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歯周病とは  その4

歯周病を発見するには
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精密な検査を行いその検査結果を総合的に診断することで現状を知ることができます。歯周病はお口全体が同じように進行しているわけではなく、お口の中の一部で進行する場合がほとんどですし、歯の周囲の一部だけ進行する場合もあります。また、歯ぐきの中で起こっている病気なので、お口全体を総合的に検査する必要があります。
・ポケット診査
歯周ポケットの深さを測るために、プローブというメモリが付いた細い棒状の器具を使います。健康な歯周ポケットは1~3mmですので、4mm以上は注意が必要です。1本の歯に対して6箇所ずつ(28本の歯では162箇所)計測することが理想です。
・出血、排膿
歯周ポケット診査して出血や排膿した部分を記録します。歯周ポケットが3mm以下でも出血部位は注意が必要です。ただし、歯ぐきからの出血をゼロにする必要はありませんが、歯周病の進行を抑制するための目標としては出血率(出血点数/計測数)が10%が理想と考えられます。
・レントゲン診査
レントゲン撮影を行うことによって歯槽骨(歯を支える骨)の状態を知ることができます。レントゲン写真は2次元ですがポケット診査と組み合わせることにより3次元的な診断を行うことができます。最近ではCT検査も行われるようになり、進行した歯周病の場合には有効に活用できる場合もあります。
・咬み合わせの診査
歯周病は咬み合わせや歯並びが悪いことによって、悪化する場合があります。歯に無理な力が加わりやすいところは歯周病が進行しやすくなります。