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予防歯科子供の予防
子供のためにできること その18
3歳までに出来ることVol.4
(母乳とムシ歯から引用)
歯磨きの習慣と技術
歯を磨くという習慣は、お口の健康を守っていくために生涯必要な大切な習慣です。しかし、小さな子供にとって、歯磨きの大切さは理解できません。そこで、子供にとって楽しい遊び道具の一つ、もしくは嫌いではなく毎日使う道具と感じてもらうことが重要です。
<歯磨きの習慣をつける>
まずは、歯ブラシに慣れることです。生後数ヶ月~半年位は、何でも口に入れるようになる時期です。この時から歯ブラシで遊ばせると良いでしょう。3歳位までは磨けていることよりも、磨く習慣と本人が磨くという意思を大切にしてください。また、お父さんやお母さんと一緒に楽しく歯磨きをするのもいいでしょう。上手にできたらほめてあげてください。習慣は短期間で身に付くものではありません、毎日毎日繰り返すことによって出来るのです。でも、少しくらい出来なくても、あせることはありません。生涯必要な習慣ですから、長い目で気長に考えてください。
<歯磨きの技術を学ぶ>
最初から正確に磨くことは出来ません。最初は、歯ブラシをお口の中に入れるだけで十分です。少し大きくなったら、歯ブラシを動かすことを教えてあげてください。歯を磨くことが理解できるようになったら、何処を磨いているのかを意識して磨けるように少しずつ教えてあげま しょう。時間をかけて、ゆっくりゆっくり、気長に教えてあげてください。
例)①咬んだ状態で左右の奥歯と前歯 ②開けた状態で上下左右の奥歯 ③歯の上に歯ブラシを当てて動かすこと、少しずつ少しずつ出来るようになれば良いのです。
できたときには必ずほめてください。できなくても頑張ったねとほめてあげてください。