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2016年11月19日

歯周病とは  その2

なぜ、歯槽骨(歯を支えている骨)が解けるのでしょうか?
k010.jpg
☆まずは歯肉炎から
健康な歯には歯と歯ぐきの境に「歯周ポケット」といわれる1~3mmほどの溝があります。この溝の中で歯周病菌(※1)が増殖すると、歯周病菌が出す毒素によって歯ぐきが炎症(※2)を起こします。炎症によって歯ぐきが腫れるとの相対的に「歯周ポケット」は深くなり4mm以上になります。

深くなった「歯周ポケット」は歯周病菌がより多く住める環境になります。また、歯ぐきの炎症は痛みや出血しやすくなり、深い歯周ポケットは歯磨きで細菌を取り除くのが難しくなるため、歯周病菌はますます増え続けるという悪循環を繰り返します。その結果、歯ぐきの炎症が慢性化します。

☆そして歯周病へ
歯ぐきの炎症が慢性化し長期間続くと破骨細胞(自ら歯槽骨を溶かす)が現れます。破骨細胞は歯槽骨(歯を支えている骨)を溶かします。歯槽骨が溶けると歯周ポケットはもっと深くなり歯周病が進行します。その他にも、ストレス・疲れ・体調不良・加齢によっても免疫力が低下すため、細菌を抑制する力が弱くなることでも歯周病が悪化します。

※1 歯周病はGingibalis、 Actinomyces、 Intermediaなどの歯周病菌によって起こります
※2 炎症は外敵から体を守るための防衛反応です。血液を集めて防衛するため歯ぐきが赤く腫れます。

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2016年11月18日

歯周病とは  その1

8.jpg  (クインテッセンス出版 家庭の歯学より引用)

歯周病、歯槽膿漏と呼ばれているお口の病気は、歯槽骨(歯を支えている顎の骨)が溶けて歯がグラグラして歯を失う病気です。歯を失う原因としてムシ歯より多いという統計もあり、ムシ歯と歯周病がお口の中の2大疾患と考えららえています。

歯は歯ぐきから出ている歯冠部と、歯ぐきの中で歯冠の約2倍の長さがにある歯根部があり、この歯根部が顎の骨(歯槽骨)に埋まっています。この顎の骨が歯周病によって溶けて無くなることで歯の支えがなくなり、最後には歯が「ぐらぐら」動き抜けてしまいます。

しかしながら、初期の歯周病は症状が無く外から見たのではわからないことがほとんどです。一般的に良く知られている症状として歯ぐきからの出血や、歯が動くことと言われていますが、すでに進行した歯周病の場合もあり、保存するのが厳しい場合もあります。歯周病は精密な検査を行わない限り発見することが難しいという認識が大切なのです。

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2016年11月16日

飛田歯科図書館 vol.16

医院の待合室に置かせていただいている本を紹介しております。
解説はあくまで私の偏見ですのでお許しください。
貧しい国で女の子として生きるということ
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短い文章なので、すぐ読み終えてしまう本です。
私は途中で胸が熱くなって読み進めなくなりました。日本に住んで普通に暮らしていると、このような現実を知ることは無いと思います。同じ地球上で同じ人間でありながらこれほどまで大変な思いをしている人々がいるということを知らされた本です。

私はこのことに対して何もすることはできないのでしょうが、このような現状を抱えている国が存在するということを知ることの大切さを感じることができました。現在の日本に生まれたことと、今の生活に感謝すると共に少しだけ優しくなれたように思えました。

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2016年11月15日

保険外診療の価値  その11

審美歯科vol.2
収縮分追加築盛 (2).JPG
金属の上に陶材を盛った状態ですが、収縮を見越して大きめに盛ります。

金属焼付けポーセレン(陶材)
この修復方法が優れている点は、歯に接する部分は金属で作成します。金属の鋳造技術は(金属を溶かして液体にして型に流し込んで冷やして固める製法)古代から行われてきた技術であり、歯にぴったり合わせるには優れています。でも、金属色なので審美は良くありません。

一方、陶器はアルミニュームやカルシウムを含んだ粘土(歯科の場合は粉状に加工された材料に水を混ぜます)を高温で焼くことでガラス化することで作成されます。審美に関しては歯と同じ色で作成することが可能ですし、ガラス化できるので歯の透明感を表現する事も可能です。ただし、問題点は金属とは異なり、焼成時に15~20%収縮することと、衝撃に弱いことです。

そのため、金属と陶器を一体にすることで歯にぴったり合い、強度も審美も優れ、長期安定する冠を作成することができるのです

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2016年11月14日

保険外診療の価値  その10

審美歯科vol.1

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金属焼付けポーセレン(メタルボンド)
金属焼付けポーセレンという金属に陶材を焼き付けて接着させることで強度と審美性を確保できた治療方法で、歯と同じ色の陶器でできた白い冠として50年以上前に開発されました。この金属焼付けポーセレン(メタルボンドとも言われてました)は日本人技工士の桑田正博先生によって開発されました。

桑田先生は1960年代からアメリカに渡られてアメリカ人研究者とともに開発されました。そのため当時のアメリカの歯科界で最も有名な日本人として全米各地で講演されました。現在は愛歯技工専門学校 学校長という役職と金属焼付けポーセレンの開発者ということで世界中を飛び回って活躍されておられます。

材料は日々開発され続けていますが基本設計は当時のままですし、世界中の歯科で使われています。つまり歯科界のとって大きな貢献をされた日本人なのです

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飛田歯科医院
院長 飛田晴康

飛田歯科医院 院長 飛田晴康

医院サイト:
http://www.tobitadc.jp/

こんにちは。飛田歯科医院の三代目院長・飛田晴康です。
当院は、大正13年、祖父が開院して以来80年以上にわたり、地域の皆さんの歯の健康を守り続けてきました。平成17年、二代目の父の後を受け、三代目院長として私がその後を引き継ぎました。
ご年配の患者さんの中には、父の時代から通ってきてくださる方もあり、折に触れて父と思い出を話してくださいます。
そんな話を聞いていると、父、そして祖父は患者さんにとって重要な存在であり、信頼されていたのだということがひしひしと伝わってきて、改めて「歯のホームドクター」としての責任を強く感じています。

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