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2018年9月28日

咬み合せの歴史  その19

少し専門的な解説です。
図12.png
PMS、Dawson その⑥
1934年Schuylerは理論をより進化させ咬合ストレスを分配させ、急傾斜の咬頭斜面をでき得る限り緩斜面にすることを目的とし、限定した歯面を選択的に削合調整する、選択的点削合(Selective Spot Grinding)を発案しました。当時の咬合理論の基本はフルバランスですが、咬合面の隆線を削合することで側方への力を少なくしようと考えました。    

1947年には順序だった選択的削合法が提示され
・中心位で最大多数歯にストレスを均等に配分すること、
・偏心滑走接触は、有害な非作業側接触を削合すること(この時点でフルバランスから転換)
・作業側偏心位で最大機能を確保し、機能ストレスの配分のために上顎前歯の舌面を削合すべき(上顎前歯の舌側の隆線も削合)と述べています。

上記の挿絵はPankeyがこの調整法をより具体化させたもので、この理論はDawsonの咬合調整法の基礎となっています。

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2018年9月20日

治療後のアンケート

治療前と比べて、治療後はどのようなことが変わりましたか。

歯並びがきれいになり、口が開きやすくなりました。
かみ合せも良くなり、しっかりとかめる様になりました。

飛田歯科医院で治療を受けて良かったことは何ですか
全てにおいてとても良くしていただきました。
お世話になりました。

その他に治療を受けられた感想がありますか

長い期間にわたり、途中、先生も体調を悪くされたりと大変な中、
満足のいく治療をしていただき、ありがとうございました。
これからも、この歯の状態が保てる様、ご指導よろしくお願いします。

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2018年9月18日

インビザラインとは?  その29

台風21号の影響
関空 ストップ.jpg
インビザライン矯正はマウスピースを装着して歯を動かすためのマウスピースを作成します。ただ、日本国内で行なわれるのではなくアメリカ、メキシコ、コスタリカの国々が関係して作成されます。そのため国際航空便を使用しますので、岡山は関西国際空港経由で行われます。
先日、医院から送った歯型がたまたま関空を通関して空輸される直前に台風が通過したため、関空に足止めされたままになってしまいました。こんなところで、台風の影響が医院にもでてしまいました。患者さんにはご迷惑をおかけして申し訳ないのですが、こればっかりはどうすることもできません。
このところ、台風の勢力が強くなったので以前では考えられない影響がたくさん起こるようになりました。これからは何が起こるかわからないのことを心がけないといけませんね。

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2018年9月14日

飛田歯科図書館 vol.33

医院の待合室に置かせていただいている本を紹介しております。
解説はあくまで私の偏見ですのでお許しください。
こびと1.jpg こびと.png
           
「こびとの住む町1,2」
私は待合室に置く本をアマゾンの書籍欄を見て探すことも良くあります。「こびとの住む町2」は「なにこれ?」という感じでたまたま眼に止まりました。さっそく購入してみたところ、なかなか面白いのでその「1」も購入しました。表紙の写真のように、街角にある、もしくは街角の転がっている、物や状況に少し手を加えて人や物の小さなフィギアがと共に写されています。左のページが人の目線の風景、右のページがその風景の一部にある「こびと」目線の風景です。左の風景のどこ?と探さないと見つからない「こびと」の世界もある点も楽しめます。そのうえ、思わず笑える、そう使ったか~、風刺、などなど感心させられる発想もあり楽しく見ることができます。私の世代では映画「ミクロキッズ」を思い出すような画像なのでパラパラと気軽に見ることができますのでぜひご覧ください。

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2018年9月10日

Japan Invisalign Forum 2018

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週末は東京でのインビザラインのフォーラムに参加してきました。
今回のメインテーマは乳歯と永久歯が混在している児童にまで、インビザライン矯正の適応が広がったことに関する報告でした。イタリアからお越しの先生、三重、京都で開業されている3名の先生から、その活用方法と可能性に関する内容でした。私が歯科医になってからではありますが短期間でここまで適応範囲が急速に拡大した治療方法はインビザライン以外に知りません。また、導入する歯科医も急激していることから今後も増え続けることからも、良い治療方法だと認められた結果だと思います。私がインビザラインの研究を始めた2012年頃には考えられない状況になっています。
今回の講演で私が勉強になったのが、10年以上前からインビザライン矯正を取り組まれて講演を何度も伺っている先生からのお話でした。その内容は思うようにできなく苦労した症例を踏まえての注意点と装置が改善された点のお話でした。私も上手くいかなかった症例を公の場所で出すことが、どれだけ大変なことなのかを理解しているので、この先生方は人としても尊敬してしまいます。
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余談ですが、今回の講演は虎ノ門ヒルズでした。私は卒後すぐに歩いても近い隣駅の歯科医院に勤務していたので知らない場所ではないのですが、○十年前のことなので違う町に来たようでした。

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2018年9月 6日

治療後のアンケート

治療前と比べて、治療後はどのようなことが変わりましたか。

顎の痛みがなくなり、よく咬めるようになった。

飛田歯科医院で治療を受けて良かったことは何ですか

治療について細かく説明して下さりとても分かりやすかった。
咬み合わせの調整など、ていねいで"職人技"だと思いました。
衛生士の方々の対応も、とても親切でした。

その他に治療を受けられた感想がありますか

予約時間、所要時間がとても正確でした。

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2018年9月 4日

咬み合せの歴史  その18

少し専門的な解説です。
図11.jpg

PMS、Dawson その⑤
1931年Pankeyにとって重要な意味を持つ3つことがあった年だと回想しています。

1つ目が、ノース ウエスタン大学にて口腔診査、診断、診療計画について学びました。それと同時に応用心理学も学び、歯科診療哲学を公式化する概念と原理の開発に導いてくれる結果になります。同時に歯科医師の生活を取り巻く心理的な問題解決の糸口ともなり、これがPankeyの歯科診療哲学の原点となります。

2つ目はSchuylerの論文1926年と出会いです。
Pankeyはアメリカ歯科医師会の図書館に咬合に関する資料なら何でもよいから送ってくれるように依頼したところ、その返書はペラペラの薄いSchuyler論文でした。Pankeyは当時のことを「この論文を私が理解できた範囲はごく僅かで、まるで外国文献のようで、何が書かれているのかその内容を把握することができなかった。しかし、重要なことを含んでいるように感じられて仕方がなかった。」と回想しています。これがPankeyとSchuylerの出会いでした。

3つ目がPankeyの所属するマイアミ スタディ グラブにミネアポリスのフレデリック メイヤーが訪れ、総義歯の機能的咬合を"Chew-in" テクニックで完成する五日間の総義歯コースを受講できたことです。この考えを基に可撤式局部床義歯や,咬合高径が不安定な総義歯に応用したところ、非常に良い治療結果が得られることを確認し、この治療法を研究するようになりました。

PankeyはMeyerのChew-in"テクニックとSchuylerの顆頭誘導は第二義的なものと考え前歯が下顎を主導的に誘導する考えを基にクラウンブッリジにも応用するテクニックを考案します。これがFGPテクニックの原点となります。 
また、Meyerの「現在使用している咬合器を全部捨てさり、平線咬合器に戻ろう。そうすれば、私たちは今まで咬合器を使ってできた咬合より、良い咬合が得られるであろう」
「自由自在に手指を操り、難しい器械操作技術を必要としない完全機能咬合として、人間の顎口腔系を咬合器して扱う」という考えに同意しています。
1930年頃のナソロジーはより正確な下顎運動の計測のために、下顎運動の回転軸の中心を計測し咬合器上で正確に下顎運動を再現するためにフェイスボウが開発し、ハノウキノスコープで再現しようとしていた時でのですので、その考えとは全く異なります。

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飛田歯科医院
院長 飛田晴康

飛田歯科医院 院長 飛田晴康

医院サイト:
http://www.tobitadc.jp/

こんにちは。飛田歯科医院の三代目院長・飛田晴康です。
当院は、大正13年、祖父が開院して以来80年以上にわたり、地域の皆さんの歯の健康を守り続けてきました。平成17年、二代目の父の後を受け、三代目院長として私がその後を引き継ぎました。
ご年配の患者さんの中には、父の時代から通ってきてくださる方もあり、折に触れて父と思い出を話してくださいます。
そんな話を聞いていると、父、そして祖父は患者さんにとって重要な存在であり、信頼されていたのだということがひしひしと伝わってきて、改めて「歯のホームドクター」としての責任を強く感じています。

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