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2016年7月16日

子供のためにできること その7

母乳育児のすすめ vol.1
母乳2.jpg(母乳とムシ歯から引用)
咬むための筋肉の育成
人は哺乳類に分類される動物です。つまり出産後に母乳を飲んで成長する動物であることを認識する必要があります。この母乳によって栄養を得て成長すること以外に、母乳を飲むという行為によって咀嚼機能が発達するための大切な一歩であることを理解しておく必要があります。

母乳での哺乳動作は人口乳とは全く異なります。
①上下の唇を吸盤が吸い付くように乳首に密接させます。
②上下の顎をくっつけ(歯がある場合の咬んだ状態)にして口の中の容量を0にします。
③強く口を開けるように顎を動かすことによって口の中が陰圧になり母乳が口の中へ引き込まれます。
④②の上下の顎をくっつけ(咬むように顎を動かす)ながら母乳を飲み込みます。

このように、顎を上下に動かしながら咬むようにして母乳は飲まれます。つまり、ストローのように飲むのではありません。この咬むようにして飲むことが顎の筋肉を鍛え、離乳食から普通食を食べる頃には硬いものが咬めるだけの筋肉が鍛えられているのです。
だから母乳で飲むことはお口の健康育成にとってはとっても大切なのです。

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2016年7月15日

歯周病と喫煙  その2

喫煙.jpg
30代まで喫煙者だった私の禁煙での経験
喫煙と歯周病の問題の知識はありましたが、自分が禁煙してみて実感することになりました。禁煙して1ヶ月頃だったと思います。いつものように歯磨きをすると歯ブラシもフロスも血だらけになりました。何も変えていないのに急に出血するようになったのです。2,3日は一時的な事だと思っていましたが、磨いても磨いても出血は治まりません。1週間位たって少し不安になり始めた頃に「禁煙したためかな?」と気が付きました。いざ自分のこととなると意外とわからないものです。

禁煙したことによって歯ぐきの血液の循環が良くなり、炎症が正常に起こり始めたのです。恥ずかしながら、今まで磨き方では汚れが取れていなかったということです。それからは、歯磨きの道具を色々と駆使して頑張っていると1ヶ月くらいで、出血もおさまり歯ぐきの色がどんどん良くなってきました。このように、「喫煙が口の健康にとって悪い」ことが身をもって体験した出来事でした。
歯を長く使うために、禁煙してみようと少し思われたでしょうか


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2016年7月13日

子供のためにできること  その6

基礎知識②
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糖分のコントロールが大切な理由
少し古いのですがある大学の研究(1981,86年)で、ナイジェリアの都市部と農村部の虫歯の状態を調査した結果、近代文明に殆ど接していない(お菓子がない)部族においては1%程度の虫歯の発生率しかありませんでした。しかも、農村部では2歳を超えても授乳している場合が多く見られました。歯ブラシやフッ素がないのにこの結果です。また、ニュージーランドの先住民族は埋葬された頭蓋骨の調査から1万本に1本の虫歯しか発見できなかったそうです。糖分を摂取しなければ、歯磨きをしなくても虫歯にはならないという実例です。
現実社会の中での子育てで糖分を全く採らないことは無理なのはわかっていますが、糖分の中のショ糖(一般的には砂糖)がムシ歯の原因であり、糖分をコントロールすることで予防が可能であることは知っておいて頂きたいのです。

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2016年7月12日

子供のためにできること  その5

基礎知識①
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☆虫歯と歯周病の原因は
口の中にいる細菌が糖を分解して酸を作り、この酸によって歯が溶けて虫歯になります。歯周病は「歯周ポケット」といわれる溝に住み着いた細菌が出す毒素によって歯ぐきが炎症を起こし、歯槽骨(歯を支える骨)が溶けて、歯がぐらぐらになって抜けてしまう病気です。両方とも、歯の周囲に付着した細菌の塊によって起こる病気です。
    
☆咬む機能を育成する
スポーツ選手が練習で使う筋肉を鍛えて技術や能力を高めるように、咬む筋肉を鍛えないとお口の能力は鍛えられません。お口の能力を育成するために、練習を行う必要があります。また、筋肉の発達は骨の成長を促進します。しっかりとした骨格を育成するためにも、お口の機能の育成は大切なことです。

☆食生活の管理
虫歯予防の最も有効な方法は、食生活の管理です。その中でも特に糖分摂取のコントロールは重要です。

☆フッ素の利用
フッ素は安全で虫歯予防の効果が高い薬品です。使い方は、高濃度と低濃度の2種類のフッ素を組み合わせて上手に使うことです。

☆歯磨きと仕上げ磨き
最終目標は永久歯の生える6歳になった時に歯磨きの習慣と磨く技術が習得されていることです。の目標に向かって少しずつ少しずつ習慣と技術を身につけましょう。その間はお母さんが磨けない部分を手伝うことが仕上げ磨きです。

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2016年7月11日

飛田歯科図書館 vol.11

医院の待合室に置かせていただいている本を紹介しております。
解説はあくまで私の偏見ですのでお許しください。

洋書 その5
X-RAY ART
Xray.jpg
洋書なので解説を読むことは難しいので医療従事者として思わず目が釘付けになってしまった写真集です。まさかレントゲン写真(X-RAY)がアートになるとは想像もできませんでした。撮影内容は人の体はもちろんですが、自転車や車の運転、テニスやアメフトなど動きのある画像に加えて身近にある靴、スタンド、カメラ、ぬいぐるみ、ナイフ、椅子から魚、蟹、花の数々です。思わず目を留めてしまったのが、バス、飛行機、5階建てのビル、、、あくまで芸術作品なので加工されていると理解できますが、この発想が凄いですし、美しく芸術的に見えてきます。

私は日々の診療でレントゲン写真はムシ歯や歯周病、歯の根の状態、親知らずなど、骨の状態など歯の内部を確認するために目をこらして診断している身近なものなので驚いてしまいます。これからは歯のレントゲン写真を見るときも芸術的な見方や発想が芽生えるかも、、ということはないですよね。
本の巻末にそれぞれの写真の解説がありますのでそれを読めばより楽しめるかもしれませんね。

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飛田歯科医院
院長 飛田晴康

飛田歯科医院 院長 飛田晴康

医院サイト:
http://www.tobitadc.jp/

こんにちは。飛田歯科医院の三代目院長・飛田晴康です。
当院は、大正13年、祖父が開院して以来80年以上にわたり、地域の皆さんの歯の健康を守り続けてきました。平成17年、二代目の父の後を受け、三代目院長として私がその後を引き継ぎました。
ご年配の患者さんの中には、父の時代から通ってきてくださる方もあり、折に触れて父と思い出を話してくださいます。
そんな話を聞いていると、父、そして祖父は患者さんにとって重要な存在であり、信頼されていたのだということがひしひしと伝わってきて、改めて「歯のホームドクター」としての責任を強く感じています。

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