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2016年6月 4日

ムシ歯予防のためのフッ素 その5

低濃度のフッ素
低濃度のフッ素04_prevention04-pic1.jpg

低濃度のフッ素(1,000ppm未満)は頻繁に使用することで虫歯予防する方法で、その使用方法には歯磨剤と洗口があります。

その効果は、お口の中の細菌の増殖を抑制したり、細菌が酸をつくりにくくしたり、歯の再生(再石灰化)を促進することで歯の表面の小さなムシ歯を再生してくれる作用があります。フッ素が含まれている歯磨き剤や洗口液を毎日使うことです。特に寝る前の使用が効果的です。

<フッ化物配合歯磨剤>
世界保健機関(WHO)は、フッ化物配合歯磨剤の使用を推奨しています。
フッ化物配合歯磨剤のムシ歯予防のメカニズムは、初期ムシ歯の脱灰の抑制と再石灰化の促進と、ムシ歯菌の抑制です。その有効性に関する研究は1945年以降行われています。

わが国では、フッ化物配合歯磨剤は医薬部外品として位置づけられ、配合フッ化物は、フッ化ナトリウム(NaF)、フッ化スズ(SnF2)、モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)の3種類が承認されており、いずれの場合もフッ化物濃度は1,000ppm(0.1%)以下と規定されています。

フッ素入り歯磨剤は量販店でも販売されています。虫歯予防、フッ素入りと書かれたものを選ばれれば大丈夫です。

<フッ素化合物の洗口>
低濃度のフッ素化合物は可能なかぎり長時間、歯に接触していることにより、ムシ歯の予防効果があります。洗口液はゆすげば良いので歯磨きより簡単で口液を毎日使うことです。特に寝る前の使用が効果的です。

また、成人のフッ化物洗口のムシ歯予防効果もあります。臨床試験として陸上自衛隊員に行われたところ、統計学的に有意なムシ歯予防率が38.2%と、ムシ歯予防対策にもフッ化物洗口は有用な方法であることを示唆するものでした。

フッ素入り洗口液は市販薬の「レゴビーノ」が便利なのですが、私は医院専売の「ミラノール」が安価でお得なのでおススメしています。


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2016年6月 3日

ムシ歯予防のためのフッ素 その4

フッ素のムシ歯予防効果とは
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ムシ歯は歯に付着した歯垢(ムシ歯の原因菌の塊)は、お口の中に入ってくる糖分を分解して酸をつくります。この酸が歯を溶かして次第に穴があいていくことをムシ歯と呼んでいます。

そのため、歯の表面に付着した歯垢を歯ブラシで取り除くことと糖分の摂取を抑制することがムシ歯予防の基本です。フッ素によるムシ歯予防とは、歯の表面をフッ素で強くして歯を溶けにくくしたり、虫歯の原因の細菌の働きを弱めて酸をつくりにくくしたり、歯の再生(再石灰化)を促進することでムシ歯になりにくくすることです。

フッ素には高濃度と低濃度があり、それぞれの方法と予防効果の違いがあるので、その特徴を理解した使い方が大切です。

<情報>
1949年、厚生・文部両省から「弗化ソーダ局所塗布実施要領」、1966年には厚生省医務局歯科衛生課から、「弗化物歯面塗布実施塗布」が出され、その普及が図られてきました。

また、2003年の厚生労働省医政局長および厚生労働省健康局長連名により、全国各都道府県知事にあてて「フッ化物洗口ガイドライン」においてフッ化物の応用は重要であり、

フッ化物応用によるむし歯予防の有効性と安全性は、すでに国内外の多くの研究により示されており、口腔保健向上のためフッ化物の応用は、重要な役割を果たしている。と述べられています。


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2016年6月 1日

飛田歯科図書館 vol.06 『 隣人 』

医院の待合室に置かせていただいている本を紹介しております。
解説はあくまで私の偏見ですのでお許しください。

国家権力によって個人の自由が奪われた人々  その2

隣人(38度線の北)
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このところ、ニュースでよく取り上げられている隣人です。タイトルどおり、北緯38度の北側の国の北朝鮮の人々の日々の生活を撮影した写真集です。

長年に渡って解決しない拉致被害者と核兵器の問題は我が国にとって身近な事柄です。その他にも、個人独裁、世襲、軍事優先、貧困、脱北、報道規制など、私が知りえる情報からは悪いイメージしか思い浮かびません。

また、近隣国なのに観光旅行の対象にならない点も特殊です。この写真集は2011~12年にかけて撮影されたそうですが、ごく普通としか見えない(真偽はわかりませんが)人々の日々の生活が写されています。

しかも、昭和30年代生まれの私にとっては、ちょっと懐かしくも感じてしまう。昔、見たことがあるような日常の風景が垣間見えます。

飲食店、病院、駅での日常や運動会、海水浴、野外での宴会など、その気写っている人々の表情は豊かで、笑顔も素敵で、はにかんだり、恥ずかしがったり、得意げだったり様々な表情から幸せそうにも見えます。

この国で暮らしている人々は普通に暮らしているのかも知れないと感じてしまいます。私がマスメディアから得ている情報からのイメージと、この写真集は全く違った面を垣間見ることになり、複雑な気持ちになってしまいました。短時間でも気軽に見える写真集ですので一度はご覧ください。

余談ですが、神戸市のマーク付きのバスが写っている写真を発見しました。どのような経緯でこの国に渡ったのでしょうかね。


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2016年5月31日

インビザラインとは?  その10

全てのアライナーが送られてきます。
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全てのアライナーが送られてきます。
インビザライン矯正はコスタリカ(南米)のOperation Centerとのやり取りで治療計画が決まると、メキシコの工場で作成されアメリカへ輸送された後に日本まで送られてきます。それは治療完了までの全てのアライナー(マウスピース型の矯正装置)で、1ステージ(2週間)ごとの上下のマウスピースが連なってパッキングされています。それぞれのパックには患者名、担当医、治療完了時までのステージ数と、そのパッケージのステージの数が記載されています。それだけではなく、それぞれのマウスピースにも症例番号とステージ数が記載されています。しっかりパッケージされているのでアライナーが散乱することは無いとは思いますが、個々のアライナーを見れば判別可能になっているのです。
インビザラインは2週間おきにアライナーを交換するので基本的には使用後のアライナーを再び装着することはありません。念のために紛失や壊れることがあるので1つ前のアライナーだけは保存してもらうようにお願いしています。

但し、もう1点のトラブルがたまにあります。
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巨大工場で作成されるためなのか、機械的な問題なのか製品ミスがたまに発生します。つまりアライナーの一部に問題があるために使えない場合があります。このような場合には再製するのですが地球の裏側のいろいろな所を経由してから送られてくるので7~14日位はかかってしまいます。対処方法としてアライナーが届いた時に全てを確認すればよいのかもしれませんが、しっかりパッキングされているので使う前に開封した方が衛生的です。また、アライン・テクノロジー社からは問題が出る確率はかなり低いと説明されていますのでこの点は仕方ないと考えています。(ちなみに私は1症例経験しています)
ただ、10周年記念講演で日本を含めたアジア地域で増えてきたのでアジアにも工場を建設する予定で早くなりますと話されていますたが、いつになることやら、、、


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2016年5月30日

飛田歯科図書館 vol.05 『 100年前の世界一周 』

医院の待合室に置かせていただいている本を紹介しております。
解説はあくまで私の偏見ですのでお許しください。

「100年前の世界一周」
ある青年が撮った日本と世界
Waidemar Abegg
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1973年ドイツベルリンに生まれた裕福な家庭に生まれた青年が南ドイツカメラ製作所とカールツアイス社の2台の写真機を携えて世界1周したときの記録写真集です。

1905年4月ドイツを出発して大西洋を渡り、自由の女神に迎えられアメリカ大陸に到着します。ニューヨークでは車と電車が行き交い高層ビル群の摩天楼など、既に近代化された町並みで、ブルックリン橋にアイロンビルなど今と変わらない風景も映し出されています。

また、ワシントンのホワイトハウスやナイアガラ、大都会のシカゴ訪れています。その後は、鉄道と船を使って大陸を西へと渡りますが、その間イエローストン、グランドキャニオン、ロッキーなどの大自然と共に西部劇に出てくるようなカウボーイの写真もあります。

そして、11月にはアメリカ大陸を離れハワイを経由して12月末には横浜に到着します。日露戦争直後の明治28年の日本は人力車と和装に日本髪と木造家屋でアメリカと比較すればその格差が良くわかります。

ただ、日本を訪れた彼の評価は日本の美しさに衝撃を受け、全てが不思議な国だと感じながらも気に入って4ヶ月も滞在します。人々や家の中、おいらん道中や富士山も多く撮影されており当時の様子がよくわかります。

その後は朝鮮半島、中国、を経由してシンガポール、ジャワ島に渡りインドのガンジス川の沐浴やタージマハルに訪れます。当時のアジア諸国の服装は独自の民族衣装で写されている建物や船を欧米と比較すると近代化の格差がよくわかります。

そしてインド洋を渡り既に開通しているスエズ運河を経由して、ヨーロッパの到着しアルプスを越えて1906年秋にドイツに戻ります。その後は、2回の戦争をドイツ人としてくぐりぬけ、スイス国民となって移り住みます。

77歳になった時に、戦争前に訪れた世界各国の写真を見ながら書いた回想録がこの書籍です。初期のカメラにしてはきれいな写真ですので、パラパラと写真を見るだけでも楽しい本ですので手に取ってみてください。


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飛田歯科医院
院長 飛田晴康

飛田歯科医院 院長 飛田晴康

医院サイト:
http://www.tobitadc.jp/

こんにちは。飛田歯科医院の三代目院長・飛田晴康です。
当院は、大正13年、祖父が開院して以来80年以上にわたり、地域の皆さんの歯の健康を守り続けてきました。平成17年、二代目の父の後を受け、三代目院長として私がその後を引き継ぎました。
ご年配の患者さんの中には、父の時代から通ってきてくださる方もあり、折に触れて父と思い出を話してくださいます。
そんな話を聞いていると、父、そして祖父は患者さんにとって重要な存在であり、信頼されていたのだということがひしひしと伝わってきて、改めて「歯のホームドクター」としての責任を強く感じています。

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