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2016年7月 9日

保険外診療の価値  その2

保険外診療の価値は?
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私の健康保険内の診療と健康保険外の診療の違いは、治療の始めから終わるまでの細部にわたります。その基本は「歯を長持ちさせるために、最も良いと思われる治療を行うか否か」です。
そのための検査から治療計画、治療内容、使用材料、時間、外注する技工所まで全てが違います。
その結果として、健康保険内の治療より歯がより長持ちし、よく咬めてより快適で美しい口元を手に入れられるのです。このことに価値を感じられる方には保険外診療がおススメです。

「保険外だと一生持つのですか?」との質問される方がおられますが、そのお答えは難しいです。
その理由は、治療後の使われ方や管理方法、元々の歯の状態、使われる年数によって変わってくるからです。
例えば、同じ靴であっても元々の構造や素材、体重の違い、歩く距離、どのような所を歩くのか、歩き方、お手入れの仕方によってどれだけ使えるかは変わってきます。また、中古の靴のようにかなり劣化したものを修理したのであれば、新品とは違います。

歯も同様で治療前の時点での歯の根の長さ、歯を支えている骨の量、歯の残っている量と質、歯並び、残っている歯の本数、咬む力の強さ、歯の神経があるかないか、歯軋りや食い縛りがあるか、あと何年使われるかなど、個々の条件によって条件は全く異なります。
ただし、確実にお伝えできることは、保険外の治療は健康保険内の治療方法と比較すれば、確実に歯を長く残すことができる治療方法なのです。だからこそ、価値があるのです。

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2016年7月 8日

保険外診療の価値  その1

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保険外診療とは、健康保険適用外の材料の使用や、矯正治療、インプラント、予防的な処置など、厚生労働省が定めた健康保険内での治療が認められていない内容の治療です。そのため治療費の全額が自己負担となります。これが一般的な保険外診療の違いです。

よく知られている保険外の治療は矯正治療、インプラント、陶器や貴金属の冠や詰め物、金属の義歯です。これらは使用材料の違いだけではなく治療内容や治療の進め方にも大きな違いがあるのです。

一方、健康保険内での治療とは厚生労働省が決めた方法と手順で、決められた材料を使って治療を行うことです。数年おきに時代のニーズや技術革新に応じて治療費用や治療内容が検討され改定されています。国内の保険制度は先進国の中ではかなり高いレベルの治療方法まで認められていますので、日本国民の口の健康は以前よりかなり改善されてきたと思われます。その点はわが国の保険制度はすばらしいと考えられます。

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2016年7月 6日

インビザラインとは?  その15

矯正の歴史から見たインビザライン vol.2
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1900年代の矯正治療は様々な点で進歩してきましたが、材料や機器の発展による進化の面も大きいと考えられます。その中でも治療時間、審美、ムシ歯と歯周病のリスクが改善されてきた観点から分析してみました。

個々の歯に付けた装置(ブラケット)に針金をくくりつけ、針金の弾性で歯を動かす近代矯正と認識されるようになった頃からの大きな変化の一つが歯への接着技術の進歩です。従来は歯に金属バンドを適合させてバンドにブラケット(歯にワイヤーを固定する突起)を蝋着(金属と金属を付ける)していましたが、歯にブラケットを直接接着する事が可能になりました。このことにより治療時間、審美と共に、矯正装置が小さくなったことによって治療中のムシ歯や歯周病のリスクを減らすことになりました。

次の大きな変化がニッケルチタンワイヤーの開発です。歯に一定の力をワイヤーで加えるためにワイヤーを複雑に曲げることが必要でしたが、ワイヤーを曲げることなく既成のニッケルチタンのワイヤーを入れるだけで歯を動かすことが可能になりました。このことにより、複雑に針金を曲げることないため、治療時間と共に装置が単純になることでお口の清掃性が向上したことで、治療中のムシ歯や歯周病のリスクを減らすことになりました。

そして、インビザラインのようなマウスピース型の矯正治療です。3次元スキャナーとコンピューターのシミュレーション、ビッグデーター分析技術の進歩によって可能になった治療方法です。歯にはアタッチメントといわれる突起が必要最小限しか取り付けられていないので通常の歯磨きとほとんど変わりません。また、矯正期間中はチェックとIPR(歯と歯の間を削る)のみで問題がなければ治療はありません。

このように矯正の進化の歴史を振り返れば、治療期間中の清掃性の向上と治療時間が短くなった歴史でもあります。

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2016年7月 5日

インビザラインとは?  その14

矯正の歴史から見たインビザライン vol.1
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歴史は参考資料や個々の見識によって多少の違いがありますが、
矯正治療の歴史を書籍からたどれば1803年に出版された『人の歯の博物学』『歯科疾患治療の歴史』 Fox, Josephだと考えられます。この書籍に記載されているのは乱杙歯を革製のヘッド・チンキャップなどの器具を用いて治療しようとしことが記載されており、これが矯正治療の始まりだと考えられています。Fox(1776-1816)は、1797年にロンドンのガイ病院に初めての歯科外科医として採用され医学生に歯科医学を正規に講義しています。

その後の書籍で注目すべきは1841年に出版された『新歯科技術の理論と実際』Lefoulon, J. (フランスの歯科医)です。歯間狭窄の矯正のために、弾力性のある金製の弧状金具を歯列の内側に装着する方法が考案されています。またこの装置を"Orthodontosie"と名付けられ、現在の矯正学(orthodontics)の名前の起源だと考えられます。

1900年初頭にはアングル博士が矯正学の理論を発表され、近代矯正学の始まりと認識されています。アングルの分類は現在の矯正学でも使われています。

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2016年7月 4日

インビザラインとは?  その13

日々のお口のお手入れは殆ど変わりません
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通常の矯正治療で最も大変なことは、日々のお口の清掃です。
歯を動かすために全ての歯に接着されたブラケットに針金が固定されます。それに加えて歯の裏側にも針金を装着する場合があります。一方、インビザライン矯正はアタッチメントの解説の中にも書かせていただきましたが、その形態は小さな突起で必要最小限の歯にしかアタッチメントが付けません。

そのため、通常の歯磨きでムシ歯や歯周病の原因である歯垢(細菌の塊)が付着しにくく除去することが容易です。つまり、矯正期間中だからといって特別な清掃道具や磨き方が必要ではないのです。このことは、一般矯正治療中に起こる歯周病やムシ歯のリスクが殆どないことなので、この点もインビザラインの優れている点になります。

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飛田歯科医院
院長 飛田晴康

飛田歯科医院 院長 飛田晴康

医院サイト:
http://www.tobitadc.jp/

こんにちは。飛田歯科医院の三代目院長・飛田晴康です。
当院は、大正13年、祖父が開院して以来80年以上にわたり、地域の皆さんの歯の健康を守り続けてきました。平成17年、二代目の父の後を受け、三代目院長として私がその後を引き継ぎました。
ご年配の患者さんの中には、父の時代から通ってきてくださる方もあり、折に触れて父と思い出を話してくださいます。
そんな話を聞いていると、父、そして祖父は患者さんにとって重要な存在であり、信頼されていたのだということがひしひしと伝わってきて、改めて「歯のホームドクター」としての責任を強く感じています。

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