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2016年5月14日

私が見てきたインプラントの歴史   その4

歯周病専門医 VS インプラント

歯周病 インプラント※クインテッセンスの家庭の歯学より引用


歯周病専門医の中では、当初からインプラントに対して否定的な考えが主流でした。私が歯周病の研修施設で学んでいた著名な先生も、私が所属している大阪デンタルリサーチグループ(1962年創立)もインプラントは長期安定する治療方法ではないという見解でした。

確かに当時の歯周病の論理からするとインプラントは論理矛盾する点が多かったのです。その論点がインプラントと骨は結合したとしても、インプラントと粘膜(歯肉)が付着するという理論がありません。

歯と歯ぐきの境目の構造は、歯ぐきから歯の根に向かって繊維が伸び、その繊維と歯の根が結合しています。ところがインプラントの場合は、歯ぐきとインプラントは接しているだけで結合することはありません。

そのため、その隙間から細菌が進入して骨が感染する危険性が高いため、長期安定するのは難しいという考えでした。そのため、当時の歯周病専門医からは反対意見が多く聞かれていました。

また、整形外科からも 「 骨から粘膜を貫通している物質が感染しないはずはない 」 とも言われていました。しかし、チタンのブロネマルクタイプのインプラントが広まり、良い結果が得られるようになると、徐々に認められるようになりました。

しかも、医科でも応用されるようになり成功例が多くなってくると、インプラント治療は認められるようになり加速的に広まっていきました。そして長期安定している症例も出てくるようになると、インプラントを肯定的に捉える歯周病専門医が増えていき、インプラント独自の理論が確立していきました。


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飛田歯科医院
院長 飛田晴康

飛田歯科医院 院長 飛田晴康

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こんにちは。飛田歯科医院の三代目院長・飛田晴康です。
当院は、大正13年、祖父が開院して以来80年以上にわたり、地域の皆さんの歯の健康を守り続けてきました。平成17年、二代目の父の後を受け、三代目院長として私がその後を引き継ぎました。
ご年配の患者さんの中には、父の時代から通ってきてくださる方もあり、折に触れて父と思い出を話してくださいます。
そんな話を聞いていると、父、そして祖父は患者さんにとって重要な存在であり、信頼されていたのだということがひしひしと伝わってきて、改めて「歯のホームドクター」としての責任を強く感じています。

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