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■勉強会
神戸臨床歯科研究会
8月例会
木曜日は恒例の神戸の勉強会で、今回は年1回の私の症例発表の日でした。
岡山に帰ってきて父と診療をはじめてから25年が経過しました。さすがに長期経過症例が多くなってきたので昨年と同様に20年以上もお越しの患者さんがどのような経過をたどって現在まで至ったかについて発表しました。もともと父が診ていた患者さんを引き継ぐことになった方なのですが、当時は40代でしたが既に70代になられています。その間、様々な状況の中で問題の歯の治療を先送りすることになったため数本の歯を失うことにはなりましたが、数年前にお口全体の治療を行ってからは健康なお口を維持されています。
いつも美味しく食事をいただけています。歯のことで心配しなくなった。
このような感想を頂くと歯科医として良かったと感じるときです。
皆さんが食生活に困らない老後を過ごしていただけるように日々精進しようと改めて思えた症例でした。