インビザラインは、一般的に装置が目立たず取り外しができる点を強調されます。しかしながら私のような顎関節、咬み合わせ、修復治療を主としている臨床家にとっては、インビザライン矯正の方が有利な点が多いのです。
1)常に進化し続けています
従来矯正治療では個々の先生の実験や経験によって改善されてきましたが、インビザライン矯正は世界中から送られてくる莫大なデジタルデータから、その成功例と失敗例をAIが分析し、より良い治療方法を考え改善され、進化し続けています。
2)歯と顎関節への負担が少ない
歯を動かす時に最も効率よく移動させ、治療中に上下の歯を接触させないように進めていくので、歯への負担が軽減されます。また、矯正装置がマウスピースなので顎関節への負担も軽減されます。
3)治療のシミュレーションが可能なので様々な治療方法の選択と情報の共有が可能
治療過程と治療完了時の歯並びや歯並び、歯を抜くなどの治療方法による違いを事前に画像で比較しながら確認することが可能です。また、データの共有が可能なので治療計画を他の先生が確認することも可能です。当院では、アジア地区のトップドクターで、長年インビザラインの研究に携わっている先生と連携して当院独自の診断システムを確立し、正確な診断を行っています。
4)理想的な咬み合わせが可能
歯並びだけではなく上下の歯の咬み合わせの状態まで事前にシミュレーション可能なので、個々の状態(歯の大きさ、形、修復など)に適応した咬み合わせに対応することが可能です。