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インビザライン矯正歯科治療
インビザラインとは? その10
全てのアライナーが送られてきます。
全てのアライナーが送られてきます。
インビザライン矯正はコスタリカ(南米)のOperation Centerとのやり取りで治療計画が決まると、メキシコの工場で作成されアメリカへ輸送された後に日本まで送られてきます。それは治療完了までの全てのアライナー(マウスピース型の矯正装置)で、1ステージ(2週間)ごとの上下のマウスピースが連なってパッキングされています。それぞれのパックには患者名、担当医、治療完了時までのステージ数と、そのパッケージのステージの数が記載されています。それだけではなく、それぞれのマウスピースにも症例番号とステージ数が記載されています。しっかりパッケージされているのでアライナーが散乱することは無いとは思いますが、個々のアライナーを見れば判別可能になっているのです。
インビザラインは2週間おきにアライナーを交換するので基本的には使用後のアライナーを再び装着することはありません。念のために紛失や壊れることがあるので1つ前のアライナーだけは保存してもらうようにお願いしています。
但し、もう1点のトラブルがたまにあります。
巨大工場で作成されるためなのか、機械的な問題なのか製品ミスがたまに発生します。つまりアライナーの一部に問題があるために使えない場合があります。このような場合には再製するのですが地球の裏側のいろいろな所を経由してから送られてくるので7~14日位はかかってしまいます。対処方法としてアライナーが届いた時に全てを確認すればよいのかもしれませんが、しっかりパッキングされているので使う前に開封した方が衛生的です。また、アライン・テクノロジー社からは問題が出る確率はかなり低いと説明されていますのでこの点は仕方ないと考えています。(ちなみに私は1症例経験しています)
ただ、10周年記念講演で日本を含めたアジア地域で増えてきたのでアジアにも工場を建設する予定で早くなりますと話されていますたが、いつになることやら、、、
医院サイトはこちらhttps://www.tobitadc.jp/