ブログ
歯周病歯科治療
歯周病とは その16
歯周病治療のすすめ方 vol.6
修復処置
歯周病治療後の修復処置の注意点
歯周病の治療が完了し、歯周組織が安定した状態を確認した上で、かぶせなどの修復処置を行います。歯を支えている骨の状態を考慮に入れた咬み合わせの力の配分や掃除しやすい形にするなど、長期安定することを考えた修復処置が必要となります。
修復治療で最も大切なことは、歯周病菌や歯石が付きにくく歯磨きがしやすい冠や詰め物であることが大切です。
そのためには、
①歯周病菌や歯石が付きにくい材質を選択すること
②冠や詰め物が歯にピッタリ適合していること(隙間が無い)
③歯と歯の間の隙間の広さができるだけ同じであること(同じサイズの歯間ブラシが使える)
④咬みあわせの負担がかかりにくいこと(歯を支える骨が少なくなっているので負担が少ないこと)
このようなことを考えて修復処置をすることが、歯周病の歯を長く使うためには必要です。