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予防歯科子供の予防
子供のためにできること その20
周囲の協力を得ること
「虫歯のないきれいな歯に育って欲しいので、3歳までは甘い物を与えないようにする」と祖父祖母、周囲の親族、親しい人に宣言することです。
時には、「こんなに美味しい物を知らないのは不幸だ」 「糖分をとらないと脳の発育が悪くなる」などと言われることもあると思います。しかし、そんな理屈はありません。また、ご近所やお友達の家へ遊びに行ったときにお菓子を出されたら「歯医者さんに言われたの」「主人に言われて食べさせられないの」などと、他の人の責任にすると良いでしょう。
お菓子をもらった場合には「ありがとうございます」と受け取っておいて、子供には「お母さんが預かっておくからね」と言って持たせないようにすることです。ほとんどの家庭では子供がいたらお菓子、喉が乾けばジュースという固定観念があります。その気持ちは感謝して受け取ったうえで、食べささないようにすることです。
最後に3歳を過ぎれば色々なことが理解できるようになります。そのため、制限することが少しずつ難しくなってきます。親の管理下で実行できる3歳まで挑戦してみませんか。努力しただけの結果は必ずあります。後悔することなど一つもありません。信じることです。