
義歯でも咬めるようになります
総義歯の方(歯が全く無い)で「しっかり食べられる」といわれる方が多いことをご存知でしょうか。しっかりとした義歯を作成して、入れ歯での食べ方に慣れることによって、食事を十分に楽しめるくらいまで咬めるようになるのです。
比較をすれば歯やインプラントに比べれば咬めないものもあります。しかしながら、慣れてしまえば普通の食生活において満足できるくらいまで、咬めるようになるのです。
この義歯に慣れるということは、時間をかけて咬めるように義歯を修正することと、食べ方を習得していく必要があります。
つまり、義歯はリハビリテーションと同じで義歯を少しずつ修正することで徐々に咬みるようになるのです。

治療方法はしっかりと話し合って決めること
歯科技術の進歩によって多くの希望はかなえられます。しかしながら、どんな治療方法にも長所と短所があります。それらを十分に理解したうえで治療方法を決定する必要があります。一度行った治療は元には戻せません。治療前に疑問点がなくなるまで、しっかり話し合って決めることが大切です。
話し合うポイントは、治療期間、治療費用と共に他の治療方法ととこが違うのか、歯をどれだけ削るか、治療に伴う苦痛、治療後の問題点など、疑問に思ったことは何でも治療前に聞くことです。また、治療途中であっても思いついたことは納得するまで聞くことが大切です。
歯科医院へ行くのが楽しみな方
歯の治療は楽しみだという方はほとんどおられません。しかし、歯科医院に行くのが楽しみという方がおられます。
ちょっと変わった人でしょうか? いえいえ、そうではありません。治療が完了して健康なお口に回復された方が、健康な状態を維持するために1~6カ月おきにお口全体のチェックとクリーニングを受けに来られている方です。このときは、歯を削ることも、麻酔も、匂いがきつい薬品も使いません。お口の状態のチェックと日ごろの管理では取れない汚れを掃除するので、お口が気持ちよくなるので楽しみにされているようです。
また、定期的な検診によって問題を早期に発見することもできるので、歯を長く使える上、最小限の治療に抑制することが可能です。
歯科医院とこのような関係にもなれるのです。
医院の待合室に置かせていただいている本を紹介しております。
解説はあくまで私の偏見ですのでお許しください。
図鑑シリーズ その3
超絶景 宇宙写真

これはB5くらいの大きさなので気軽に見ることができる大きさです。(図鑑のように大きく重くないです)
1章のアメリカの宇宙開発の歴史、2章は太陽系の写真で、月と火星は地上(星上)の風景、その他の星の写真は絵のような幻想的な写真ばかりです。 3章はもっと遠くの星ですが、あまりの数の多さに1つずつの星の判別は不能で、星雲という言葉が最も適しています。様々な色彩に覆われた雲というより、絵画のような、水の中で化学反応を起こしたようにも見えます。4章は宇宙から見た地球の各地の風景です。山林や川はきれいだなと思うのですが、原始のような大地を見ると地球も惑星なのだと再認識させられます。
宇宙というテーマでまとめられた写真集です。しかも、NASAフォトベストセレクションと書かれているだけあって綺麗な写真ばかりです。
4月例会

いつものように梅田阪急の阪急文化サロンでの4月例会に出席しました。
大阪デンタルリサーチグループ(ODRG)は6月に総会が開催され次年度へ引き継がれます。つまり、7月から6月の1年間単位での運営となります。
その総会の恒例行事として講演会を行うのですが、今回は関東圏と銀座に7歯科医院と銀座にレストランを経営されている歯科医師のお話です。私と同じ歯科業界の方なのですが、人の能力はそれぞれであることを改めて痛感します。まあ、私は私の目指す道を歩みます。
クリンチェックプロの進化②


ちょっと、やりすぎ?
昨年からクリンチェックプロ(インビザライン矯正の診断に使うコンピューターソフト)がバージョンアップされました。使っている時に、何となく歯や歯ぐきが以前よりリアルになったとは感じていましたが、その理由がやっとわかりました。
何と光の反射までを表現しているのです。
上の左右を比較していただくとわかると思うのですが上の前歯の面と下の前の歯ぐきの光り方の違いがわかると思います。これは3Dで自由の動かせるのですが、動かすとともに歯の反射面が変化していきます。つまり一定方向から光が当たったことを前提に歯の面の角度によって、外部からの光を反射させている状態を表現しているのでリアルの見えるのです。
これに気が付いたときに、
思わず「何でやねん!!」と独り言。
どこまで進化するのやら、
3歳から6歳までに出来ることVol.5

<仕上げ磨き>
糖分の摂取量が増えてくるので仕上げ磨きが大切になります。まだまだ自分の力で磨けるようにはなりません。自分の力で磨けるようになるまでの間の補助としてしっかり行ってください。 注意点は、汚れを取ろうとして強くゴシゴシこすらないことが大切です。強い力よりも正確に汚れを取れるような歯ブラシの当て方と動かし方に注意するよう心がけてください。また、強い力は痛いので嫌がってしまう場合があります。
お手伝いする場所が徐々に少なくなるように歯磨きの方法を教えてあげながら仕上げ磨きをすることも大切です。なお、歯ブラシでは歯と歯の間は磨けません。乳歯は歯と歯の間から虫歯になりやすいので必ずフロスを使って下さい。大人がフロスを習うよりも子供のほうが早く上達することもあります。歯磨きとフロスはともに使い続けなければならない道具ですので、早めに習慣にされることをおススメします。
(クインテッセンスの家庭の歯学より引用)
歯石除去とルートプレーニング
歯周病菌が唾液の中のミネラルと結合して、硬くなったものを歯石といいます。この歯石が歯に付着していることで歯周病菌が付きやすくなりますし、石のように硬いので歯磨きだけでは取り除くことができません。
そこで、お口全体の徹底的な歯石除去と、歯の粗造面(ザラザラ)をきれいにしていくことで、細菌を付着しにくい状態にします。特に歯ぐきの中の歯の根の部分に付着した歯石は、歯科衛生がキュレットという器具を使い、歯ぐきと歯の根を傷つけないように、歯石除去と歯根面をきれいにすることをルートプレーニングといいます。
初期の歯周病であれば、この治療だけで歯ぐきの炎症は少なくなり、歯周ポケットも少なくなり健康な歯ぐきに戻ります。その後は、この状態を維持するために、日々のお口の管理と定期的な検診を続ければ維持できます。

歯の根が割れる
歯の根が割れる
靴、机、椅子、ペン、服、車、自転車などなど、どんな物でも無理な力が加われば壊れてしまいます。歯も同じで無理な力が加われば壊れてしまいます。特に歯髄(歯の神経)を失った歯は割れやすいのです。その理由として歯髄を失った歯は中心部にある歯髄とその周囲の歯質を除去するため歯が薄くなります。また、歯髄を失うと歯の栄養が絶たれるので歯の強度が低くなります。そのため、歯に無理な力が加わると歯の根にひびが入ったり割れたりします。
その結果、歯を失うことになります。

春の感じ方は人それぞれだとは思いますが、
私の場合、医院の玄関先で感じています。
医院の玄関の外の植木は寒くなる前の11月頃にビオラに植え替えます。この花は冬を越え春になると、花が鉢の中でどんどん盛り上がり満開になります。もう一つが玄関内の生け花です。あるお店にお願いしているのですが、この時期は桜の生け花になるので、この桜が満開になるのを見て春を感じています。
この2つのできごとを見て私は春の到来を感じています。