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2016年10月22日

保険外診療の価値  その5

治療費用が高価になるわけ
私の健康保険内と保険外の違いは vol.3
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<歯肉圧排>
修復物(冠や詰め物)の精度で最も大切なのがマージン(歯と修復物の境)です。この境目がきれいに再現できることで歯にピッタリ適合した修復物ができます。そのための歯の型取りで最も気を使うところが歯と歯ぐきの境目に接する部分のマージンです。修復物の境目を明瞭にするために、一時的に歯と歯ぐきの間に糸を入れて少し広げます。このことが歯肉圧排です。以前は細い糸と太い糸を2本入れる二重圧排を行っていましたが、細い糸と新たに開発された泥状のペーストとを用いることで、治療の質を保ちながら効率良い歯肉圧排が可能になりました。

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<印象材、石膏から完成まで>
印象材(歯の型取りの材料)はひずみが少なく、フロー(流動性)と親水性(口の中は濡れているため)が優れていることが求められます。様々な印象材が開発されては消えてきましたが、今はシリコン系が最も信頼できる材料となってきました。その理由は使いやすいことと材料が改善され続けていることです。その印象に精度の高い石膏を流して模型を作成し、模型上で冠や詰め物を作成するのです。それらワンステップごとの精度が最終的にお口の中に入れられる冠や詰め物の精度を左右するのです。その時、健康保険の枠にとらわれず、精度のこだわり最善を尽くせるのが保険外診療なのです。
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2016年10月21日

保険外診療の価値  その4

治療費用が高価になるわけ
私の健康保険内と保険外の違いは vol.2
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歯を形成する時の精度
冠や詰め物を入れるときには、歯のムシ歯や問題がある部分歯を完全に除去し、決められた形に形成します。その時、冠の種類や材料によって削り方が違うのです。また、削った面と削ってない面の境目はできるだけキレイに丁寧に仕上げる必要があります。なぜなら、その部分は冠や詰め物と歯との境になるため、できるだけキレイに仕上げる必要があるのです。そこで、特別な道具と能力と時間が必要になります。

私の場合は診療内容によって数種類のメガネと、2倍、2.5倍、10倍の拡大鏡を使い分けています。切削器具も同様にエアタービンと電気エンジン使い分けています。
私のやり方は、2.5倍の拡大鏡とエアタービンとよく切れる切削用のバーを用いて荒削りで大雑把な形を仕上げます。次に10倍の拡大鏡と電気エンジンにあまり削れないバーを用いて細かい場所の形を整えて面をキレイにします。削ってはエアーで乾燥させて確認する作業の繰り返しです。特に境目は精密に仕上げる必要があるので神経を使います。咬みあわせ、隣との歯の関係などを踏まえながら理想とされる形態になるように何度も何度も確認しては修正します。

この手間隙と使う技術と道具によって精度が高い冠や詰め物ができるのです。

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2016年10月19日

インビザラインとは?  その17

インビザラインとワイヤー矯正の歯の動かしの違い Vol.1
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一般の歯科矯正では歯にブラケット(歯に取り付ける金具)を決められた位置に取り付けます。そこに理想の歯並びのアーチ(歯並びの形)に成型されたワイヤーを取り付けると、ワイヤーは歯並びが悪いところはワイヤーが曲がって歯にくくり付けられます。その曲がったワイヤーが元の理想のアーチに戻ろうとする力が個々の歯に加わって歯が動くことで歯並びが改善されます。
つまり、決められた理想のアーチを目標にした歯並びに治療することが従来の矯正歯科なのです。

インビザライン矯正においては、個々の状況に応じ独自の歯並びを目標にすることが可能です。なぜなら、3Dで読み込まれた個々の歯の状態をどのような位置まで動かすかは、歯科医師の裁量でコンピューターシュミレーションソフトに入力することが可能であり、そのデータに従ってアライナー(歯を動かすためのマウスピース)の作成に反映することが可能です。
このことによって、既に治療されているブリッジ、インプラントを含んだ場合など、一部の歯だけを動かさない、もしくは特殊な動かし方も可能です。また、歯周病で歯槽骨(歯を支える骨)が少ない場合なども同様に歯槽骨が少ない歯の移動量を最小限にすることも可能なのです。

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2016年10月18日

インビザラインとは?  その16

矯正の診断の歴史からみたインビザライン 
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矯正学における診断方法は1900年頃に活躍されたアングル博士のアングルの分類です。その内容は側方(横顔の方向)から見た時に犬歯と第一大臼歯の上下の位置関係を分類したもので、理想とされる上顎と下顎の歯の位置関係を基本に、上の歯が前に出ているか下の歯が前に出ているかを分類して治療に活用しました。

1948年Downsが頭部X線規格写真を用いた顔面形態の計測法を発表しこれがセファロ分析の始まりだと考えられます。これは顔面を横からレントゲンで撮影し、歯や骨格の決められた点を結ぶ線の角度や位置関係を計測し、分析することで矯正治療の診断をしました。この分析によって理想とされる数値と比較することで定量的に上下の顎や歯の位置関係を分析した結果を矯正治療に生かそうと考えられました。

そして、インビザラインは今までの方法とは全く異なった近代的な分析方法です。上下の個々の歯の位置関係を3次元でコンピューターに読み込み、治療後の理想と考える歯並びの位置へ個々の歯を動かすために、歯を前方、後方に動かす。歯と歯の間を削る。(IPR)、歯列弓(歯並びの幅)を広げる。一部の歯を抜く。といった方法を組み合わせて歯並びを改善しますが、その組み合わせは歯の動かせる許容範囲の内では自由自在です。また、その治療計画はコンピューターシュミレーションにて確認することができるので、納得するまで何度も何度も変更することが可能です。つまり、歯並びのどの部分を重視するか、治療期間を重視するか、歯を抜かないことを重視するかなど、治療の詳細まで納得できる計画を考えることが可能です。そのため、矯正学的な分析からではなく仕上がりや治療計画からの分析と考えられます。

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2016年10月17日

インビザライン 祝400万人 

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9月15日に東京で開催されたインビザラインのアドバンスコースを受講した時、この9月でインビザライン矯正治療者数が全世界で400万人に到達したと発表されました。最初の100万人に達するのに要した半分の歳月で400万人目に到達できたそうで、このところ全世界で加速的に広がっているようです。今後は矯正治療の一躍を担う可能性が少しずつ見えてきたと感じています。
ブログでも色々と書きましたが、インビザライン矯正は常に進化し続ける治療方法でもあり、従来の矯正治療の診断ではできなかった咬合理論や治療の可能性もあります。このことは患者さんにとってもより良い矯正治療法であると確信していますので、これからの発展が実に楽しみです。でも、あまりに進化が早いので私も遅れをとらないように頑張り続ける必要があります。
12月には日本国内にインビザラインを最初に導入された昭和大学歯学部矯正科 槙教授 主催の研究会が開催されるのでまた東京まで行ってきます。今年は秋から年末まで東京へは4回も講演会に行きますので乗り換えアプリは必須になっています。

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飛田歯科医院
院長 飛田晴康

飛田歯科医院 院長 飛田晴康

医院サイト:
http://www.tobitadc.jp/

こんにちは。飛田歯科医院の三代目院長・飛田晴康です。
当院は、大正13年、祖父が開院して以来80年以上にわたり、地域の皆さんの歯の健康を守り続けてきました。平成17年、二代目の父の後を受け、三代目院長として私がその後を引き継ぎました。
ご年配の患者さんの中には、父の時代から通ってきてくださる方もあり、折に触れて父と思い出を話してくださいます。
そんな話を聞いていると、父、そして祖父は患者さんにとって重要な存在であり、信頼されていたのだということがひしひしと伝わってきて、改めて「歯のホームドクター」としての責任を強く感じています。

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