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予防歯科歯ブラシ・歯間ブラシ・フロス
歯と歯の間の歯磨きは大切です その1
フロス、歯間ブラシとは
フロスや歯間ブラシを使う目的は、歯ブラシだけでは歯と歯の間に付着した歯垢(ムシ歯と歯周病の原因である細菌の塊)を取り除くことはできないからです。その結果、歯垢が歯と歯の間に残ったままになるため、「毎日しっかり歯を磨いているのに、虫歯になった」という結果になるのです。そこで、歯と歯の間の歯垢を清掃するためのフロスや歯間ブラシを使うことが大切なのです。
では、フロスと歯間ブラシどちらを使えばいいの?
若い方や歯周病がない健康な歯ぐきの場合は歯と歯の隙間はほとんどありません。 ところが、歯周病が進行して歯を支える骨を失ってくると歯ぐきが退縮(下がってきて)して、歯と歯の間に隙間がでてきます。また健康な歯ぐきであっても中年を過ぎると歯ぐきが退縮することもあります。このように歯の間に隙間がある方には歯間ブラシが向いています。また、ブリッジやインプラントの方も歯間ブラシが向いている場合が多いです。
基本的には歯と歯の間の隙間が狭い方はフロス、隙間が広い方は歯間ブラシですが、どちらが向いているかは、歯科医院で確認されることをおススメします。