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2017年12月27日

咬み合せの歴史  その5

少し専門的な解説です
adapta.jpg Adaptable Articulator
咬み合せの理論は総義歯から その④
下顎の運動を3次元で記録する装置の開発によって、一人ひとりの下顎の動きを計測することが可能になりました。
1912年 その記録を再現するためにAdaptable Articulator(咬合器)が開発されました。この機器は顆頭部(顎の関節部分)と前方に調整機能が付いており、現在使用されている咬合器の形態とほぼ同じです。つまり、現在の咬合器の原型をGysiが開発したことになります。

当時の理論は、全ての歯を失った人に唯一残されているのが顎の関節の動きです。そのため、その動に適応した咬み合せの義歯を作成することが理想と考えられていました。また、下顎を動かした(左右と前方)時に全ての歯が咬み合う(専門用語でフルバランスと言います)状態が理想とされていました。
そのような義歯を作成するためには、下顎の動きを正確に記録するための装置と、その動きを再現するためにこの咬合器(Adaptable Articulator)が開発されたのです。
平均値.jpg Simplex Articulator
しかしながらこの咬合器は市場の競争の中ではまったく売れなかったたようです。そこで、
1914年、集められた下顎の動きのデータを基に調整機能の無い平均的な数値で作成されたのがSimplex Articulator(平均値咬合器)です。80%の総義歯の患者に適応させるために、下顎を動かした時に平均的な動き方に設定してあるので、この咬合器を使えば多くの人の総義歯を容易に作成でるのです。
この咬合器は私が学生の時の総義歯の作成時に使いましたし、現在でも学生実習では使われているようです。つまり、100年以上も前に総義歯の基本的な考え方が確立したとも考えられます。

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2017年12月26日

第3回日本アライナー医療研究会

011c76783bf1647271b28a0dbcd3377523c55b3f33.jpg
先週末は第3回目の日本アライナー医療研究会に参加してきました。
国内の歯科大学の中でアライナー(マウスピース)矯正を扱い、学術的な研究をされているのは昭和歯科大学だけです。その昭和歯科大学の槙教授が中心となって開催されている研究会で全国から約100名の歯科医が集まって開催されています。縁あって初回から参加しているのですがいつも勉強になります。

会の冒頭に槙教授から、このところアライナー矯正のトラブルが急増して厚労省でも問題にもなっていること、使い方を間違わなければ従来の矯正治療より良い点が多いことを踏まえて、より良い治療法として普及させることが大切だと挨拶されました。また、数社の歯科専門誌からアライナー矯正の専門書の執筆を依頼されているそうで、当日も2つの出版社が来られていました。アライナー矯正の教科書的な書籍が出版されることは、この治療方法が認知され始めたという解釈も出来るので今後の可能性にも期待できます。
アライナー矯正は従来の矯正治療方法とは違う点が多いことから、教科書的な書籍が出版される必要は感じていましたが、急速に進化し続けていることから出版は難しい点も多いのではないかと思っていました。しかし、書籍によってアライナー矯正の指針が出来ると考えられるので良いことです。ただし、「出版された瞬間から古くなる」とも言われていたように、インビザラインは常に新しい情報を得るためには書籍より、このような会に参加し続けないといけないとも感じています。
ちなみに今回は12月初旬に私が発表させていただいた、銀座で開業されている山崎先生も症例報告されました。

今回で今年のお勉強も終了です。
振り返れば今年1年で参加したお勉強会は46回という驚愕の回数でしたが、その中でインビザライン関係は29回と6割以上でした。少しだけインビザライン矯正が見えてきたと感じている今日この頃です。

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飛田歯科医院
院長 飛田晴康

飛田歯科医院 院長 飛田晴康

医院サイト:
http://www.tobitadc.jp/

こんにちは。飛田歯科医院の三代目院長・飛田晴康です。
当院は、大正13年、祖父が開院して以来80年以上にわたり、地域の皆さんの歯の健康を守り続けてきました。平成17年、二代目の父の後を受け、三代目院長として私がその後を引き継ぎました。
ご年配の患者さんの中には、父の時代から通ってきてくださる方もあり、折に触れて父と思い出を話してくださいます。
そんな話を聞いていると、父、そして祖父は患者さんにとって重要な存在であり、信頼されていたのだということがひしひしと伝わってきて、改めて「歯のホームドクター」としての責任を強く感じています。

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