« 2017年10月
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  •  
  •  
  •  
  •  
2016年6月29日

子供のためにできること  その3

出産前にできること
db35b7bd8666a5c14f235b9a691977a7_s.jpg
本来であれば、妊娠される前にお母さんのお口を健康にすることが大切です。
その理由は2つです。

まずは、ムシ歯と歯周病の原因である細菌をお母さんのお口から可能なかぎり少なくすることが大切です。なぜならお母さんの口の中の細菌が子供に感染するといわれています。そのためには、お母さんのお口が健康であり、ムシ歯や歯周病にならないようにお口の中の細菌が管理されていることが必要になります。

次に、お母さんが子供の口を健康に育成するための知識を得ることです。育児は様々な知識が必要であり、常に判断しなければならないことだらけです。また、お母さんは子供にとっての大切な指導者ですので、前もって十分な知識を得る必要があります。お母さん自身のお口の健康を保つための知識と方法はお子様にも生かせますので、それに育児の時の知識を加えれば十分なのです。

もう一つ大切なことは、妊娠されると歯科治療内容の制限や体調によって難しい点がありますので、余裕がある妊娠される前の方や良いと思います。

Google +1
2016年6月28日

子供のためにできること  その2

母乳とムシ歯を考える
母乳1.jpg
これは2008年が初版の書籍の表紙です。

この本は「日本母乳の会」からの依頼により、聖マリア学院大学橋本教授と昭和歯科大学井上教授、仙台、長野、大阪、神戸の歯科医と私で何度も何度も打ち合わせをして完成させて本なのです。なぜ、歯科医の私が母乳に関わっているかは改めてお話しますが、1992年に「日本母乳の会」が発足する前からに関わるようになった経緯があります。この他にも母乳育児シリーズとして「離乳食のすすめ」「離乳食」「安心の母乳育児」が発行されていますので出産を控えておられる方や子育て中の方はぜひご覧ください。

「母乳」がお口の健康にとって大切なことは子供の咬む機能と顎の発育にとって大切だからです。しかしながら、一般的には母乳を続けることがムシ歯になりやすい点が問題視されています。この本では、「母乳育児」の大切さを踏まえながらムシ歯予防の方法を解説させていただきました。
今後はこれらの内容も踏まえて「子供のためにできること」を書かせていただきます。

Google +1
2016年6月27日

子供のためにできること  その1 

お口の健康という財産を残しませんか
19b28e92f357bc3ed27c9284f86cdda8_s.jpg
お子様のために何を残してあげようと思われますか。教育、知恵、資産などが一般的な考えですが、「生涯、お口が健康であり続ける」という財産を残してあげることを加えてみませんか。

平均的な日本人であれば、子供の頃から老人に至るまで虫歯と歯周病になり、治療を繰り返し、年齢と共に歯を失って入れ歯やインプラントになってしまう場合が多いです。その間、痛み、歯ぐきが腫れ、口臭、歯がぐらぐらする、硬いものが咬めない、見た目が悪い、顎が痛い、咬みにくいなどの症状を繰り返し、何度も歯科医院への通院を繰り返します。その間、治療に伴う痛みや不快感だけでなく、様々な不安と共に多くの時間と費用を使うことになるのです。

「お口が健康であり続ける」ことで歯が悪くなることから開放されるのです。お口が健康ですと、意識しないで食べるのが楽しく、口元を隠すことなく、口臭を気にしないでお話しすることができ、生活を楽しめることになるのです。

お口が健康であり続けることで「快適で豊かな生活」という財産をプレゼントしてはいかがでしょうか。

Google +1
2016年6月25日

電動歯ブラシつながりで私が思い出した余談です

140601.jpg
電動歯ブラシでおススメしているオムロンという会社から思い出しました。私は1985年に大阪の歯科大学を卒業してからすぐに、東京都港区神屋町の桜田通りに面した歯科医院に勤務していました。近くには大手企業のビルが立ち並んでいたので、そこに勤めるサラリーマンやOLさんたちが来院されていました。社会人になりたての私が感じたことは、それぞれの会社によって人の雰囲気が違うことに驚かされ、いまだに鮮明に思い出されます。但し、あくまで私の個人的な見解ですのであしからず。

まず、オムロンは東京本社が虎ノ門でした。京都が本社のためか男性は関西弁で関西人そのものの方が多く、OLさんは関東出身だと思うのですが明るく元気な方が多かったように感じました。当時のイトーヨーカ堂は東京タワーのそばにあったのですがOLさんはおとなしく真面目な方が多かったように感じました。IBMも近所だったのですが論理的にはっきり希望を言われるように感じました。前歯を治療する時に発音のことを気にされていたことを覚えています。(おそらく英語の発音だと思います)当時は飯倉にあったランコムの方は華やかで綺麗でいい匂いがしたので、若かった私は近づくだけでドキドキしていました。男性の方もかっこよかったです。テレビ東京も近所だったのですが、ラフな服装でいかにもその世界の方のように見えました。(単なる私の先入観?)余談ですが、局内を見学させていただき感激したことを覚えてきます。

OLさんも男性も会社や職種の特徴なのか社長や人事の意向なのか、その違いに驚かされたことを思い出します。ということは、飛田歯科医院もスタッフの雰囲気を通じて感じられていることがあるということですよね。そのことを考えるとちょっとドキドキします。

Google +1
2016年6月24日

MTAセメントとは、

最新の根管治療(歯の根の治療)薬です
無題.png
私が歯科大を卒業するず~と前(1800年代後半)から根管治療にはガッタパーチャー(天然の樹脂)が使用されてきましたが、ここ数年で大きく変わろうとしています。
MTA(mineral trioxide aggregate)という1990年代にアメリカで開発された水硬性(水で固まる)セメントが優れた結果を出しているのです。この材料はムシ歯が深い場合の歯髄(歯の神経)の保護や鎮静を図るために開発されたのですが、根管治療に使ったところ、予想以上の好結果になったため使われるようになりました。また、以前はかなり高価な材料だったのですが各メーカーが製造するようになり気軽に使えるようになりました。

<その特徴は>
①MTAセメントは練和後pH12.5の強アルカリ性のため高い殺菌性があります。
②他のセメントより細胞毒性が低いので、細胞の生存率が高いのです。
③MTAセメントが硬化する時に膨張するので、
隙間なく緊密に埋めることができるので細菌の侵入を防ぎます。
④MTAセメントは親水性なので血液や組織液で濡れている部分でも使用できます。

このように従来のガッタパーチャーより優れている点が多いのですが、流れが悪いのが欠点です。つまり、太い根管には使えるのですが、細く細かい凹凸がある根管には長年使われてきたガッタパーターの方が良いのです。
但し、粉に液を混ぜて泥状にして使うため細い根管治療には不向きです。そのため、得意とするのは太い根管です。何にでも得意不得意はあるものです。

Google +1
2016年6月22日

飛田歯科図書館 vol.09

医院の待合室に置かせていただいている本を紹介しております。
解説はあくまで私の偏見ですのでお許しください。
幕末・明治の工芸 世界を魅了した日本の技と美  村田理如
工芸2.jpg

掲載されている作品は全て清水三年坂美術館所蔵の品々です。(http://www.sannenzaka-museum.co.jp/)
美術作品ではなく、使う道具をより美しく見せるために装飾された品々です。解説によると、幕末から明治の工芸品は海外で人気があり、その理由は文句なく美しく、品格と高度な技術に圧倒されるからだそうです。確かに、素人の私ですら、技術のすばらしさと繊細さに感激させられ、思わず「良い仕事してますね~」と声が出てしまいます。

陶器では絵付けの繊細さと芸術性には目を見張ります。それに加えて壷や皿とのバランスは、知識がない素人の私ですら圧倒されます。中には手の平に乗るくらいの大きさの小箱に数千匹の蝶が描かれていますが、拡大鏡を使わないと見えないほどの(老眼でなくても)細かい絵柄から、どれだけ手間隙かけられた作業であるかは想像を絶します。その他にも刀装具や金工といわれる金属加工は金属加工なのにその細かさと色の豊富さには驚かせられます。最後に早い時期から海外へ流失した蒔絵も他と同様に凄いです。

素人の私が感じた全てに共通していることは、その細かさと美しさですが、威厳と品格を感じてしまうのは想像を絶する時間がかけられ徹底的にこだわっていることを感じられるからだと思いました。

余談ですが、京都には30代に4年ほど住んだことがありますが、この美術館の存在はこの本を買って知りましたし残念ながらまだ訪れたことはありません。

Google +1
2016年6月21日

インビザラインとは?  その12

インビザラインと咬合性外傷、顎関節症
0dc73ae7b913bb826cbcf819e18020e7_s.jpg
インビザライン矯正は、咬み合わせと顎関節を専門にしている私にとって画期的な矯正治療です。

その理由はアメリカの最近の研究において、顎関節疾患は成長期の顎関節への外傷が原因になると考えられています。この成長期の外傷の要因が矯正治療も含まれる可能性があるようです。

インビザライン矯正は上下の歯がマウスピースで覆われるため、治療中の顎関節への負担が軽減されます。また、矯正治療期間に上下の歯が接触しにくいので、咬みあわせによる歯への外傷が少なくなり矯正治療中の歯の磨耗、咬合性外傷による歯へのダメージも軽減されます。つまり歯と顎関節にやさしい矯正治療法なのです。

Google +1
2016年6月20日

インビザラインとは?  その11

アタッチメントとは?
アタッチPC.jpg右.jpg
左の画像はコンピューターシュミレーション上で歯に付いている赤い突起がアタッチメントです。

これは歯を動かしやすくするために歯に接着する突起です。右の画像は実際に同じ部位にアタッチメントが歯に接着された画像です。アタッチメントは舌で触ると突起を感じることはできると思いますが、ムシ歯治療に用いる詰め物と同じ材料なので殆ど目立ちません。しかも、全ての歯は動かすのですが、全ての歯にアタッチメントを装着することはないのです。歯の形態や動かす方向によって必要な歯に必要な形態のアタッチメントを装着するだけなのです。

この点も一般の矯正治療との違いです。一般の矯正治療では動かす歯の全てに装置が接着されていますし、その装置に針金が固定されます。必要な場合には歯の裏側に違う針金を装着する場合もあります。

このような違いが一般の矯正装置との違いになるのです。

Google +1
2016年6月18日

ガムは歯に良いの? 悪いの?

ガム2.jpg
大リーグでも試合中にガムを咬んでいる姿は良く見かけます。

一般的にスポーツ選手は集中力を増すためにガムを咬むことが多いようです。私たちがガムを咬むときは車の運転の時に眠気を抑えたり、歯磨きができないとき、口臭が気になるときなどにガムを咬むことが多いようです。しかし、これらは毎日の習慣ではなく一時的なことです。

常にガムを咬むことはや、ガムをよく咬むことで、何が起こるのでしょう? 咬む筋肉を使い続けることで筋肉が鍛えられます。その結果、鍛えられた筋肉で咬むことになるので、上下の歯には強い力が加わることで歯の磨耗が早まります。また、強い力は歯を壊してしまう場合があります。

その他にも糖分の摂取量が増えるので、ムシ歯のリスクが高くなります。ガムを咬む時は一時的に眠気を抑えたり、歯磨きの代わりにつかったり、緊張を抑えるためにガムを咬むことは、毎日の習慣ではないので問題ありません。但し、虫歯にならない商品を選択してください。ガムを常に咬むことが多い方は歯の寿命を短くする可能性がありますので可能であれば避けた方がよいでしょう。

但し、キシリトール入りのガムはムシ歯予防効果があるのでおススメする場合があります。この点は改めてお話します。

Google +1
2016年6月17日

私が見てきたインプラントの歴史   その9

インプラントはすばらしい治療方法です。
implant04.jpg
インプラントの歴史と共に、さまざまな問題点も解説してきましたが、私の個人的な意見ですがインプラントは2005年頃から急速に進歩したように感じています。

その理由はインプラントに参入するメーカーが飛躍的に多くなったことと、CT撮影と共にその画像分析のためのソフトが進歩しました。また、そのCTのデータを基に最も適切なインプラントを埋入する方向、長さ、幅が事前にわかるだけではなく、できるだけ正確に埋入するためのガイド(コンピューターシュミレーションと同じ方向に骨に穴を開けるための器具)を作成する事ができるようになるなど。周辺機器がかなり早く進化し続けました。その結果、より正確で確実なインプラント手術が可能になり、成功率が向上すると共に、特殊ではない治療になってきました。

但し、体は進化しているわけではないので問題が全て解決したわけではないので、もしインプラントを選択されようとする前に基本的な知識を得られることが大切なので、私の知っている基本的なことを解説させていただきました。
これらのことを理解されたうえで決められることをおススメします。

Google +1
2016年6月15日

私が見てきたインプラントの歴史   その8

インプラント治療の前に伝えておきたいこと
手術写真

現在のインプラント治療は今までの治療方法を大きく変える方法です。義歯の悩みをなくするだけではなく、健康な歯を削ることを最小限にできる方法でもあり、失った歯を再生することができるすばらしい方法です。

しかしながら、良い面ばかりではなく、今まででは考えられなかった新たな問題が起こるようになりました。今後はこれらの課題にどのように取り組むかがインプラント治療には最も大切なことです。

<インプラント手術後>
インプラントは体の再生能力と免疫能力を利用した治療です。そのため、インプラントが埋入された周囲の骨がインプラント周囲に新たな骨を造成することで、インプラントと骨が一体になって機能することができます。

しかしながら、インプラント周囲の骨が何らかの原因で造成しないで骨と一体にならない場合があります。

<インプラント治療後に数年経過してから>
インプラント周囲に骨が造成され治療が完了している場合も、数年後に造成された骨が失われる場合があります。このような場合はインプラント周囲を何らかの処置を行い、近年のインプラントは機材、術式などかなり研究され高い確率で成功する治療方法になってきました。

しかしながら何事も100%ではないのと同様にインプラント治療の数パーセントは残念ながら問題が起こってしまう場合があります。これらの問題の原因も研究されてはいますが、まだ完全には解明されていない点もあります。

このような点も十分理解した上でインプラント治療を選択されることが大切です。

Google +1
2016年6月14日

私が見てきたインプラントの歴史   その7

インプラント治療の前に伝えておきたいこと
相談写真

CT診査の向上により、インプラントを埋め込む部分の骨の幅と長さ、骨の状態を術前に知ることが可能になりました。その結果、術前にかなり正確な診断と治療計画を立案することができるようになりました。しかしながら、インプラント部分の診断だけではなくお口全体の診断が大切なのです。

<残っている歯の診査診断>
インプラント治療において最も大切なことが、残っている歯を出来るだけ長く使うための予防と治療です。インプラント治療が終わっても、残っている歯を次から次へと失って他のところもインプラントにならないためにも、インプラント部分だけではなく残っている歯の状態の診査診断が重要です。また、残っている歯を長持ちさせることがインプラントを長持ちさせることにもなります。

<咬み合わせ>
歯を失う原因はムシ歯や歯周病の原因の細菌をコントロールすることと、咬む力によって歯を壊さないようにする力のコントロールが重要になります。インプラントはしっかりした歯が新たに増えるため、治療後は確実に咬めるようになります。

しかし、この咬めるようになることが問題になる場合があります。インプラント治療の前は咬む力が弱かったから耐えられた残りの歯に対して、今まで以上の力が加わるからです。このことで、残りの歯が壊れたり、歯周病が悪化する可能性もあります。

だからこそ、残っている歯への診断と治療と共に術後の定期的な咬み合せのチェックが重要になります。


医院サイトはこちらhttp://www.tobitadc.jp/

Google +1
2016年6月13日

飛田歯科図書館 vol.08 『 Fling High  PARIS 』

医院の待合室に置かせていただいている本を紹介しております。
解説はあくまで私の偏見ですのでお許しください。

洋書 その3
Fling High  PARIS
Fling HighPARIS
パリの街を空撮した写真集です。

洋書なので解説に日本語がないので読めませんが殆どが写真なので楽しめる写真集です。しかも、ハードカバーで厚さが4cmもあるので写真の量はかなり多いです。

有名な観光地のルーブル、オルセー、オペラ座、凱旋門、アンバリッド、ノートルダム寺院、エッフェル塔、などなど建造物が美しいのは当然でしょうが、 「 芸術の都パリ 」 といわれるだけあって、普通の建物や町並みまでもが芸術的に感じられてしまうほど綺麗です。

しかも空撮で素材がいいパリの風景だからこそ芸術的な写真集になったとも考えられますかね。ちょっと重たいのですが待合室でぺらぺらと眺めながら、パリに行った気分になれたり、「ここ行ったよね」と旅行の思い出として、歴史的建物集としてなどなど、いろいろな楽しみ方ができると思います。


医院サイトはこちらhttp://www.tobitadc.jp/

Google +1
2016年6月11日

電動歯ブラシ その12

どの換えブラシが良いの?
歯ブラシ棚
換えブラシは 「 メディクリーン 」 「 ソニケア 」 共に数種類あります。

「 メディクリーン 」 は毛が柔らかく少し長くて毛先が細いタイプ(極細マイルドブラシ)と、毛がしっかりしたタイプ(トリプルクリアブラシ)の2種類があります。

どちらでもかまわないと思いますが、選択基準は歯に軽く当てて手をあまり動かさないタイプの磨き方をされる場合は柔らかいタイプの毛をおススメします。ある程度の力を入れてゴシゴシこすらないと気がすまない方にはしっかりしたタイプをおススメします。

「 ソニケア 」 の換えブラシの種類は多いのですが、基本的には通常の大きさでスタンダードタイプ(プロリザルツ)が良いと思います。見た目は少し長く感じるのですが先端部分が少し細くなっているのと幅が広くないので、ミニタイプでなくても奥歯の奥側まで届く方が多いようです。

お口がかなり小さい方にはミニタイプの方が良い場合もありますが、スタンダードな歯ブラシを使われている方であれば十分使えると思います。他にも色々なタイプがありますがあえておススメしません。

その理由は価格です。繰り返しになりますができるだけ安価で、気軽に買えブラシを交換できることが、最も歯垢を除去するのに効率が良いからです。

ちなみに、 「 ソニケア 」 の(ダイヤモンドクリーン)は中心部の毛の密度が多すぎるため歯と歯の間に毛先が入りにくいのでおススメできません。


医院サイトはこちらhttp://www.tobitadc.jp/

Google +1
2016年6月10日

ムシ歯予防のためのフッ素 その6

高濃度のフッ素イオン導入(20万ppm)
フッ素イオン

高濃度のフッ素(2%リン酸フッ化ナトリウム)は、歯の表面を一時的に溶かし電気分解されたフッ素イオンと共に歯の表面に取り込まれます。この時、歯の表面の密度を増すことで、歯が強くなり溶けにくい(ムシ歯になりにくい)歯をつくります。

年に1~2回行うことで効果が持続します。フッ素イオン導入は医院で行っています。電気を使いますが痛みや違和感はありません。5分間ほどかかるのと、術後30分は歯の表面で化学反応が起こっていますので、お口の中に何も入れないでください。

費用は¥2,000です。フッ素イオン導入の永久歯が生えた時が最もは効果が高いので、15歳位までは年1,2回、行われるのがおススメです。もちろん成人にも有効ですので、特に詰め物や冠など治療されているところが多い方にはおススメです。

<フッ素イオン導入が効果的である理由>
フッ素は不安定な元素のため常に他の元素とくっついているため、電気分解することでフッ素イオンになります。体(歯)を一時的にプラスにすることでマイナスのフッ素イオンが歯に取り込まれます。


医院サイトはこちらhttp://www.tobitadc.jp/

Google +1
2016年6月 8日

電動歯ブラシ その11

電動歯ブラシの換えブラシの交換時期について、
電動歯ブラシ

メーカーの説明では2~3ヶ月おきの交換と書かれていますが、私は1~1.5ヶ月毎に交換することをおススメしています。

(ちなみに私は1ヶ月で交換しています)歯ブラシの選び方でもお伝えしましたが、基本は少しでも毛先が開いてきたら早めに交換されることです。理由は毛先が開いて劣化した歯ブラシでは清掃効率がかなり低下するからです。

だからこそ、換えブラシは早めに気軽に交換できるように多めに購入していただくことをおススメします。 「 メディクリーン 」 は家電量販店でもネットでも価格差はあまり無いようですが、 「 ソニケア 」 はネットが安いです。特に4本入りはお得ですので時間があるときに探してみてください。

私の交換方法は無条件に交換できるように換えブラシにマジックで交換予定日を記入しています。その理由は 「 毛先が開いてから 」 にすると 「 もうちょと使えるかな~と 」 考えながらなかなか交換しないからです。

何も考えないで記入された日に交換するのであれば悩みが無くなり清掃効率が維持できるからです。

Google +1
2016年6月 7日

電動歯ブラシ その10

現時点で最もおススメする電動歯ブラシはソニケアですが確認が必要です。
ソニケア2.jpg

「 ソニケア 」 の価格が5,000円台と、また安くなりました。 「 ソニケア 」 の性能は以前から、最も優れているとお伝えしてきました。価格とランニングコストが他の機種より高価なため、おススメしきれない状況でした。

ところが、安い機種でもその基本性能に変わりがないのと 「 メディクリーン 」 と同等の価格になってきたからです。まだ、換えブラシは¥600~¥900ですので 「 メディクリーン 」 と比較すると少しは高価なのですが、性能から考えれば許容範囲だと私は感じています。

但し、1点だけ気をつける必要があります。初めて電動歯ブラシを使われる方の中で、数パーセントだけ振動に慣れないもしくは強い振動だと気持ち悪いと感じられる方がおられます。

この点は実際に使って頂かないと解らないのですが、飛田歯科医院では、デモ用(実際には使えませんが)の電動歯ブラシがありますので、その振動を触って確認されてから購入を考えられることをおススメします。

もしくは家電量販店でも、振動が体験できるデモ機を置いてあるところもありますので、触って確認されるのも良いかと思います。もし、不安に思われる方は少し上の機種で価格が上がりますが振動の調整機能(強、弱など)が付いている機種がおススメです。

迷われている方はぜひ一度ご相談ください。


医院サイトはこちらhttp://www.tobitadc.jp/

Google +1
2016年6月 6日

飛田歯科図書館 vol.07 『 360゜ LONDON 』

医院の待合室に置かせていただいている本を紹介しております。
解説はあくまで私の偏見ですのでお許しください。

洋書 その2
360゜ LONDON
360度LONDON

多くの写真が見開きの左右のページが1枚の写真なのに横幅が広い本です。

その理由はパノラマ撮影というより、タイトルとおり360゜全周が撮影されたロンドンの各地の風景写真です。その内容は観光地や美術館、橋、旧所名跡よりも、地下鉄、オフィス、工場、タクシー、バス、食料品店、衣料品店、雑貨店など、日常の生活に密着した写真が多い点も特徴です。

そのため、ロンドンに行った気分になるというより住めば遭遇するかもしれない生活感あふれた写真がたくさんあります。

圧巻なのは、本の中ほどにはバッキンガム宮殿の門のアップがあり、それを開くと見開きの倍のページが1枚の写真となり、テムズ川をはさんでロンドンアイ、ビッグベン、ウォータールー駅などが登場する壮大なパノラマが広がります。

余談ですが「せんべい」「ポテトチップス」という日本語が写っている写真がありますので探してみてください。ロンドンにいったことがある方、これから行かれる方はぜひご覧ください。


医院サイトはこちらhttp://www.tobitadc.jp/

Google +1
2016年6月 4日

ムシ歯予防のためのフッ素 その5

低濃度のフッ素
低濃度のフッ素04_prevention04-pic1.jpg

低濃度のフッ素(1,000ppm未満)は頻繁に使用することで虫歯予防する方法で、その使用方法には歯磨剤と洗口があります。

その効果は、お口の中の細菌の増殖を抑制したり、細菌が酸をつくりにくくしたり、歯の再生(再石灰化)を促進することで歯の表面の小さなムシ歯を再生してくれる作用があります。フッ素が含まれている歯磨き剤や洗口液を毎日使うことです。特に寝る前の使用が効果的です。

<フッ化物配合歯磨剤>
世界保健機関(WHO)は、フッ化物配合歯磨剤の使用を推奨しています。
フッ化物配合歯磨剤のムシ歯予防のメカニズムは、初期ムシ歯の脱灰の抑制と再石灰化の促進と、ムシ歯菌の抑制です。その有効性に関する研究は1945年以降行われています。

わが国では、フッ化物配合歯磨剤は医薬部外品として位置づけられ、配合フッ化物は、フッ化ナトリウム(NaF)、フッ化スズ(SnF2)、モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)の3種類が承認されており、いずれの場合もフッ化物濃度は1,000ppm(0.1%)以下と規定されています。

フッ素入り歯磨剤は量販店でも販売されています。虫歯予防、フッ素入りと書かれたものを選ばれれば大丈夫です。

<フッ素化合物の洗口>
低濃度のフッ素化合物は可能なかぎり長時間、歯に接触していることにより、ムシ歯の予防効果があります。洗口液はゆすげば良いので歯磨きより簡単で口液を毎日使うことです。特に寝る前の使用が効果的です。

また、成人のフッ化物洗口のムシ歯予防効果もあります。臨床試験として陸上自衛隊員に行われたところ、統計学的に有意なムシ歯予防率が38.2%と、ムシ歯予防対策にもフッ化物洗口は有用な方法であることを示唆するものでした。

フッ素入り洗口液は市販薬の「レゴビーノ」が便利なのですが、私は医院専売の「ミラノール」が安価でお得なのでおススメしています。


医院サイトはこちらhttp://www.tobitadc.jp/

Google +1
2016年6月 3日

ムシ歯予防のためのフッ素 その4

フッ素のムシ歯予防効果とは
16_13.jpg
ムシ歯は歯に付着した歯垢(ムシ歯の原因菌の塊)は、お口の中に入ってくる糖分を分解して酸をつくります。この酸が歯を溶かして次第に穴があいていくことをムシ歯と呼んでいます。

そのため、歯の表面に付着した歯垢を歯ブラシで取り除くことと糖分の摂取を抑制することがムシ歯予防の基本です。フッ素によるムシ歯予防とは、歯の表面をフッ素で強くして歯を溶けにくくしたり、虫歯の原因の細菌の働きを弱めて酸をつくりにくくしたり、歯の再生(再石灰化)を促進することでムシ歯になりにくくすることです。

フッ素には高濃度と低濃度があり、それぞれの方法と予防効果の違いがあるので、その特徴を理解した使い方が大切です。

<情報>
1949年、厚生・文部両省から「弗化ソーダ局所塗布実施要領」、1966年には厚生省医務局歯科衛生課から、「弗化物歯面塗布実施塗布」が出され、その普及が図られてきました。

また、2003年の厚生労働省医政局長および厚生労働省健康局長連名により、全国各都道府県知事にあてて「フッ化物洗口ガイドライン」においてフッ化物の応用は重要であり、

フッ化物応用によるむし歯予防の有効性と安全性は、すでに国内外の多くの研究により示されており、口腔保健向上のためフッ化物の応用は、重要な役割を果たしている。と述べられています。


医院サイトはこちらhttp://www.tobitadc.jp/

Google +1
2016年6月 1日

飛田歯科図書館 vol.06 『 隣人 』

医院の待合室に置かせていただいている本を紹介しております。
解説はあくまで私の偏見ですのでお許しください。

国家権力によって個人の自由が奪われた人々  その2

隣人(38度線の北)
516z48UT-uL__SS500_.jpg

このところ、ニュースでよく取り上げられている隣人です。タイトルどおり、北緯38度の北側の国の北朝鮮の人々の日々の生活を撮影した写真集です。

長年に渡って解決しない拉致被害者と核兵器の問題は我が国にとって身近な事柄です。その他にも、個人独裁、世襲、軍事優先、貧困、脱北、報道規制など、私が知りえる情報からは悪いイメージしか思い浮かびません。

また、近隣国なのに観光旅行の対象にならない点も特殊です。この写真集は2011~12年にかけて撮影されたそうですが、ごく普通としか見えない(真偽はわかりませんが)人々の日々の生活が写されています。

しかも、昭和30年代生まれの私にとっては、ちょっと懐かしくも感じてしまう。昔、見たことがあるような日常の風景が垣間見えます。

飲食店、病院、駅での日常や運動会、海水浴、野外での宴会など、その気写っている人々の表情は豊かで、笑顔も素敵で、はにかんだり、恥ずかしがったり、得意げだったり様々な表情から幸せそうにも見えます。

この国で暮らしている人々は普通に暮らしているのかも知れないと感じてしまいます。私がマスメディアから得ている情報からのイメージと、この写真集は全く違った面を垣間見ることになり、複雑な気持ちになってしまいました。短時間でも気軽に見える写真集ですので一度はご覧ください。

余談ですが、神戸市のマーク付きのバスが写っている写真を発見しました。どのような経緯でこの国に渡ったのでしょうかね。


医院サイトはこちらhttp://www.tobitadc.jp/

Google +1

飛田歯科医院
院長 飛田晴康

飛田歯科医院 院長 飛田晴康

医院サイト:
http://www.tobitadc.jp/

こんにちは。飛田歯科医院の三代目院長・飛田晴康です。
当院は、大正13年、祖父が開院して以来80年以上にわたり、地域の皆さんの歯の健康を守り続けてきました。平成17年、二代目の父の後を受け、三代目院長として私がその後を引き継ぎました。
ご年配の患者さんの中には、父の時代から通ってきてくださる方もあり、折に触れて父と思い出を話してくださいます。
そんな話を聞いていると、父、そして祖父は患者さんにとって重要な存在であり、信頼されていたのだということがひしひしと伝わってきて、改めて「歯のホームドクター」としての責任を強く感じています。

Google +1