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■飛田歯科図書館
飛田歯科図書館 vol.44
医院の待合室に置かせていただいている本を紹介しております。
解説はあくまで私の偏見ですのでお許しください。
なぜか頭からはなれない奇妙な絶景
いつもながらのナショナル・ジオグラフィックの写真集です。
きれいな風景は西オーストラリアにある青い海と白い海岸と緑の森の横にあるピンクのヒアリー湖は、その理由はいまだに解明されていないそうですが色の対比に目が引かれます。ボリビアの緑の湖と白い砂と茶色い山の風景も見事なコントラストですが、標高4300mm砒素を含む塩湖と世界一の悪路を通らないと行けない秘境との解説や、ヨセミテ公園の赤く光る滝もきれいですが年に3日ほどに数分しか見られないとの解説を読むと写真を見直してしまいます。最も見直したのがペールーの砂漠の中の緑のコブのようなものの解説です。標高3500m以上に生息して年に1mmしか成長しない高山植物だそうです。つまりそのコブは樹齢3000年だそうです。アメリカ、アリゾナのサンシティの風景は幾何学模様のように整備され、老人しか住めない7万人の町だそうです。どちらが良いとはいえませんがアメリカの豊かさと合理的な考えと日本の違いを考えさせられます。
確かに奇妙で頭からはなれない絶景ですのでぜひご覧ください。