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大阪デンタルリサーチグループ

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7月例会
先週末は新大阪で恒例の月例会で、今回は私の発表で私が使用してきたインプラントガイドの歴史を発表しました。インプラントの歴史を振り返れば、北欧の研究者がチタンは骨の中で安定することを発表されてから、1980年代に確実で長持ちする治療として国内にも導入されはじめました。しかしながら現在よりかなり高価で高度な技術が必要だったのでなかなか普及しませんでした。1990年代になると同じ形式のインプラントが少しずつ広まり、2000年代になると術前のCT撮影も可能になり、多くのインプラントメーカーが研究開発するようになり徐々に広まりました。2010年代になるとCT機材も開発され術前の撮影が常識となり、以前のCTの画像では何とか見える程度の2次元の画像が、コンピューター上で埋め込む位置、角度、長さ、太さをシミュレーションできるようになりなりました。しかも、デジタル技術の進化によって、シミュレーション画像と歯の模型を融合することで、従来であれば長年の経験と高い技術を要する精度が高い手術が、容易に短時間で行なうことができます。このことは患者さんへの負担が減るだけではなく、より成功率の高い長く安定するインプラント治療が提供できるように進化したのです。
このように、この30年間のインプラントの技術革新によって、インプラントガイドも変わってきたことを発表しました。