ムシ歯にさせない5つの指導

当院の小児歯科は、お子さまのムシ歯をなくす予防に力を入れた指導を行なっています。ムシ歯を作る糖分のコントロールや、歯みがき指導など、5つの指導で、ムシ歯のないお子さまを育成します。

【1】食生活の管理小児歯科
ムシ歯予防の最も有効な方法は、食生活の管理です。その中でも特に糖分摂取のコントロールは重要です。甘いお菓子やジュースには砂糖がいっぱい含まれていますので、おやつには糖分の含まない物を与えるようにしましょう。

【2】フッ素の利用小児歯科
フッ素はムシ歯予防の効果が高く、特に歯質の軟らかいお子さまには有効な方法です。フッ素には歯医者さんで使用する高濃度のフッ素と、市販の歯みがき剤に配合されている低濃度のフッ素があります。両方を組み合わせて使うと、より効果予防が期待できます。

【3】歯みがき習慣小児歯科
歯みがき習慣は、ムシ歯予防の第一歩です。しかし、大人には理解できても、まだ幼いお子さまには、その大切さが分りませんし、最初から上手に磨くこともできません。無理に歯みがき習慣を身につけさせようとすると嫌がってしまいます。最初は遊び道具感覚でも構いません。楽しみながら使い方を身につけさせてあげましょう。

【4】仕上げ磨き小児歯科
お子さまが、がんばって歯を磨いても、どうしても磨き残しが出てしまいます。歯みがきの最後は、保護者が仕上げみがきをしてあげましょう。この時、心に止めておくことは、お子さまが一人でできるようになるまで、「サポート」してあげる、という認識です。上手に磨ける方法を少しずつ教えていきながら、仕上げみがきをしてください。

【5】周囲の協力を得る小児歯科
ご両親が一生懸命がんばっても、近所の方やおじいさん、おばあさんが、お子さまに甘い物を与えてしまうこともあります。糖分コントロールしていることを説明して、周囲の人の協力を得ておくといいでしょう。

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