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■勉強会
大阪デンタルリサーチグループ
2月例会
先週末は新大阪で恒例の例会でした。
今回は歯科におけるデジタル化に関して京都で開業されている先生が現在取り組まれている技工部門の現状を発表されました。ここ数年で歯科業界もデジタル化の波が押し寄せてきています。一つ目がインビザライン矯正で歯をデジタルで取り込み個々の歯をコンピューター上で動かし、そのデータからマウスピースを作成する方法です。2つ目がインプラントの埋入時(骨に埋め込む時)にCT画像からコンピューター上で埋め込むインプラントの種類と幅長さ位置、方向を決定し、その情報からドリルのガイドを作成することで、コンピューター上と同じように埋入することが出来るようになりました。3つ目が今回発表された歯を作る技工部門でのデジタル化です。以前からあったのですが従来の方法と同等精度が可能になったことで取り入れられるようになりました。よい点悪い点を分析しながら今後の活用方法を模索していくことになりそうです。
デジタル化によって、職人のように手を動かす仕事からパソコンの前で画面を見ながら考える時間が長くなったため、仕事の仕方が大きく変わりました。時代の流れですよね。