアライナー(マウスピース)がピッタリはまっていることです。その時の補助器具としてチューイーズ(白いロール状の物)を使用します。上下のアライナーを装着した後にチューイーズをお口の中に入れて、ガムを咬むように奥歯、前歯とお口全体でアライナーが歯にピッタリ入るようにチューイーズ咬みます。
また、歯の圧下(歯の根の方向へ移動させる)を促進されるためにも使用するときがあります。このようにインビザライン矯正ならではの補助器具があります。

ここ半年ほどの報告でインビザライン矯正の方が従来の矯正治療より歯を圧下させる能力が高いと言われています。インビザラインならではの特徴が徐々に明確になってきました。

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2017年7月28日

インビザライン特別講座 その9 

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Invisalign Select特別プログラムで開催された講習に大阪まで行ってきました。
講師の有本先生は先代が矯正専門医として和歌山で開業され、現在は大阪と芦屋で診療されています。長年に渡って従来の矯正治療をされていた先生ですが、2014年から本格的にインビザライン矯正に変えられ、現在ではインビザラインの指導医です。

今回は矯正治療の歴史と従来の矯正治療方法とインビザライン矯正を比較しながら、それぞれの特徴を分析されていました。その結論としては現在のインビザライン矯正は従来のワイヤー矯正より良い点が多いだけではなく、既にワイヤー矯正を超えている面も多く見られるとのことです。改めてインビザライン矯正を良さに確信が持てました。

ただ講演が延びたため、私の症例発表の予定でしたが延期になりました。残念!!

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2017年6月30日

インビザライン特別講座 その8

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Invisalign Select特別プログラムの歯科医院への講習会が広島で開催されたので参加してきました。
6月のインビザライン関連の講義はこれで5回目、今年になって13回目です集中的に様々な情報を得られることは知識を整理しやすいと思っています。

講師の村上先生は長崎で開業されているインビザラインの指導医ですが、講義を聞かせてもらうのは初めてで「インビザラインと他矯正装置とのコンビネーション」という内容でした。
インビザライン矯正で最も不利なのが歯の回転です。この点に関して他の先生と同様に他の装置を併用されています。色々な先生から同じ情報を聞くことで、スタンダードな考えであることの確信が得られます。

今回もより実践的に症例に対する質問の機会も与えられていたので、症例発表をさせていただき、問題点やポイントを教えていただきました。

広島へ行く機会は少ないのでお土産は「もみじ饅頭」を買ってしまいました。生もみじという看板を見ながらスタンダードな物を買うのは年だから?

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2017年6月28日

インビザライン特別講座 その7

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ネット中継講座 その5
Invisalign Select特別プログラムの歯科医院に指定されたおかげの特別講義です。
先週末も診療が終わった午後8時から90分間の長丁場のインターネットのライブ講義でした。講師は初回の金沢で開業されているインビザライン指導医でとは違うもうお一人の先生です。
講義内容は「日本人抜歯/非抜歯症例の考察 臼歯遠心移動、G6」でした。

インビザライン矯正の特徴は、抜歯を可能な限りしない矯正治療です。でも、2015年には抜歯矯正が可能になったG6のインビザラインのシステムが開発されました。
相反するようなことですが、インビザライン矯正はIPR(歯と歯の間を削る)と臼歯遠心移動によってできるだけ歯を抜かない矯正治療が可能になりました。但し、全ての症例が歯を抜かない矯正治療が可能なわけではないので、歯を抜く矯正治療を可能にするためにG6が開発されたのです。
講演では抜歯しなかった症例と抜歯した症例を提示されながら、G6が予想以上に良い治療法なので有効であることと、使うときの注意点やポイントを教えていただきました。

インビザライン矯正は独自の理論が必要なのですが、進化があまりに早いので教科書はありません。そのため、常に最新情報を収集する必要があるので、このような講義で様々な先生の症例を解説して頂けるのは貴重な情報なのです。

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2017年6月26日

大阪デンタルリサーチグループ

6月総会in京都
インビザライン矯正
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先週末は年1回の大阪デンタルリサーチグループの総会が京都の南禅寺の近所の料亭旅館で開催されました。

この料亭旅館は京都らしい風情があり、立派なお庭のある純和風のたたずまいですし、宴会場からの中庭の風景は格別です。また、少し早起きして近所の南禅寺までお散歩もなかなかの雰囲気です。しかも、地下には会議や講演会が可能はホールがあるので、少人数であればホテルのように講演会+宴会が開催可能という便利なところなのです。しかもこのお店は京都で開業されている先生の患者さんなので、いろいろと気を使っていただけます。
興味がある方はぜひ、

今回は東京銀座でインビザライン矯正を開業されている先生の講演会で、インビザライン矯正の、技術、経営面からの内容でした。インビザライン矯正は教科書がなく進化が早いので常に情報収集をする必要があるのですが、長年に渡ってインビザライン矯正治療をされており症例数が多い先生の講義は貴重な情報源です。話の内容からするとインビザラインの症例数は国内でトップだと思います。

余談ですがお庭で写っているサギは本物で来るのは珍しいそうです。

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2017年6月21日

インビザライン特別講座 その6

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ネット中継講座 その4
Invisalign Select特別プログラムの歯科医院に指定されたおかげの特別講義です。
今回はアライン社による講義で「効率的なクリンチェック治療計画の進め方」という題目で、伝わりやすい変更指示例、変更手順についての解説です。

インビザライン矯正において最も重要なのがクリンチェック(コンピュータを使った治療計画)です。クリンチェックを見ながら治療後の歯並びの状態、アタッチメント(歯に付ける突起)、歯の動かし方を確認し修正点を記入します。すると、修正点は英訳されて現地へ(アメリカとメキシコ)へ送られます。それを基に現地で修正されたクリンチェックを確認して再び修正する事を繰り返します。
この時、こちらの意図する歯の移動位置と動かし方を文章で伝えることが意外と難しいのです。記入した文章が英訳される事を踏まえて考える必要があることもたいせつになります。

今回はその具体的な方法についての講義でした。
勉強にはなるのですが、お昼休みも勉強となるとちょっと疲れました。

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2017年6月14日

インビザライン特別講座 その5

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ネット中継講座 その3
Invisalign Select特別プログラムの歯科医院に指定されたおかげの特別講義です。
昨晩は5月に引き続き今回も診療が終わった午後8時から60分間のインターネットのライブ講義でした。前回と同じ東京銀座で開業されているインビザライン指導医の先生で「モニタリング/リカバリー/フィニッシング/ ~補助装置による工夫例」でした。ただし、前回とは違う内容かと思って受講したのですが同じ内容の講義でしたが、最後まで受講しました。

インビザライン矯正は最新のデジタル技術を駆使した治療法なのですが、その進化があまりに早いので細かい技術やノウハウは昔の職人のように見て聞いて覚えるしかないというアナログの世界です。書籍がほとんど無いので繰り返し見ることはできませんし、講義を一度聴いただけでは理解しきれない面が多くあります。やはり、2回目だからこそ気がついた点が多く出てきたのでいい勉強になりました。

様々な先生のインビザラインの講義を受講しているのですが、この先生の講義は、実に理解しやすく納得できる内容です。だから個人的なお付き合いもあり、わからないことや疑問点はすぐに聞ける体制を整えています。

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2017年6月 6日

インビザラインとは?  その25

歯を抜く矯正の場合でも歯を抜いたところが目立たない
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上の犬歯の隣の歯を抜いていますが、
マウスピースを装着した右の写真では抜いたところがわかりません

インビザライン矯正は可能な限り歯を抜かない矯正治療ですが、治療期間が長すぎる場合や歯の移動量が多すぎる場合は歯を抜く治療計画をおススメする場合もあります。

インビザライン矯正はアライナー(マウスピース)に人口の歯を付けることで、歯を抜いたところを目立たなくすることができます。そのため、アライナーを装着していれば歯が無い状態はわかりません。しかも、歯が移動するにしたがってアライナーの歯が無いところの形も変化させるので常に歯がある状態に見えるのです。
従来の矯正治療では歯並びが整うまで歯が無い状態が目立っていましたので、この点もインビザライン矯正の特徴と考えられます。

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2017年5月24日

インビザライン特別講座 その4

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ネット中継講座 その2
Invisalign Select特別プログラムの歯科医院に指定されたおかげの特別講義です。
今月はインビザライン矯正関係の講義が目白押しで4回目です。さすがにちょっと疲れましたが、情報はできるだけ多いほうが良いので頑張っています。

昨晩も診療が終わった午後8時から60分間のインターネットのライブ講義で、講師は東京銀座で開業されているインビザライン指導医の先生です。
講義内容は「モニタリング/リカバリー/フィニッシング/ ~補助装置による工夫例」でした。
前回の講義内容のクリンチェック工夫は治療前のポイントなのですが、今回はインビザライン矯正が始まってからのモニタリング(チェックポイント)が主でした。来院時にどのような点を注意すればよいか、問題が起こった時の見分け方と対処方法などより実践的な講義でした。

また、この春から改良されたG7の新たなポイントと可能性も聞くことができました。
私の歯科医師人生の中でインビザライン矯正ほど早く進歩し続ける治療法はないので、新たな情報を得ることは重要なのです。関連書籍が出版されないのは、出版された時には既に古い情報になるからだと思います。

今回の講師の先生は3年前から個人的にも色々とお世話になっている先生で、2年前には私が所属するODRG(大阪デンタルリサーチグループ)で講演していただきました。

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2017年5月20日

インビザライン特別講座 その3

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ネット中継講座 その1
Invisalign Select特別プログラムの歯科医院に指定されたおかげの特別講義です。
昨晩は診療が終わった午後7時30分から60分間のインターネットのライブ講義で、講師は金沢で開業されているインビザライン指導医の先生です。
講義内容は「ClinCheck治療計画を最適に作成するためのヒント・工夫」でした。
インビザライン矯正においてClinCheck(クリンチェック)はコンピュータ上で行なわれる治療計画のシミュレーションです。患者さんの模型、基礎データと共に治療方針を伝えると、それに従った治療方法がClinCheckとして提示されます。

しかしながら、これはあくまで仮のプランのため、このままOKとなることはありません。その理由は仮のプランのような歯の動き方は可能か?治療期間の短縮はできないか?咬み合わせは良いか?理想的な歯並びになっているかなどを確認して修正します。また、歯の動きを良くするための追加のアタッチメント(歯に取り付ける突起)やアライナー(マウスピース)へ追加の形状や、補助器具を加えて提出します。
数日後に修正されたクリンチェックが届いたら、それを再確認して再び修正して提出します。

このような作業を繰り返して治療計画を作成します。
インビザライン矯正において、クリンチェックの見かたと修正方法が最も大切であり、矯正治療の仕上がりの8割以上がこの作業で決まります。そのため、診断方法と修正の「ヒントと工夫」が重要なのです。

インビザラインをリサーチしてから様々な指導医に教えていただきましたが、それぞれの先生には個性があり独自のノウハウがあるので、できるだけ多く情報収集することが大切なのです。

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2017年5月12日

インビザライン特別講座 その2

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Invisalign Select特別プログラムの歯科医院に指定されたおかげの大阪で開催された講習に参加してきました。講師の土岐先生は三重で開業されているインビザラインの指導医で、昭和歯科大学の槇教授と共にインビザライン矯正の初期の段階より研究されています。そのため、経験豊かなことに加えて苦労されたことも多いようで、失敗しやすい点や注意しなければいけないことを適切に教えていただけました。

また今回はより実践的に症例に対する質問の機会も与えられていたので、私も症例発表をさせていただき、問題点やポイントを教えていただきました。インビザライン矯正は進化が早いために常に新しい情報を得ることが重要です。また、個々の先生ならではの独自のノウハウを聞けるので勉強になります。

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2017年5月 6日

インビザライン 特別講座 その1

スタッフへの特別講義
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4月から、アライン・テクノロジー・ジャパンのInvisalign Select特別プログラムの歯科医院に指定されたおかげで、選任の2名の担当者でフォローしてもらえることになりました。
今回は、インビザラインの知識を深めるため医院まで講師に来てもらってスタッフ向けの講習会を開催しました。インビザラインは一般の矯正治療とは違う点が多いのでスタッフもしっかり理解しておく必要があるので良い機会でした。

今月はこの他にも大阪での講演会、ネット講習会なので次から次へと目白押しですがインビザラインの進化はビックリするほど早いので最新の情報をいかに早く得られるかが重要になります。

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2017年4月14日

インビザラインとは?  その24

クリンチェックプロの進化②
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ちょっと、やりすぎ?
昨年からクリンチェックプロ(インビザライン矯正の診断に使うコンピューターソフト)がバージョンアップされました。使っている時に、何となく歯や歯ぐきが以前よりリアルになったとは感じていましたが、その理由がやっとわかりました。

何と光の反射までを表現しているのです。

上の左右を比較していただくとわかると思うのですが上の前歯の面と下の前の歯ぐきの光り方の違いがわかると思います。これは3Dで自由の動かせるのですが、動かすとともに歯の反射面が変化していきます。つまり一定方向から光が当たったことを前提に歯の面の角度によって、外部からの光を反射させている状態を表現しているのでリアルの見えるのです。

これに気が付いたときに、
思わず「何でやねん!!」と独り言。
どこまで進化するのやら、

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2017年3月10日

インビザラインとは?  その23

クリンチェックプロの進化 ①
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インビザライン矯正は個々の歯をコンピューターに取り込み、シミュレーションすることで治療計画を検討します。そのための専用ソフトがクリンチェックなのです。
この専用ソフトは毎年のようにバージョンアップされます。毎回、機能アップされているのは良いことなのですが、使い方がわからなくなる位の大きな変化なので、その都度サービスセンターに電話しなければなりません。慣れたころにまたもやバージョンアップされるのできりがありません。それに加えて新たな機能が追加されるため、機能がありすぎることで選択肢が増えすぎるため、どれを選択すればよいのか難しくなります。

インビザライン指導医の先生が「あまりの進化の速さについていくのが精一杯」と言われていましたが、その通りです。

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2017年2月17日

インビザライン・ステップアップセミナー

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昨日は大阪で開催されたインビザライン「知識を深め、臨床に応用」というセミナーで、京都で開業されている矯正専門医の講義でした。インビザライン矯正の難しい点は従来の矯正治療とは異なる診断と治療計画で、歯の動かし方のポイントの違いを理解することが最も大切なのです。

この先生は初期のインビザライン矯正から長年に渡って関わってこられたので、臨床におけるポイントと共に、どのような進化があったのかも解説していただきました。実はこの進化がインビザライン矯正のもう一つの難しい点で、短期間で何度も更新されていることです。つまり、昨年と今年では講演内容違っている点があります。現時点で年3~5回の講演を受講しているのですが、全てを理解することはできないので様々な手段で情報収集が必要です。

講義の中でのインビザライン矯正の特徴は
 ①従来の矯正治療より抜歯ケースが少なくなった。
 ②治療中のムシ歯、歯周病のリスクが少ない
 ③矯正治療中の装置のトラブルが少ない
現在で歯を動かす点に関して、従来の矯正治療とほぼ変わらないだけではなく、インビザラインの方が優れている点も多いのです。

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2017年1月30日

インビザラインとは?  その22

インビザラインの特徴
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上の奥歯を奥に動かすこと
ちょっと専門的になりますが、従来の矯正治療では上の歯を奥側に動かすことは、難しい治療でした。ヘッドギアといわれる帽子のようなものをかぶり奥歯から太い針金を出して帽子に引っ掛けることで奥歯を奥側に動かしていました。2000年代になるとインプラントアンカーといわれる歯ぐきにボルトを打ち込んで、それに引っ掛けることによって奥歯を奥に動かしていました。つまり、歯以外のところに支点がなければ、奥歯を奥側に動かすことは難しいことなのです。

ところがインビザライン矯正はそのような装置を使うことなく動かすことが可能なのです。矯正治療にとって従来の矯正治療より簡単にこのことが可能になることで、治療計画が大きく変わるのです。つまり、この点がインビザライン矯正の特徴だと考えられます。

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2016年12月14日

インビザラインとは?  その21

矯正学と補綴学の咬合理論
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少し専門的になりますが、矯正学と咬合理論です。
歯科医学の中に矯正学と補綴学(歯の詰め物や冠をかぶせる治療、義歯やインプラントの治療)があります。矯正学の歴史は以前のブログで書かせていただきましたが、アングルの分類とセファロ分析と歯の正中(上下の前歯の真ん中)を合わせることが基本して、理想的な歯並びを研究されてきました。

一方、同じ歯科医学の中に補綴学(歯の詰め物や冠をかぶせる治療、義歯やインプラントの治療)があり咬み合わせの歴史は1805年に考えられた総義歯の咬み合わせの装置から始まり、顎関節の位置と上下の歯が咬みあう位置、上下の歯が咬み合う時の接触関係(歯の凸凹のどこが咬み合うか)、下顎を動かした時の上下の歯の接触関係の3つのポイントが研究されてきました。

共に、歯科医学という狭い社会の中で、しかも科学という論理的だと考えてよい世界ではありますが、矯正学と補綴学の咬み合わせの理論は当初から共通点がほとんどないのです。

ところが、インビザライン矯正においては矯正学と補綴学の咬合理論の壁(共通の咬合理論)を超えた共通の咬合理論が応用できる可能性があるのです。だからこそ私がインビザライン矯正に興味を持ち研究を続けているのです。

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2016年12月12日

インビザラインとは?  その20

第2回日本アライナー医療研究会
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半年前にも参加しましたが、国内唯一のインビザラインの矯正治療を研究する日本アライナー医療研究会に参加してきました。昭和大学矯正科の槇教授を中心に、全国各地から約100名のインビザライン矯正に取り組まれている先生方が集まって開催されています。演者は様々な観点から症例報告をされるのですが、基本的には悩んだり、思うように治療できなかった症例を中心に報告する形式をとっています。この点は他には無いことです。誰も公の場では、こんなことができますといった成功症例を話す会しかありません。なぜなら自分の悩みや失敗を人前で話すのは勇気が必要だからです。しかし、このようなことを聞けることは実に勉強になります。しかも、聞くだけではなく参加者にも意見を求められます。つまり、臨床現場の問題点をみんなで共有して、今後に生かすことを積極的に取り組もうとしている会なのです。

しかも、演者は講演料なしのボランティアですし、昭和大学歯学部の矯正科に所属する若い先生たちが休日返上で手伝ってくれていることにも感謝です。その結果、恐ろしく濃い内容であるにもかかわらずお弁当とお茶を支給されて会費は2000円だけです。インビザライン矯正は新しい治療方法なので、それを積極的に解明しようと頑張っている研究会なのです。

次回は半年後なのですが新たな知識を得られることを楽しみながら東京を後にしました。

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2016年11月12日

インビザラインとは?  その19

インビザラインは治療時間が短い
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一般の矯正治療は歯に針金を取り付けて歯を動かすため、個々の歯に針金を縛りつけるためのブラケットを接着する必要があります。インビザライン矯正はマウスピースが歯をつかみやすくするために歯に凸状のアタッチメントを取り付けるのですが必要最小限の歯にしか取り付けません。

また、一般の矯正治療は針金を交換することで歯を動かします。そのため、個々の歯に装着されたブラケットに縛り付けられている針金を外して、新たな針金を個々の歯のブラケットに縛り付ける治療時間が必要です。一方、インビザライン矯正では、患者さん自身がマウスピースを交換することで歯を動かしますので、医院に来ていただく必要はありません。

このように治療内容が違う事によって治療時間の長さがに影響しますので、インビザライン矯正の方が治療に必要な時間はかなり少なくなります。

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2016年11月11日

インビザラインとは?  その18

インビザラインはグローバル社会そのもの
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インビザラインの治療計画はクリンチェックといわれるコンピューターソフトを使ってオペレーションセンターとのやり取りで完成させます。その計画に問題なければ画面右上の「了承」クリックすると工場でマウスピースの作成が開始されます。

作成されたマウスピースはUPSの宅配便でテキサス州エルパソから、ニューメキシコ州アルバカーキ、カリフォルニア州オンタリオ、 アラスカ州アンカレッジを経由して大阪関空に着いた後に、岡山の診療所まで届けられます。また、送られてくる荷物がどこを経由しながら、どこにあるか、これからどこへ運ばれるかはネット上で見ることまでできます。届いた箱を眺めながら何千キロも旅してきたのかという思いと共に、3日ほどで荷物が届くことに世界が狭くなったようにも感じてしまいます。

グローバル社会の一面を実感するインビザライン矯正なのです。

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2016年10月19日

インビザラインとは?  その17

インビザラインとワイヤー矯正の歯の動かしの違い Vol.1
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一般の歯科矯正では歯にブラケット(歯に取り付ける金具)を決められた位置に取り付けます。そこに理想の歯並びのアーチ(歯並びの形)に成型されたワイヤーを取り付けると、ワイヤーは歯並びが悪いところはワイヤーが曲がって歯にくくり付けられます。その曲がったワイヤーが元の理想のアーチに戻ろうとする力が個々の歯に加わって歯が動くことで歯並びが改善されます。
つまり、決められた理想のアーチを目標にした歯並びに治療することが従来の矯正歯科なのです。

インビザライン矯正においては、個々の状況に応じ独自の歯並びを目標にすることが可能です。なぜなら、3Dで読み込まれた個々の歯の状態をどのような位置まで動かすかは、歯科医師の裁量でコンピューターシュミレーションソフトに入力することが可能であり、そのデータに従ってアライナー(歯を動かすためのマウスピース)の作成に反映することが可能です。
このことによって、既に治療されているブリッジ、インプラントを含んだ場合など、一部の歯だけを動かさない、もしくは特殊な動かし方も可能です。また、歯周病で歯槽骨(歯を支える骨)が少ない場合なども同様に歯槽骨が少ない歯の移動量を最小限にすることも可能なのです。

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2016年10月18日

インビザラインとは?  その16

矯正の診断の歴史からみたインビザライン 
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矯正学における診断方法は1900年頃に活躍されたアングル博士のアングルの分類です。その内容は側方(横顔の方向)から見た時に犬歯と第一大臼歯の上下の位置関係を分類したもので、理想とされる上顎と下顎の歯の位置関係を基本に、上の歯が前に出ているか下の歯が前に出ているかを分類して治療に活用しました。

1948年Downsが頭部X線規格写真を用いた顔面形態の計測法を発表しこれがセファロ分析の始まりだと考えられます。これは顔面を横からレントゲンで撮影し、歯や骨格の決められた点を結ぶ線の角度や位置関係を計測し、分析することで矯正治療の診断をしました。この分析によって理想とされる数値と比較することで定量的に上下の顎や歯の位置関係を分析した結果を矯正治療に生かそうと考えられました。

そして、インビザラインは今までの方法とは全く異なった近代的な分析方法です。上下の個々の歯の位置関係を3次元でコンピューターに読み込み、治療後の理想と考える歯並びの位置へ個々の歯を動かすために、歯を前方、後方に動かす。歯と歯の間を削る。(IPR)、歯列弓(歯並びの幅)を広げる。一部の歯を抜く。といった方法を組み合わせて歯並びを改善しますが、その組み合わせは歯の動かせる許容範囲の内では自由自在です。また、その治療計画はコンピューターシュミレーションにて確認することができるので、納得するまで何度も何度も変更することが可能です。つまり、歯並びのどの部分を重視するか、治療期間を重視するか、歯を抜かないことを重視するかなど、治療の詳細まで納得できる計画を考えることが可能です。そのため、矯正学的な分析からではなく仕上がりや治療計画からの分析と考えられます。

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2016年10月17日

インビザライン 祝400万人 

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9月15日に東京で開催されたインビザラインのアドバンスコースを受講した時、この9月でインビザライン矯正治療者数が全世界で400万人に到達したと発表されました。最初の100万人に達するのに要した半分の歳月で400万人目に到達できたそうで、このところ全世界で加速的に広がっているようです。今後は矯正治療の一躍を担う可能性が少しずつ見えてきたと感じています。
ブログでも色々と書きましたが、インビザライン矯正は常に進化し続ける治療方法でもあり、従来の矯正治療の診断ではできなかった咬合理論や治療の可能性もあります。このことは患者さんにとってもより良い矯正治療法であると確信していますので、これからの発展が実に楽しみです。でも、あまりに進化が早いので私も遅れをとらないように頑張り続ける必要があります。
12月には日本国内にインビザラインを最初に導入された昭和大学歯学部矯正科 槙教授 主催の研究会が開催されるのでまた東京まで行ってきます。今年は秋から年末まで東京へは4回も講演会に行きますので乗り換えアプリは必須になっています。

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2016年7月 6日

インビザラインとは?  その15

矯正の歴史から見たインビザライン vol.2
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1900年代の矯正治療は様々な点で進歩してきましたが、材料や機器の発展による進化の面も大きいと考えられます。その中でも治療時間、審美、ムシ歯と歯周病のリスクが改善されてきた観点から分析してみました。

個々の歯に付けた装置(ブラケット)に針金をくくりつけ、針金の弾性で歯を動かす近代矯正と認識されるようになった頃からの大きな変化の一つが歯への接着技術の進歩です。従来は歯に金属バンドを適合させてバンドにブラケット(歯にワイヤーを固定する突起)を蝋着(金属と金属を付ける)していましたが、歯にブラケットを直接接着する事が可能になりました。このことにより治療時間、審美と共に、矯正装置が小さくなったことによって治療中のムシ歯や歯周病のリスクを減らすことになりました。

次の大きな変化がニッケルチタンワイヤーの開発です。歯に一定の力をワイヤーで加えるためにワイヤーを複雑に曲げることが必要でしたが、ワイヤーを曲げることなく既成のニッケルチタンのワイヤーを入れるだけで歯を動かすことが可能になりました。このことにより、複雑に針金を曲げることないため、治療時間と共に装置が単純になることでお口の清掃性が向上したことで、治療中のムシ歯や歯周病のリスクを減らすことになりました。

そして、インビザラインのようなマウスピース型の矯正治療です。3次元スキャナーとコンピューターのシミュレーション、ビッグデーター分析技術の進歩によって可能になった治療方法です。歯にはアタッチメントといわれる突起が必要最小限しか取り付けられていないので通常の歯磨きとほとんど変わりません。また、矯正期間中はチェックとIPR(歯と歯の間を削る)のみで問題がなければ治療はありません。

このように矯正の進化の歴史を振り返れば、治療期間中の清掃性の向上と治療時間が短くなった歴史でもあります。

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2016年7月 5日

インビザラインとは?  その14

矯正の歴史から見たインビザライン vol.1
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歴史は参考資料や個々の見識によって多少の違いがありますが、
矯正治療の歴史を書籍からたどれば1803年に出版された『人の歯の博物学』『歯科疾患治療の歴史』 Fox, Josephだと考えられます。この書籍に記載されているのは乱杙歯を革製のヘッド・チンキャップなどの器具を用いて治療しようとしことが記載されており、これが矯正治療の始まりだと考えられています。Fox(1776-1816)は、1797年にロンドンのガイ病院に初めての歯科外科医として採用され医学生に歯科医学を正規に講義しています。

その後の書籍で注目すべきは1841年に出版された『新歯科技術の理論と実際』Lefoulon, J. (フランスの歯科医)です。歯間狭窄の矯正のために、弾力性のある金製の弧状金具を歯列の内側に装着する方法が考案されています。またこの装置を"Orthodontosie"と名付けられ、現在の矯正学(orthodontics)の名前の起源だと考えられます。

1900年初頭にはアングル博士が矯正学の理論を発表され、近代矯正学の始まりと認識されています。アングルの分類は現在の矯正学でも使われています。

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2016年7月 4日

インビザラインとは?  その13

日々のお口のお手入れは殆ど変わりません
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通常の矯正治療で最も大変なことは、日々のお口の清掃です。
歯を動かすために全ての歯に接着されたブラケットに針金が固定されます。それに加えて歯の裏側にも針金を装着する場合があります。一方、インビザライン矯正はアタッチメントの解説の中にも書かせていただきましたが、その形態は小さな突起で必要最小限の歯にしかアタッチメントが付けません。

そのため、通常の歯磨きでムシ歯や歯周病の原因である歯垢(細菌の塊)が付着しにくく除去することが容易です。つまり、矯正期間中だからといって特別な清掃道具や磨き方が必要ではないのです。このことは、一般矯正治療中に起こる歯周病やムシ歯のリスクが殆どないことなので、この点もインビザラインの優れている点になります。

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2016年6月21日

インビザラインとは?  その12

インビザラインと咬合性外傷、顎関節症
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インビザライン矯正は、咬み合わせと顎関節を専門にしている私にとって画期的な矯正治療です。

その理由はアメリカの最近の研究において、顎関節疾患は成長期の顎関節への外傷が原因になると考えられています。この成長期の外傷の要因が矯正治療も含まれる可能性があるようです。

インビザライン矯正は上下の歯がマウスピースで覆われるため、治療中の顎関節への負担が軽減されます。また、矯正治療期間に上下の歯が接触しにくいので、咬みあわせによる歯への外傷が少なくなり矯正治療中の歯の磨耗、咬合性外傷による歯へのダメージも軽減されます。つまり歯と顎関節にやさしい矯正治療法なのです。

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2016年6月20日

インビザラインとは?  その11

アタッチメントとは?
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左の画像はコンピューターシュミレーション上で歯に付いている赤い突起がアタッチメントです。

これは歯を動かしやすくするために歯に接着する突起です。右の画像は実際に同じ部位にアタッチメントが歯に接着された画像です。アタッチメントは舌で触ると突起を感じることはできると思いますが、ムシ歯治療に用いる詰め物と同じ材料なので殆ど目立ちません。しかも、全ての歯は動かすのですが、全ての歯にアタッチメントを装着することはないのです。歯の形態や動かす方向によって必要な歯に必要な形態のアタッチメントを装着するだけなのです。

この点も一般の矯正治療との違いです。一般の矯正治療では動かす歯の全てに装置が接着されていますし、その装置に針金が固定されます。必要な場合には歯の裏側に違う針金を装着する場合もあります。

このような違いが一般の矯正装置との違いになるのです。

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2016年5月31日

インビザラインとは?  その10

全てのアライナーが送られてきます。
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全てのアライナーが送られてきます。
インビザライン矯正はコスタリカ(南米)のOperation Centerとのやり取りで治療計画が決まると、メキシコの工場で作成されアメリカへ輸送された後に日本まで送られてきます。それは治療完了までの全てのアライナー(マウスピース型の矯正装置)で、1ステージ(2週間)ごとの上下のマウスピースが連なってパッキングされています。それぞれのパックには患者名、担当医、治療完了時までのステージ数と、そのパッケージのステージの数が記載されています。それだけではなく、それぞれのマウスピースにも症例番号とステージ数が記載されています。しっかりパッケージされているのでアライナーが散乱することは無いとは思いますが、個々のアライナーを見れば判別可能になっているのです。
インビザラインは2週間おきにアライナーを交換するので基本的には使用後のアライナーを再び装着することはありません。念のために紛失や壊れることがあるので1つ前のアライナーだけは保存してもらうようにお願いしています。

但し、もう1点のトラブルがたまにあります。
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巨大工場で作成されるためなのか、機械的な問題なのか製品ミスがたまに発生します。つまりアライナーの一部に問題があるために使えない場合があります。このような場合には再製するのですが地球の裏側のいろいろな所を経由してから送られてくるので7~14日位はかかってしまいます。対処方法としてアライナーが届いた時に全てを確認すればよいのかもしれませんが、しっかりパッキングされているので使う前に開封した方が衛生的です。また、アライン・テクノロジー社からは問題が出る確率はかなり低いと説明されていますのでこの点は仕方ないと考えています。(ちなみに私は1症例経験しています)
ただ、10周年記念講演で日本を含めたアジア地域で増えてきたのでアジアにも工場を建設する予定で早くなりますと話されていますたが、いつになることやら、、、


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2016年5月28日

インビザラインとは?  その9

Optimal wear 22hours/day
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この入れ物はアライナー(マウスピース型の矯正装置)の保存ケースで、その中には「最適な装着は1日22時間」と書かれています。つまり22時間はアライナーを装着してくださいということです。

インビザライン矯正はアライナーを歯に装着することによって歯を動かします。そのため、マウスピースを装着していないと歯は動きません。だから、アライン・テクノロジー社が指定している装着時間は22時間なのです。

でも私が患者さんに説明する時には、 「 食事の時意外は装着してください 」 「 インビザライン矯正治療法の選択基準はそれができることです 」 とお話しします。

通常の矯正治療と、最も違うのがこの点です。つまり、アライナーを装着していただかないと歯は動かないからです。でも、常にアライナーを装着していても、食事以外で生活に支障をきたすことは殆ど無いから 「 食事の時意外は装着してください 」 と言えるのです。

仕事をされている方、人とお話しする機会が多い方、もちろん接客などで問題があったという話を聞いたことが無いからです。また、自ら 「 矯正していると 」 言わないかぎりは周囲の方が気づくことも殆ど無いようです。

だから、 「 食事の時意外は装着する 」 ことを基本にしているのです。但し、主婦の方からの意見で 「 調理の時に味見ができないので必要に応じて外しています 」 といわれたことはあります。


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2016年4月30日

インビザラインとは?  その8 

アタッチメント
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インビザラインのコンピューターシュミレーションの画像上で、歯に付いている赤い突起物をアタッチメントといいます。画像上でわかりやすいように赤色に表示していますが、お口の中では歯と同じ色なのでほとんど見えません。

従来の矯正治療では、歯にブラケットといわれる装置を装着して、その装置に針金を固定することで針金の弾性力を利用して歯を動かしていました。インビザラインはマウスピースで歯をつかんで、マウスピースの形を少しずつ変えることで歯を移動させます。

そのため、マウスピースが歯をしっかりつかんでいることが重要になります。この突起物はマウスピースでつかんだ歯を動かす時に引っ掛かりやすくするためのものです。

アタッチメントの設計は歯の形状や動かす方向によって考えられています。マウスピースが歯をしっかり保持できて歯に適度な力が加えられる上、マウスピースの脱着の障害にならない形態と大きさが研究されてきました。

この点も、大量のデータの分析とコンピューターシュミレーションによる診断によって考えられています。従来の矯正治療に比較すればアタッチメントは違和感が少なく、色や形も見た目にも気にならないので、この点がインビザラインの優れている点といえます。

しかし、歯に力を加える能力は従来の矯正より劣っています。どのような技術でも優れている点と劣る点はあることを理解しておくことが大切です。


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2016年4月28日

インビザラインとは?  その7

IPR(Interproximal Reduction)
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この器具はインビザラインの治療と時にIPRといわれる歯と歯の間を削るためと削る量を計測するものです。インビザラインでは0.1mm 単位で0.2mm~0.5mmの削る量が決定されます。インビザラインと従来の矯正の違いは、歯と歯の間を積極的に削ることです。

従来の矯正治療は便宜抜歯といわれる一部の歯を抜いて歯を並べるための隙間を確保していました。インビザラインも症例に応じて便宜抜歯を行うこともあるのですが、歯と歯の間を削ることで歯を並べるための隙間を確保する方法をとることが多いのです。

また、この方法を積極的にできるようになったのは、歯を3Dで正確にコンピューターに取り込み精密なコンピューターシミュレーションによって術後の予測が可能になったからです。しかも、最も効率よく歯を動かすために高度なシミュレーションを行い、治療開始から何週間目に、歯のどの部位を何ミリ削れば良いかがわかることです。

この結果、便宜抜歯した治療方法と、IPRを主にした治療方法での治療期間と治療結果を術前に比較した上で治療方法を選択することができることは、従来の矯正治療では行えなかった方法です。


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2016年4月19日

インビザラインとは?  その6

従来の矯正治療≠インビザラインAlignerProfilesBW.jpg

「 インビザライン 」 と 「 従来の矯正治療 」 では、歯を動かす手順が全く異なります。

従来の矯正治療は、まず個々の歯のいがみや凸凹を整えて一定アーチの歯並びに並べます。そして、歯の上下や前後関係の位置を整えるための歯の移動を行います。

ところが、インビザラインの場合は、理想的な歯並びの位置決めを先に行い。現在の歯の位置とからその位置まで移動するために最も効率よい移動方法をコンピューターシミュレーションします。

そのため、一般の矯正治療より歯の移動距離は短くなることが多いのです。但し、個々の患者さんに応じた理想的な歯並びの仕上がりをどうするか、シミュレーション通りに動くかの診断は担当医の能力にかかってきます。つまり最初の診断と治療計画が重要になるのです。


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2016年4月18日

インビザラインとは?  その5

従来の矯正治療≠インビザラインインビザ3d.jpg

私はインビザラインの治療技術は、従来の矯正治療の方法とは全く別物だと考えています。

私は1987年から5年間、毎週矯正専門医の所へ通いながら従来の矯正治療を学びましたので、基本的な矯正の技術は習得しています。そのような観点からインビザライン矯正を従来の矯正治療と比較すると全く別の技術と能力が必要だと分析しています。

まず、3Dシミュレーションのための精密な印象、歯に取り付けるアタッチメント、歯と歯の間を削るIPRは、矯正専門医の従来の技術ではなく、私が日々の臨床で常に行っている治療に類似しています。

その上、咬合と顎関節は、私の専門であることは矯正専門医には無い理論です。矯正の診断については、矯正専門医が得意分野ですが、歯の動かし方と手順、その特徴などの異なる点が多いため、新たな知識が必要です。また、コンピューターシュミレーションを使いこなすには新たな能力が必要です。

一概に比較することはできませんが、インビザラインは従来の矯正専門医と私のような咬合、顎関節専門のどちらが有利なのかを比較できないと考えています。

そのため、私の場合は新しい矯正治療方法だと考え、治療技術の向上のために、インビザライン指導医と深い関係を保つことと、国内で唯一のアライナー研究会に所属して技術の習得と共に最新の情報を得るようにしています。


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2016年4月 8日

インビザラインとは?  その4

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一般の矯正治療は歯にブラケット、歯を覆うバンド、ワイヤーなど、裏側の太い針金など、たくさんの装置が歯に取り付けられます。

そのため、食後の清掃は大変ですしムシ歯や歯周病のリスクはかなり高まります。ところが、インビザラインでの矯正治療は歯に小さな突起だけなので、ムシ歯や歯周病を予防するためのお口の管理が容易になります。

しかも、歯周病やムシ歯のリスクが高い方でも、マウスピースの中にムシ歯予防のフッ素や、歯周病予防の薬剤を入れて使用することが可能なため、矯正治療期間中のムシ歯や歯周病の進行を抑制することが可能なのです。


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2016年4月 6日

インビザライン矯正治療が完了した症例

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この症例はインビザライン矯正が最も適した治療方法でした。

この方は、お口全体の歯ぐきの炎症と深い歯周ポケットと共に多くの歯の歯槽骨(歯を支える骨)を半分近く失っており、かなり進行した歯周病でした。そこで、歯周病の治療で歯ぐきの炎症と歯周ポケットを少なくし、健康な歯ぐきの状態にしてから、インビザラインによる矯正治療を開始しました。

<歯に負担をかけない矯正治療>
歯槽骨が少ないので、可能な限り矯正治療での歯の移動距離を短くすることと、歯の圧下(歯を根の向きに入れる)量を少なくすることが重要になります。

なぜなら歯の移動や圧下は歯周ポケットを増やし、歯周病を悪化させる可能性があるからです。インビザラインは治療計画の時点でコンピューター上ではありますが、事前にシミュレーションできるので、歯並びを整えつつ、歯の移動量を最小限にする治療計画を立案することが可能でした。

<矯正治療中の歯周病のコントロール>

矯正治療中に歯周病が悪化しないように、お口の衛生管理が大切になります。その時に、ブラケットやワイヤーなど清掃しにくい器具が、お口の中に無いので歯磨きしやすくなります。

このことは歯周病を悪化させない大切なことなのです。今回は日々のお口の清掃をしっかりしていただけたので必要ありませんでしたが、インビザラインはマウスピースなので、歯周病菌を抑制するジェルをマウスピースに入れることで歯周病の進行の抑制も可能です。

このように、従来のワイヤー矯正治療ではできないことが可能な点もインビザラインの特徴です。


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2016年4月 4日

インビザラインとは?  その3

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インビザラインは2005年に日本国内に導入されましたが、昭和大学歯学部矯正科槙教授はそれ以前の初期の段階からインビザラインを研究されていました。

しかしながら、全く未知の治療方法のため苦労されながら模索が続いたそうです。でも、その可能性を信じてチャレンジし続けられた結果、今では世界各国で採用されるようになり、累計で350万人もの方がインビザライン矯正をされるようになっています。

昨年、日本での10周年記念講演にも出席しましたが、インビザライン矯正の可能性と治療方法は常に研究され続けて進化しており将来が実に楽しみな治療法になっています。


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2016年4月 1日

インビザラインとは?  その2

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2000年アメリカのアライン・テクノロジー社がマウスピースで矯正する治療方法をインビザラインと命名し世界中に広め始めました。このシステムの特徴は、予定通りに動かなかった時には、もう一度歯型を取りなおして仕切り直します。

その結果、治療前、時には治療中、治療後の3Dデータをこの会社が保有することになり、どのようなケースが予定通りに動いて、どのようなケースが動かなかったかという情報を全て把握することができるのです。

そして、その情報を分析することで問題点を容易に見つけることができます。しかも、潤沢な資金力と大量のデータと高度なコンピューターシュミレーション技術によって驚愕的な速さで改良が繰り返されてきました。

そのようなシステムを構築したことで、3年前には難しいと言われていた症例に対しても、次々に技術革新することで治療が可能になっています。つまり今後も進化し続ける矯正治療方法だと考えられます。


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2016年3月28日

インビザラインとは?  その1

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シリコンバレーで働いている青年が、矯正治療後に装着する保定装置(矯正治療後に歯並びの後戻りをさせないための装置)を入れなかったため、歯が動いて少し後戻りしたそうです。その時、その保定装置を入れたところ綺麗な歯並びに戻ったそうです。

そこで、彼は歯にブラケットや針金を装着しなくても保定装置のようなマウスピースで矯正治療ができないかと考え、そのアイデアに投資を募ったところ巨額の資金が集まったそうです。

その矯正治療は世界のIT企業が集まるシリコンバレーならではの考え方でした。現状の歯並びを3Dでコンピューターに読み込み、個々の歯をコンピューター上で動かして矯正治療後の歯並びの状態までコンピューターシュミレーションします。

そのデータを基に治療前から治療完了時まで、最も効率の良い歯の動かし方をコンピューター上でシュミレーションします。そして、個々の歯を0.2mmずつ動かしたデータを作成し、そのデータからマウスピースを作成します。

そのマウスピースを製作するために、潤沢な資金を基にコスタリカに巨大工場を建設し、徐々に臨床でのデータを集めながら研究されてきたという歯科医療業界においては斬新な発想と治療システムなのです。


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2016年3月21日

第一回 日本アライナー研究会

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インビザラインの研究会が昭和大学歯学部病院で開催されました。

インビザラインは昭和大学矯正科の槇教授が日本に取り入れられた新たな矯正治療法です。昨年秋にはインビザラインの販売元のアライン社日本支部の10周年記念講演会が開催されて私も参加しましたが、まだまだ新しい矯正治療法です。

この研究会は業者主体ではなく本音で話し合い研究する会を作ろうという主旨で開催されまた。インビザラインが国内に導入された初期の頃から、臨床に取り入れておられる先生方の症例と共に本音の貴重な話しを聞けました。

今回の参加者はインビザラインを臨床で活用している全国各地の開業医が90名ほどでしたが、多くの熱い議論が交わされました。その内容は実に臨書的な内容ばかりなので明日から活かせるそうです。

半年おきに開催される予定なので次回も楽しみです。

気分転換になる面はあるのですが、東京は人が多く電車が複雑なので疲れます。帰りは新横浜駅から新幹線に乗ったので家族へのお土産はもちろん崎陽軒の焼売でした。


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飛田歯科医院
院長 飛田晴康

飛田歯科医院 院長 飛田晴康

医院サイト:
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こんにちは。飛田歯科医院の三代目院長・飛田晴康です。
当院は、大正13年、祖父が開院して以来80年以上にわたり、地域の皆さんの歯の健康を守り続けてきました。平成17年、二代目の父の後を受け、三代目院長として私がその後を引き継ぎました。
ご年配の患者さんの中には、父の時代から通ってきてくださる方もあり、折に触れて父と思い出を話してくださいます。
そんな話を聞いていると、父、そして祖父は患者さんにとって重要な存在であり、信頼されていたのだということがひしひしと伝わってきて、改めて「歯のホームドクター」としての責任を強く感じています。

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