【1】精密検査の徹底
治療を始める前に、お口の中を詳しく調べます。主訴だけを考えていると、歯と歯の間、詰め物や被せ物の隙間、根の先の状態など、目には見えない部分のムシ歯を見落としてしまいます。治療を始める前にレントゲンや検査をして、詰め物や冠の状態、歯髄(歯の神経)の状態をきちんと確認し、歯を悪くしている原因や、お口全体に与えている問題点を探ります。その上で、お口全体の状態を改善する、適切な治療法を検討します。
【2】カウンセリングの徹底
治療患者さんご自身にも、お口の中の問題点や歯を悪くした原因を知っていただくことが大切です。カウンセリングでは、検査結果を踏まえながら、お口の中の現状や、今後予測できること、必要な治療を分かりやすく説明します。また、治療へのご要望や悩み、疑問などを伺いながら不安を解消。治療法のメリット・デメリットを説明して患者さんと相談しながら、納得のできる治療をご提案いたします。
【3】メインテナンスで管理
歯と詰め物や被せ物の境目は、汚れがたまりやすい部分です。歯みがきだけでは汚れを落としにくく、ムシ歯の再発リスクも高まります。歯を長持ちさせるために、治療後の定期検診やレントゲン検査、メインテナンスで患者さんのお口の健康を管理します。定期検診を受けることで、目には見えない部分のムシ歯や異変の発見ができ、早期治療にもつながります。小さいうちに治すことで、歯に与えるダメージも少なくなります。大切な歯を長持ちさせるためにも、当院では、定期メインテナンスを重視した、ムシ歯治療に取り組んでいます。