歯周病治療を終えたからといって安心していると再発する恐れがあります。最近の研究によると、免疫力が低下すると歯周病に影響を与えることが分かってきました。糖尿病などの全身疾患や過度な喫煙、ストレスは、免疫力を低下させて歯周病も悪化させます。お口の中だけでなく、全身の健康管理にも気をつけましょう。
歯周病と喫煙の関係
喫煙は歯肉の血液循環を悪くし、歯周病に対する抵抗力を低下させます。また、喫煙習慣があると、歯周病の治療をしても治りが悪くなり、治療効果が低くなります。
歯周病と全身疾患の関係
歯周病は、歯周ポケット内部での細菌と免疫力との戦いです。免疫力を低下させる全身疾患や、唾液の分泌量が低下すると、歯周病の進行を早める要因になります。特に糖尿病は免疫力の低下と唾液の量を減少させますので、糖尿病がある方は、注意が必要です。