ブログ
保険外診療審美歯科歯科治療
保険外診療の価値 その13
審美歯科vol.4
ジルコニアのブロックから削りだされた状態です
新たな材料のジルコニア①
金属焼付けポーセレンの金属部分を他の材料に換えるための研究は、長年に渡って行われてきました。その条件は歯にぴったりと適合することと陶材と接着することです。その上、薄くて強度的にも問題なく歯と同じ色もしくは白い色の材料であることです。当初は硬い陶材が開発されていましたが、強度に限界があるため、ブリッジなどの多くの歯を一体に修復する材料としては適応しませんでした。そこに近年登場したのがジルコニアです。
ジルコニアは 、ジルコニウムの酸化物で、耐熱性セラミックス材料として利用されている。また、透明でダイヤモンドに近い高い屈折率を有することから模造ダイヤとして用いられています。このジルコニアを加工する技術が進歩したため金属焼付けポーセレンの金属部分に使うことが可能になりました。ジルコニアは白色で光の透過性があるため見た目が大変美しく自然な歯が作成できます。また、生体親和性も良く硬くて軽い点も金属より優れています。