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予防歯科定期健診
定期検診の目的 その3
問題を見逃さないために
歯を長く使うためには2~3年毎にお口全体の精密検査を行うことが大切です。初期のムシ歯や歯の内部の状態、埋まっている歯や親知らず、歯周病ポケット、歯ぐきの退縮と歯槽骨(歯を支えている骨)の状態、歯髄(歯の神経)と根の先の状態など、外部からでは見えない問題や病気は、精密な検査とレントゲン写真を撮らなければわかりません。
また、以前の精密検査時の写真や資料と比較することで、年齢による変化なのか、病気による変化なのか、治療を行ったほうが良いのか、このまま経過を診てよいかなどなど、を診断することができます。つまり長年の経過を記録に残すことでその傾向と変化が見えてくるのです。
蓄積された資料によって可能な限り歯を長く使うための診断と最小限で最も効率の良い治療方法を模索することができるのです。