治療中の痛みを和らげる

ムシ歯治療の一番の不安は歯を削る時の痛みです。歯を削る時、痛くなる可能性がある場合は、麻酔をかけて治療をします。針を刺したり、薬を入れる時の痛みや違和感は、表面麻酔電動麻酔器カートリッジウォーマーを使用して緩和します。

表面麻酔表面麻酔
麻酔注射をする前に使用する塗り薬タイプの麻酔薬で、針を刺す部位の粘膜に直接塗布して使用します。薬を塗ってからしばらく待つと、周辺が痺れてきて感覚がなくなります。しっかり効かせてから麻酔をかけると、針を刺した時の「チクっ」とした痛みがほとんど感じなくなります。

電動麻酔器電動麻酔器
電動麻酔器は、注入時の速度や圧力を自動制御する注射器です。麻酔注射をする時の痛みの原因の一つに、薬を抽入する時の速度や圧力があります。電動麻酔器を使うと速度と圧力を一定に保てるので、痛みや違和感の少ない麻酔が可能です。

超極細の針を使用超極細の針を使用
太い麻酔針を使用すると、針を刺した時の痛みが強くなります。超極細の3G(0.26㎜)の針を使用することで、痛みを少なくしています。通常は30Gの針を使用するので、どれだけ細いかがお分かりいただけるでしょう。

カートリッジウォーマーカートリッジウォーマー
麻酔液を温める装置です。冷たい麻酔液を使うと、注入時の痛みや違和感が大きくなります。カートリッジウォージャーで体温に近い温度に温めておくと、注入時の違和感を少なくすることができます。

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