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歯周病歯科治療
歯周病とは その17
歯周病治療のすすめ方 vol.7
定期健診 その1
術後検査、カウンセリング
お口全体の検査を行い治療結果の評価を行います。
歯周病は治療が完了したから終わりではありません。治療後の状態を長く維持するための管理が必要なのです。歯周病は歯槽骨(歯を支える骨)を失う病気で治療によって元に戻ることはありません。歯周病の進行を抑制し続けることによって治療後の状態を維持し、少しでも長く歯を使えることになるのです。
そのために行うのが術後検査です。治療後の状態を把握することで、歯槽骨が少ない部分、管理しにくい部分などを確認することができます。歯周病予防するためには現状を把握して日々のお口の管理を行うことが最も大切です。そのために検査資料を基に個々に適した管理計画を提案し理解していただく必要があるのです。また、数年おきに検査することで術後の資料と比較することで変化を確認することができます。
歯周病は管理することで再発を予防できる病気であることを理解し、歯を長く使うために定期的な管理を行うことが大切です。