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歯科治療歯科治療が苦手な方へ
歯科治療が苦手な方へ その7
(家庭の歯学から引用)
歯髄(歯の神経)に関しする基礎知識
歯の中心部には歯髄(歯の神経)と呼ばれる組織があります。歯髄は血管やリンパ管神経線維などからできており、歯の根の先から歯に栄養を送る大切な役目もしています。そのため可能な限り保存した方が良い組織です。なぜならば、歯髄を失った歯は強度と免疫力が低下するため、歯を長持ちさせるための条件が悪くなるからです。
木に例えると、生きている木はしなやかで強風に耐えるのですが、死んだ木はもろく小さな力でも折れてしまいます。歯も同様で歯髄を失った歯は割れやすいのです。
大きなムシ歯や強い痛みの場合には残念ながら歯の神経をとることがありますが、歯にとっては大きな損失です。ですから、ムシ歯はできるだけ早期に発見することが大切なのです。