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■飛田歯科図書館
飛田歯科図書館 vol.39
医院の待合室に置かせていただいている本を紹介しております。
解説はあくまで私の偏見ですのでお許しください。
「だまし絵」は端から端まで何度の見返しながら理解しようとしますので、考えさせられる絵なのでしょうか。考えた末に「あっ!そうか」と自分なりに納得できた時には達成感のようなものを感じるので文科系なのに理数系の解読のように思えてしまいます。
子供向けの福音館書店から発売されている「ふしぎなえ」は3才~小学校初等向きのようですが、大人も楽しめる絵が多いです。だまし画で有名な「エッシャー」の本には解説もあるので理解しながら見ることができます。「VISUAL DECEPTION」は2009年に東京、名古屋、神戸で開催された「だまし絵」の展覧会の作品集なので多岐にわたりますが、表紙を開けたところに最初の作品は様々な植物を組み合わせた横顔なので、何が使われているかを考えさせられる絵です。
だまし絵と一緒にすると、専門家から怒られるかもしれませんが、あくまで私の感覚では「サルヴァドール・ダリ」も近しい存在です。なぜ?と聞かれると、理解しようとするからです。彼の作品集は歴史をたどりながら作品の変化を見ることができます。