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インビザライン矯正歯科治療
インビザラインとは? その7
IPR(Interproximal Reduction)
この器具はインビザラインの治療と時にIPRといわれる歯と歯の間を削るためと削る量を計測するものです。インビザラインでは0.1mm 単位で0.2mm~0.5mmの削る量が決定されます。インビザラインと従来の矯正の違いは、歯と歯の間を積極的に削ることです。
従来の矯正治療は便宜抜歯といわれる一部の歯を抜いて歯を並べるための隙間を確保していました。インビザラインも症例に応じて便宜抜歯を行うこともあるのですが、歯と歯の間を削ることで歯を並べるための隙間を確保する方法をとることが多いのです。
また、この方法を積極的にできるようになったのは、歯を3Dで正確にコンピューターに取り込み精密なコンピューターシミュレーションによって術後の予測が可能になったからです。しかも、最も効率よく歯を動かすために高度なシミュレーションを行い、治療開始から何週間目に、歯のどの部位を何ミリ削れば良いかがわかることです。
この結果、便宜抜歯した治療方法と、IPRを主にした治療方法での治療期間と治療結果を術前に比較した上で治療方法を選択することができることは、従来の矯正治療では行えなかった方法です。
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