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インビザライン矯正歯科治療
インビザラインとは? その28
またもや進化
7月からバージョンアップの知らせと共に矯正の治療計画をシュミレーションするクリンチェックが変更されました。初期はオンライン上で歯の動き方や最終位置を見ながら修正点を文章で指示することが基本でしたが、より高度な修正が可能な専用ソフトをダウンロードした上でデータを読み込む方法が加わりました。このことによってより多くの情報が得られると共に複雑な指示が可能になりました。ただし、データが重いのでソフトを立ち上げるまでの時間がかかりすぎるため、簡単な確認の時にはオンライン上で、複雑な修正を行いたい時には専用ソフトで修正していました。
そして今回はオンライン上のクリンチェックでの情報量がバージョンアップしたのでより確認し易くなりました。特に歯牙移動表といわれる個々の歯がどのように移動するのかを数値で分析し表は実に便利です。前方、後方、右側、左側へ何ミリ動かすことになるのか?その時何度傾斜させるのか?何度回転させるのか?など3次元で歯の移動状態を数値で把握することができます。その上、歯の根の移動まで数値で表されます。(歯の根は標準的な形態と長さですが)この表を見ながら分析できるのでより正確なシミュレーションを行うことが可能です。
このように、短期間でバージョンアップされるのは良いのですが、使いこなすの難しい点です。