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■飛田歯科図書館
飛田歯科図書館 vol.23
医院の待合室に置かせていただいている本を紹介しております。
解説はあくまで私の偏見ですのでお許しください。
いろは判じ絵
江戸時代に庶民で流行した「絵を使ったクイズ」です。
描かれている絵や文字から、地名、人名、食べ物、動植物、道具から遊びまでの名前を当てるというクイズです。もちろん描かれている絵や文字は答えと全く関連性が無く、日本語の同音異義語が多いことを活かしたクイズです。
絵の中に文字が描かれていたり、絵の一部が変わっていたりなど、描かれている様式はざまざまで、それらから答えを推察するのです。江戸時代は推察することを「判じる」と言うようです。ただ、江戸時代特有の表現、道具、言葉があるので答えを見ても解からないものもありますが、中には、なるほど、 そうきたか、 なんじゃそれ、などと思わず声に出てしまうほど楽しめる本ですので、暇つぶしにご覧ください。