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予防歯科子供の予防
子供のためにできること その24
3歳から6歳までに出来ること Vol.3
フッ素を積極的に利用する
糖分の摂取量が増えるわりには、歯磨きが完全にはできない時期です。しかし、フッ素を積極的に利用することが可能になる時期です。安全で虫歯予防に有効なフッ素で、この時期を乗り切りましょう。
☆低濃度のフッ素
1日1回、寝る前に低濃度のフッ素(250~500ppm)で、「ぶくぶくうがい」をすることを毎日の寝る前の習慣にして下さい。フッ素はできるだけ長時間お口の中に滞留させておくことによって虫歯予防効果が高くなりますので、夜間の睡眠時が有効なのです。歯磨きや仕上げ磨きが出来ない時は、せめて「ぶくぶくうがい」だけして頑張ってみてください
☆高濃度のフッ素
歯科医院で5分程度かかる方法です。少し気持ち悪くて我慢しなくてはいけませんが、歯の表面を固くして虫歯になりにくくします。半年から1年毎に行えばかなり有効です。
特に、永久歯が生え始める時期は積極的に行うのが良いでしょう。なぜならば、生え始めの歯は弱いので虫歯になりやすい状態のうえ、フッ素がしみこみやすいのでフッ素が良く効く時期だからです。