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2016年10月31日

歯と歯の間の歯磨きは大切です  その2

フロスの使い方のポイント
フロスフォルダー.gif 20091005_2912144.jpg
フロスは糸が歯面に当たってこすることで汚れを落とします。そのため、フロスを入れた手前の歯の面と奥の歯の両面に当ててこすることが大切です。できれば歯周ポケットの中(歯と歯ぐきの境目にある溝)にも可能な限り入れることも大切です。また、フロスを入れるとき「パチン」と入れて歯ぐきを傷つけないようにゴシゴシ動かしながら入れることにも注意してください。

どのフロスがいいの?
フロスには持ち手が付いているものと、指に巻いて使う糸だけのものがあります。初めて使われる方には 持ち手が付いているほうが使いやすいと思います。ただし、慣れてこられたら糸だけの方が良いでしょう。糸だけなので最も安価ですし種類もたくさんあります。

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糸だけのフロスはワックス付(WAXED)とワックス無(UNWAXED)の2種類に分類できます。理論的にはワックス無しの方が歯垢除去効率は高いのですが、ワックス付の方が歯と歯の間に入りやすく切れにくいのでおススメしています。最もおススメなのがデントテープというワックス付きの極太の糸のタイプです。その理由は切れにくく、糸が太いのでフロスで歯をこする回数が少なくてもほぼキレイになる点です。つまり、短時間でよい結果を得ることができるからです。

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2016年10月28日

歯と歯の間の歯磨きは大切です その1

フロス、歯間ブラシとは
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フロスや歯間ブラシを使う目的は、歯ブラシだけでは歯と歯の間に付着した歯垢(ムシ歯と歯周病の原因である細菌の塊)を取り除くことはできないからです。その結果、歯垢が歯と歯の間に残ったままになるため、「毎日しっかり歯を磨いているのに、虫歯になった」という結果になるのです。そこで、歯と歯の間の歯垢を清掃するためのフロスや歯間ブラシを使うことが大切なのです。

では、フロスと歯間ブラシどちらを使えばいいの?
若い方や歯周病がない健康な歯ぐきの場合は歯と歯の隙間はほとんどありません。    ところが、歯周病が進行して歯を支える骨を失ってくると歯ぐきが退縮(下がってきて)して、歯と歯の間に隙間がでてきます。また健康な歯ぐきであっても中年を過ぎると歯ぐきが退縮することもあります。このように歯の間に隙間がある方には歯間ブラシが向いています。また、ブリッジやインプラントの方も歯間ブラシが向いている場合が多いです。

基本的には歯と歯の間の隙間が狭い方はフロス、隙間が広い方は歯間ブラシですが、どちらが向いているかは、歯科医院で確認されることをおススメします。

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2016年10月27日

飛田歯科図書館 vol.14

医院の待合室に置かせていただいている本を紹介しております。
解説はあくまで私の偏見ですのでお許しください。

NATIONAL GEOGRAPHIC  その2
「極限に挑む」
極限に挑む2.jpg
私がNATIONAL GEOGRAPHICの書籍が好きなのは、私には見ることができない地球や人の一面をきれいな写真で気軽に見せてくれる点です。
 
人類の冒険記録写真集と私なりに解釈しました。地球上で人類が容易には行くことができないところへ、冒険家が挑戦した記録の歴史の写真集です。海、山、空、地底、極地の一般人には行くことができないところへ行ったエキスパートの探検家や登山家のチャレンジ歴史の数々が掲載されています。

写真をじっくり見ると、その状況、環境、状態を理解すると、え~! そこまでするの?! 見ているだけで鳥肌が立ちそうな写真の連続です。そのような面ではかなり刺激的ともいえる写真も多いので、少し注意してご覧ください。


ただ、観光旅行や通常では見ることもできない美しい景色も写されています。特に、極地の様子などの見たことのない世界を見ることが出来る貴重な画像なので、自然の美しい写真集といった楽しみ方で見るとこともできます。また、人の能力の可能性や道具の進化も気になります。色んな楽しみ方できる本ですので興味のある方はぜひ。

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2016年10月26日

保険外診療の価値  その8

歯を治療する時の理想の歯科材料とは
貴金属の冠で治療したので歯に問題が起こらなかった症例
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         治療直後             治療後12年目

この症例は治療完了後から2年目までは定期健診にお越しになられていましたが、遠方に転勤されたためにその後の10年間は定期健診が行えませんでした。

治療後12年目にお越しになった時の状態です。食いしばりや歯軋りがあるため、奥歯がかなり磨り減っています。そのため、上の一番奥の歯が磨り減って穴が開いていましたが(青で囲んだところ)歯に問題は起こっていませんでした。咬み合っていた歯は金属焼付けポーセレンで治療していましたが歯には全く問題が起こっていませんでした。つまり、貴金属の柔らかい金属の冠は食いしばりや歯軋りの力を、磨り減ることで緩和したことで歯には問題が起こらなかったと考えられます。

このような観点からも貴金属の冠が咬み合わせの点では優れていると考えられます。


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2016年10月25日

保険外診療の価値  その7

私の健康保険内と保険外の違いは vol.5
歯を治療する時の理想の歯科材料とは
左下.jpg
<冠や詰め物に関して>
口の中で使われる金属は何がいちばん良いかと聞かれたら、私は高カラットの貴金属ですとお答えします。その理由のひとつが冠や詰め物を作成する時の精度が高いからです。歯科医は治療する歯の型を採って技工士に渡します。技工士はその歯型にできるだけ適合(ぴったりあう)が良い冠や詰め物を作成するのですが、最も歪が少なく正確に作成できるのが貴金属なのです。このぴったり歯にあうことが重要な理由は、冠や詰め物と歯との隙間がないことはムシ歯や歯周病の原因の歯垢が付着しにくく、付着しても除去しやすいからです。また、冠や詰め物の歴史の中で最も古くから使われ続けてきた実績もあるからです。

もうひとつの理由が貴金属は歯より少し柔らかいので咬み合う歯を傷めることが少ないのです。
歯は上下の歯が毎日毎日ぶつかり合うので咬み合せは必ず磨耗します。そのため、徐々に磨り減るのですが、歯より少し柔らかいので無理な咬み合わせになっても、冠や詰め物が磨り減ってくれることによって歯に加わる無理な力を逃がしてくれます。本来、咬み合わせは変化するので定期的にチェックを行う必要がありますが、食いしばりや歯軋りをされている方は、通常以上に無理な力が加わりやすく歯が磨り減る量も多いので注意が必要になります。

但し問題点もあります。貴金属は金属なので口の中では目立つことです。治療されているところが多くなればお口の中が金属だらけでキンキラしてしまいます。そのため審美面も考慮しながら、一番奥の歯や目立たないところなど適切な使い方が必要になります。もう一点、金属アレルギーの問題はアレルギーがある方やその心配がある方への対処は必要ですが、長年に渡ってお口の中に金属が入っていても問題がない方が多いのも事実です。

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2016年10月24日

保険外診療の価値  その6

治療費用が高価になるわけ
私の健康保険内と保険外の違いは vol.4
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<歯科技工士>
歯科医師の技量も大切ですが、それを支えてくれる歯科技工士の技量も大切です。歯はひとつとして同じ形態、咬み合せのものはありません。そのため、全てがオーダーメイドになります。しかも、その作業の多くが手作業で行なわれるため、歯科技工士の経験と技量によって結果が左右されます。つまり優秀な技工士さんが作成する冠や詰め物の精度もその形態も歯にとって良いことなのです。しかも、義歯、冠や詰め物によって技術の専門性が異なるので技工内容によって担当者が変わります。

そのため、保険外診療を専門に担当する歯科技工士さんはベテランで技術力が高い方が担当するので理想的な冠や詰め物ができるのです。また、私のこだわりを理解しそれを反映できる技術力も必要ですので、私の担当者とは長年のお付き合いをさせていただいていますので質を保てるのです。
ちなみに、私は神戸と大阪の技工所へお願いしています。しかも20年以上のお付き合いです。

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2016年10月22日

保険外診療の価値  その5

治療費用が高価になるわけ
私の健康保険内と保険外の違いは vol.3
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<歯肉圧排>
修復物(冠や詰め物)の精度で最も大切なのがマージン(歯と修復物の境)です。この境目がきれいに再現できることで歯にピッタリ適合した修復物ができます。そのための歯の型取りで最も気を使うところが歯と歯ぐきの境目に接する部分のマージンです。修復物の境目を明瞭にするために、一時的に歯と歯ぐきの間に糸を入れて少し広げます。このことが歯肉圧排です。以前は細い糸と太い糸を2本入れる二重圧排を行っていましたが、細い糸と新たに開発された泥状のペーストとを用いることで、治療の質を保ちながら効率良い歯肉圧排が可能になりました。

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<印象材、石膏から完成まで>
印象材(歯の型取りの材料)はひずみが少なく、フロー(流動性)と親水性(口の中は濡れているため)が優れていることが求められます。様々な印象材が開発されては消えてきましたが、今はシリコン系が最も信頼できる材料となってきました。その理由は使いやすいことと材料が改善され続けていることです。その印象に精度の高い石膏を流して模型を作成し、模型上で冠や詰め物を作成するのです。それらワンステップごとの精度が最終的にお口の中に入れられる冠や詰め物の精度を左右するのです。その時、健康保険の枠にとらわれず、精度のこだわり最善を尽くせるのが保険外診療なのです。
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2016年10月21日

保険外診療の価値  その4

治療費用が高価になるわけ
私の健康保険内と保険外の違いは vol.2
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歯を形成する時の精度
冠や詰め物を入れるときには、歯のムシ歯や問題がある部分歯を完全に除去し、決められた形に形成します。その時、冠の種類や材料によって削り方が違うのです。また、削った面と削ってない面の境目はできるだけキレイに丁寧に仕上げる必要があります。なぜなら、その部分は冠や詰め物と歯との境になるため、できるだけキレイに仕上げる必要があるのです。そこで、特別な道具と能力と時間が必要になります。

私の場合は診療内容によって数種類のメガネと、2倍、2.5倍、10倍の拡大鏡を使い分けています。切削器具も同様にエアタービンと電気エンジン使い分けています。
私のやり方は、2.5倍の拡大鏡とエアタービンとよく切れる切削用のバーを用いて荒削りで大雑把な形を仕上げます。次に10倍の拡大鏡と電気エンジンにあまり削れないバーを用いて細かい場所の形を整えて面をキレイにします。削ってはエアーで乾燥させて確認する作業の繰り返しです。特に境目は精密に仕上げる必要があるので神経を使います。咬みあわせ、隣との歯の関係などを踏まえながら理想とされる形態になるように何度も何度も確認しては修正します。

この手間隙と使う技術と道具によって精度が高い冠や詰め物ができるのです。

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2016年10月19日

インビザラインとは?  その17

インビザラインとワイヤー矯正の歯の動かしの違い Vol.1
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一般の歯科矯正では歯にブラケット(歯に取り付ける金具)を決められた位置に取り付けます。そこに理想の歯並びのアーチ(歯並びの形)に成型されたワイヤーを取り付けると、ワイヤーは歯並びが悪いところはワイヤーが曲がって歯にくくり付けられます。その曲がったワイヤーが元の理想のアーチに戻ろうとする力が個々の歯に加わって歯が動くことで歯並びが改善されます。
つまり、決められた理想のアーチを目標にした歯並びに治療することが従来の矯正歯科なのです。

インビザライン矯正においては、個々の状況に応じ独自の歯並びを目標にすることが可能です。なぜなら、3Dで読み込まれた個々の歯の状態をどのような位置まで動かすかは、歯科医師の裁量でコンピューターシュミレーションソフトに入力することが可能であり、そのデータに従ってアライナー(歯を動かすためのマウスピース)の作成に反映することが可能です。
このことによって、既に治療されているブリッジ、インプラントを含んだ場合など、一部の歯だけを動かさない、もしくは特殊な動かし方も可能です。また、歯周病で歯槽骨(歯を支える骨)が少ない場合なども同様に歯槽骨が少ない歯の移動量を最小限にすることも可能なのです。

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2016年10月18日

インビザラインとは?  その16

矯正の診断の歴史からみたインビザライン 
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矯正学における診断方法は1900年頃に活躍されたアングル博士のアングルの分類です。その内容は側方(横顔の方向)から見た時に犬歯と第一大臼歯の上下の位置関係を分類したもので、理想とされる上顎と下顎の歯の位置関係を基本に、上の歯が前に出ているか下の歯が前に出ているかを分類して治療に活用しました。

1948年Downsが頭部X線規格写真を用いた顔面形態の計測法を発表しこれがセファロ分析の始まりだと考えられます。これは顔面を横からレントゲンで撮影し、歯や骨格の決められた点を結ぶ線の角度や位置関係を計測し、分析することで矯正治療の診断をしました。この分析によって理想とされる数値と比較することで定量的に上下の顎や歯の位置関係を分析した結果を矯正治療に生かそうと考えられました。

そして、インビザラインは今までの方法とは全く異なった近代的な分析方法です。上下の個々の歯の位置関係を3次元でコンピューターに読み込み、治療後の理想と考える歯並びの位置へ個々の歯を動かすために、歯を前方、後方に動かす。歯と歯の間を削る。(IPR)、歯列弓(歯並びの幅)を広げる。一部の歯を抜く。といった方法を組み合わせて歯並びを改善しますが、その組み合わせは歯の動かせる許容範囲の内では自由自在です。また、その治療計画はコンピューターシュミレーションにて確認することができるので、納得するまで何度も何度も変更することが可能です。つまり、歯並びのどの部分を重視するか、治療期間を重視するか、歯を抜かないことを重視するかなど、治療の詳細まで納得できる計画を考えることが可能です。そのため、矯正学的な分析からではなく仕上がりや治療計画からの分析と考えられます。

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2016年10月17日

インビザライン 祝400万人 

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9月15日に東京で開催されたインビザラインのアドバンスコースを受講した時、この9月でインビザライン矯正治療者数が全世界で400万人に到達したと発表されました。最初の100万人に達するのに要した半分の歳月で400万人目に到達できたそうで、このところ全世界で加速的に広がっているようです。今後は矯正治療の一躍を担う可能性が少しずつ見えてきたと感じています。
ブログでも色々と書きましたが、インビザライン矯正は常に進化し続ける治療方法でもあり、従来の矯正治療の診断ではできなかった咬合理論や治療の可能性もあります。このことは患者さんにとってもより良い矯正治療法であると確信していますので、これからの発展が実に楽しみです。でも、あまりに進化が早いので私も遅れをとらないように頑張り続ける必要があります。
12月には日本国内にインビザラインを最初に導入された昭和大学歯学部矯正科 槙教授 主催の研究会が開催されるのでまた東京まで行ってきます。今年は秋から年末まで東京へは4回も講演会に行きますので乗り換えアプリは必須になっています。

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2016年10月15日

飛田歯科図書館 vol.13

医院の待合室に置かせていただいている本を紹介しております。
解説はあくまで私の偏見ですのでお許しください。

図鑑シリーズ1
洋書その6
「EARTH 地球大図鑑」
DK SMITHSONIAN「EARTH」 

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「EARTH 地球大図鑑」は1年近く悩み続けてやっと購入した本ではなく図鑑です。
なぜなら、一般的には大きな図鑑を待合に置くという発想にはなかなかいたらなかったのと¥8800もしたからです。しかし、私の見たいという欲望と、中には見たい人もいるかも、とかなり無理な言い訳を自分に言い聞かせて購入に至りました。しかし、本が届いてから予想以上の大きさと重さに、あらためて待合に置く本ではないことを再確認しましたが、一部には興味がある方もおられるかもしれないと信じて置き始めました。

ここまでだったら、問題がない範囲だと思うのですがDK SMITHSONIANのさまざまなシリーズの洋書はいつも興味を引かれています。しかも特売のときは¥2~3000で販売されているので思わず購入することがあります。その中に表紙とタイトルと値段を見て即決で購入したのが「EARTH」です。厚さが3cmはある重い本なのでしたが、同様に待合室の本棚に置きました。購入した時期が全く違ったのでので、パラパラと見ていると見たことがある写真があるようにも思いましたが、深くは考えませんでした。

ところがある時、本棚の背表紙を見ていたら、「地球大図鑑」のタイトルの上に見た事があるDKマーク、、、そういえばタイトルが同じ「EARTH」、もしやと思い2冊のページを最初から見比べると、、、、、、、、
ということで、同じ本であることに始めて気がついたという落ちになりました。

長い長い前置きはさておき、
内容は宇宙の発生から惑星として変化してきた地球を分析した上で、近年の地球を陸地、海洋、大気に分類して科学的に分析した図鑑です。きれいな挿絵と写真が多く解説(日本語版です)もわかりやすいのでちょっとしたお勉強になります。それよりも、世界各地の風景は実に魅力的なうえ、その構造や成り立ちまでわかるので十分楽しめます。(私だけかな?)

以上、解説より前置きが長い説明ですが、普段はなかなか見ることができない本ですので、少し興味のある方はご覧になってください。但し、どう見ても図鑑で重いですのでその点はご了承ください。

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2016年10月14日

母乳育児余談 Vol.3

「日本母乳の会」と私
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出版記念として原稿担当者がお互いの本にサインしました。
だから、私のサインは無いのです。


母乳育児を勉強し始めてから数年後の1992年8月1日「母乳をすすめるための産科医と小児科医の集い」が開催されました。
この会は全国各地より母乳育児の実践に熱心な産科医・小児科医が大阪に集まり、母乳育児に関するさまざまなことが発表され歯科医として参加させていただきました。これ以降、歯科医の立場から母乳の大切さを伝えることになりました。

母乳育児は1989年WHO(世界保健機構)とUNICEF(国連児童基金)が「母乳育児成功のための10ヵ条」という共同宣言をして、8月1日を「世界母乳の日」、8月第1週を「世界母乳週間」と定めて世界的に推進しました。日本では、この日を記念して、「母乳をすすめるための産科医と小児科医の集い」が開かれ、現在では「日本母乳の会」となり1300名を越える医療者、母親などが参加しています。

以前にも紹介させていただきましたが、この本は仙台、長野、大阪、神戸、岡山(私です)の歯科医が1年以上議論して歯科医の立場から母乳の大切さをまとめた本として2008年に「日本母乳の会」から出版されました。
この本には健康なお口を育成するためのノウハウが全て書き込まれていますので、身近に妊婦さん育児中のお子様がおられる方は是非とも参考にしてください。でも、このブログで基本的な内容は書きますので、まずはこれを参考にしていただければ幸いです。

この書籍を購入希望の方は一般販売されていませんので「日本母乳の会」に問い合わせてください。ちなみに母乳育児の推進のためのボランティアと考え、全て手弁当ですので原稿料、印税も頂いていません。

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2016年10月13日

母乳育児余談 Vol.2

究極の予防歯科を目指して 
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当初は永久歯が生え始める6歳頃からの予防を考えたのですが、6歳の時点で既に乳歯にムシ歯や食習慣に問題がある場合に、その時点から子供の習慣とお母さんなどの保育者の考えや習慣を変えることが難しいことを認識するようになりました。また、既に硬いものが咬めない子供の存在も知ることのなり、6歳の時点でも「もう少し早く」と考えるようになりました。
そして初めて口に入る母乳が大切であることを認識するようになったのです。

母乳育児を調べているうちに国内でもっとも権威があるのが山内逸郎(1923-1993)先生であることを知りました。しかも私の診療所の近所の岡山国立病院(移転前)です。当時は神戸に勤務していたので、岡山に帰った時に母に聞いたところ「山内先生はご近所に住まれていて奥様も良く知っているし、私の姉が出産の時にもお世話になったよ」とのことでした。さっそく母にお願いして山内先生にお会いすることになりました。

お会いしていきなり「歯科医が母乳を大切だと考えるとは珍しいね」と言われました。
「生涯、歯ができるだけ悪くならない健康な口にするにはどうすればよいかを研究していたら、母乳にたどり着きました」とお伝えしたら、
まずは母乳育児を勉強してくださいね。と言われて
「ラレーチェリーグ」と創立前の「日本母乳の会」を紹介していただき、「ラレーチェリーグ」の分厚い本が教科書になり、30代の未婚の男性歯科医が母乳の育児の本を片手に奮闘し始めました。

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2016年10月12日

秋です。

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医院の玄関には、お花をお願いしているのですが、
今週は秋らしくなりました。
私も先週までは半袖でしたが、今週からは上着を着ています。
急に寒くなって体調を崩しやすいのでご自愛ください。
私も体をいたわらないといけない年齢になってきました。

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2016年10月11日

母乳育児余談 Vol.1

母乳の出会いまで 

私も大学では母乳はムシ歯になりやすいから早めに止めた方が良いと
歯科大学で教育を受けた歯科医師です。
それがなぜ、「母乳が大切」だと考えを変えたことをさかのぼれば

私は1985年に大阪歯科大学を卒業して東京都港区の歯科医院に勤務しました。当時は診療所の北側にある「アークヒルズ」が開発中で、そこに建設予定のANAホテルの準備室が近所だったので患者さんがお越しになられていました。
私が担当させて頂いた患者さんは数本の歯が保存不能で抜歯して義歯を入れることになりました。その時「もう少し早く来ていれば、この歯を残すことができたのでしょうね」と悲しそうに話されました。どう答えてよいかわからないまま「そうですよね」とお答えしましたが、そのことが気になって仕方ありませんでした。治療が完了した時に、その患者さんからは「良くなった」といわれて感謝されました。ただ、「もう少し早く」という言葉だけは頭の片隅に残り続けていたのです。

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私が退職する時にANAホテルから頂きました。

その後、京都の診療所に勤務し、1992年から神戸の診療所に勤務しました。
神戸で担当させて頂いた患者さんは40代で歯周病がかなり進行していたために、20本以上の歯を抜歯して義歯にすることになりました。治療計画を了承された時に「もう少し早く」という言葉を思い出しました。(ちなみにこの患者さんは義歯になりましたが、今も何でもよく咬めると言われています)

つまり「もう少し早く」つまり抜歯しなくても良い状態というのはどこまで戻ればよいのか?ということです。当初は単純に永久歯が悪くならないように予防管理し続ければ良いと考えて予防に関する文献を大学の図書館で読みあさりました。

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2016年10月10日

講習会

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今日は講習会で東京まで来ています。
虫歯と歯周病の原因の細菌のお勉強で、予防の先進国の北欧から来日されている先生です。
同時通訳なので時間がかかるのが難点です。
もちろん私は日本語だけしかわかりません。

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飛田歯科医院
院長 飛田晴康

飛田歯科医院 院長 飛田晴康

医院サイト:
http://www.tobitadc.jp/

こんにちは。飛田歯科医院の三代目院長・飛田晴康です。
当院は、大正13年、祖父が開院して以来80年以上にわたり、地域の皆さんの歯の健康を守り続けてきました。平成17年、二代目の父の後を受け、三代目院長として私がその後を引き継ぎました。
ご年配の患者さんの中には、父の時代から通ってきてくださる方もあり、折に触れて父と思い出を話してくださいます。
そんな話を聞いていると、父、そして祖父は患者さんにとって重要な存在であり、信頼されていたのだということがひしひしと伝わってきて、改めて「歯のホームドクター」としての責任を強く感じています。

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