インビザラインは矯正治療中であってもサッカー、柔道、空手、ラグビーなどのコンタクトが強い運動が可能ですし、多くの楽器の演奏も可能です。
従来の矯正装置のように歯に装置やワイヤーが装着されるのではなく、一部の歯に小さな白い突起しか取り付けられません。そのため、コンタクトが強い運動において矯正装置で口腔粘膜を傷つけることは少なく、マウスピースを装着したままでの運動も可能です。また、通常のスポーツ用のマウスピースのように歯を守る能力はありませんが、アライナーが歯を覆うことで、ある程度の歯の保護にはなります。
マウスピースを外せばほぼ元の状態になりますが、口を使う楽器の演奏では歯が移動することによる影響があります。必要に応じてアライナーを外しての演奏も可能ですが、装着時間が短くなる場合は交換時期を長めにする必要がありますので、これらのことを相談され理解された上で矯正治療の時期や矯正治療の方法を選択されることをおススメします。